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第14話 強くなればいい


        〜〜〜3日後〜〜〜


ヤマタノオロチと戦い友が目の前で殺された光景が、フラッシュバックし犬塚は、部屋を出ず引きこもっていた。


あの場で、生き残ったのは半数にも満たなかったそうだ。 他の支社から来た者もそうだった。


引きこもっている間 観音寺 会長の桜木 石崎が来たが、すぐに帰ってもらった。


金ヶ崎の容態も分からない 


携帯の通知が来るがそれも見ない振りをしている

今日、ふと通知を見てしまったのだった


通知を知らせているのは、トークアプリの様だ


金ヶ崎の意識が、戻ったという知らせらしい


それでも動く気には、なれない


通知が来た数時間後ドアがノックされる


犬塚 ノックしないでくれ


観音寺 そういう訳にも行かない

 金ヶ崎から伝言だ。

  お前は、悪くないって


桜木 充は、いつも冷たいんだから

 それにお前じゃなくてちゃんと名前で読んであげなよ


観音寺 うるさい 伝われば良いんだよ


石崎 んまぁ! そんな言い方無いじゃないの!

 とにかく私達も、申し訳ないって感じてるから

いつかは、犬塚ちゃんも外へ出てくるのよ


3人は、賑やかそうに会話しながら去っていった


また2日経った頃 犬塚は、気づいた 自分が、誰より強くなればいいと


そして久しぶりに部屋を出たのだった。


目的は、奴らを1人で倒す事


本部を誰にも見つからずに抜け出し奴らを探す

 すると醜き者がいた まだ誰も来てないようだ


犬塚は、間を詰め醜き者のお腹に刃を突きたてて

力を込めて跳びお腹に刺さっている刀を一気に引き抜き 憎しみを込めて頭を斬る


そして醜き者は、光の粒子となって消えていく


それを晩までやりこっそり自室に戻る

 

そして1ヶ月経った日見た事もない敵が現れた


犬塚は、一目見ただけで、強いと感じ先遣隊が来るまで隠れ過ごす


奴の顔は、ライオンなのだが、身体とその後ろは、蛇だったり色々な動物が混じっている


先遣隊の浅原が、現れた 影から観察している

 そしてすぐに、離れていった


戦闘体勢を整え刀で、斬りかかる

 蛇が、こちらを見ると身体が動かなくなった


数十秒経った後動ける様になるとすぐさま蛇を斬り落とす。 だが、すぐに再生してしまう


犬塚は、蛇の視線を避け立て続けに斬り落としていく


その時だった! 身体突然痺れたのだ。

 前結界を知らずに破った時の感覚に近い


後ろへ下がり影に隠れ見る

 すると4人のエージェントが現れた


その中には、金ヶ崎と観音寺もいた。

 もう前線に復帰していたのだ


観音寺 妙だな もうすでに奴らがバテている


ここにいては、バレると思い退却し寮へと帰った。


数時間後ドアがノックされる


会長の声が聞こえてくる。


桜木 犬塚ちゃんご飯持ってきたよー

 ご飯食べたら会長室来てくれない?

  無理そうなら大丈夫だからー


声が遠ざかっていく。


いつもは、石崎だが今日は、会長らしい


扉を開け誰もいない事を確認しながらご飯を取り

部屋の中でご飯を食べる


意を決して今日は、会長室へ行こうと思った


あれから髪を切っていないので伸びていた だから

 すれ違いざま犬塚を見ても犬塚とは、分からない


だけど人目が気になるのでなるべく人気の無い道を行きB3へ降りて行く 


そうして会長室のドア前までやってきた

 ノックしようとしたら会長の声が聞こえてきた


桜木 犬塚ちゃんかな? 入っていいよー


犬塚は、ドアを開ける


高級そうな椅子に、会長は座っていた


桜木 やっと出てこれたんだね

 最初見た時は、女の子かと思ったよ いい匂いもしたし あ! 抱っこされるの嫌だったかな

 それと質問したいんだけどいい?


犬塚 質問ですか? いいですよ


桜木 最近ねぇ 先遣隊が到着する前に奴らが、倒されてたりするんだよねー

 何か知らない?


犬塚は、少し焦りそうになるが 知らない と答える


桜木 本当に知らないー? 


犬塚 本当に知らないです


桜木 ならいいんだけどね

 まあでも犬塚ちゃん部屋から出てないみたいだし  

当たり前かー 質問は、これだけかな 帰って大丈夫だよ


そうして自室へ戻ったのだった。


        〜〜〜翌日〜〜〜


犬塚は、今日もこっそり抜け出し奴らを探しに出る


1時間歩いたのちに昨日戦ったライオンらしきものが、またいた


特性は、なんとなく分かったので、先遣隊が来る前に倒そうと思った。


ライオンの後ろへ回り蛇を斬り落とす。

 そして間へと回り縦半分に斬ろうとしたその時


誰かの刀が、ライオンを横半分に斬ったのだ

 ライオンは、光の粒子となり消えていく


やっぱり犬塚ちゃんだったのかー と声が聞こえ振り返るなんと会長 桜木だった。


桜木 てか刀ボロボロじゃん 手入れしてもらいなよ

 

犬塚は、バレてしまったかという顔で、桜木を見る


桜木 まあ 大助かりなんだけどね

 でも無茶しすぎじゃない? 死ぬ気なの?


犬塚 僕は、強くなりたいんだ。だから無茶を承知でやってる その為なら死にかけてもいい


桜木 そうなんだ 別に止めはしないよ

 このまま また奴らを見つけて戦うのかい?

  1回本部に帰ろうよ 金ヶ崎ちゃんとか心配してるしさ


犬塚 邪魔されたし また奴らを見つけて戦いにいくよ


桜木 なら 私もついて行こっかなー

 しばらく視察に行けないしあそこにいてめたいくだからさ


犬塚 勝手についてくれればいいよ


桜木 あっ! 会長に対してその言い方はないんじゃない?


犬塚は、黙って歩き続ける

 奴らを見つけては、斬り落としそれを何回か繰り返した。 するともう夜になっていたのだ


桜木 いやー 今日は、犬塚ちゃんの刀の扱い方見れたし良かった 良かった なら本部に帰ろうか


そうして本部へ帰りそこで、別れようとした。


桜木 ちょっとー ここで別れようとしないでよ


犬塚は、なんで? と疑問に思い言う


桜木 寂しいじゃん 会長室まで来てよ


そして会長と一緒に歩く 

 すると突然会長は、お腹空いたなー 食堂行こうよと言い引っ張らなれながら食堂へと着く


桜木 犬塚ちゃんは、何食べる? 私はカレーだよ!


犬塚は、オムライス とぶっきらぼうに言う


誰にも見つかりませんようにと思いながらオムライスを食べる。


案の定見つかった 見つかった相手は、観音寺だ


観音寺 もしかして犬塚か? 髪が伸びていて一瞬気づかなかった 申し訳ない やっと出られたのだな

 それと、鈴木を守れなくてすまなかった


犬塚は、聞こえてない振りをする。


桜木 犬塚ちゃんもいろいろあるからねー

 そっとしといてあげてよ


観音寺は、驚いた表情で、会長!? と言う


桜木 驚いた? ご飯食べてきなよ


そうして食べ終わり会長室まで付き添ったその帰り道

金ヶ崎がいた。


犬塚は、隠れようとしたが遅かった

だけど僕だと思っていないのか通り過ぎようとしていたが、振り向き金ヶ崎が、日翠ちゃん!? と言ったのだ。


走ったが、追いつかれる

 ふと顔を見てしまった その顔は、涙でぐちょぐちょだった


金ヶ崎 やっと部屋から出てきたの‥‥‥?


犬塚 うん もういい?


金ヶ崎は、駄目!と言いハグをしてきた。

 どこにも行かせないとするかの様に


金ヶ崎 石崎さんのとこに行こう?


気迫を感じ嫌と言えず犬塚は、うん と言ってしまった


医療室に向かう間ずっと手を握られ医療室へと着いたのだった


扉をノックしすぐに開けられる


石崎 あら! 犬塚ちゃん外出られたのね!

 嬉しいわ


金ヶ崎 私も、嬉しい


犬塚は、少し照れる


石崎さんに、顔を見せ金ヶ崎と一緒に自室へ戻る

 その間も手を握られていた


金ヶ崎 ‥‥‥それじゃあお休み


金ヶ崎は、名残惜しそうにしながら自分の部屋へ戻って行った。


今日は、いろいろあり疲れすぐに寝たのだった。

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