第13話 死闘
私の名は‥‥‥7天魔衆が一匹 ヤマタノオロチ じゃ
覚えておけ!
八ッツ頭は、そう名乗る
すると横から塚本爺さんの声が、聞こえてきた
塚本爺さんは、愉快そうに笑いながら喋る
塚本爺さん これは、きつそうじゃのう
ヤマタノオロチは、塚本爺さんを見下ろし噛み付こうとするが左へ避けられる
矢が、ヤマタノオロチにどんどん放たれて行く
犬塚達も攻撃したいのだが、首を上げているせいで届かない
根本は、海に浸かっていて攻撃を行うのは難しい
ヤマタノオロチが、矢をうざったいと思ったのか
またもや民家に頭を突っ込んでいく
その隙に刀で、斬ろうとしたが、鱗が硬く弾かれる
そうこうしている間に、どんどんエージェント達が喰われていく
犬塚は、食い止める為に更に力を入れる
すると鱗が少し割れたのだ
ヤマタノオロチが犬塚達を見て攻撃してきた
塚本爺さんに、向かってヤマタノオロチが、頭を振り下ろす
それを避け刀で、斬りつける
ヤマタノオロチ 人間如きが、私に傷を負わせた!
許さぬ!
先程よりも何倍も早いスピードで、塚本爺さんに突進した。
塚本爺さんは、突進をまともに、食らい吹き飛ばされ何処かへ消える
塚本爺さん なんじゃと!?
石崎 皆ごめんねぇ 私前線少し離れるわぁ
そう言い石崎は、塚本爺さんを探しに行った
ヤマタノオロチは、ニラゴウを狙い始めた
ニラゴウ 私を狙うのかい? なら来たまえ
ニラゴウに向かって、ヤマタノオロチが、口を開け襲いかかる
だがそれを盾で塞ぎ中に入り 口を斬る。
ヤマタノオロチ 許さぬ!! そのまま食ってやる
ニラゴウが、目の前で喰われた。
残った物は、ひしゃげた盾と剣だった
ルー ジアン 今度は、私ネ
素早い動きで、ヤマタノオロチを翻弄させようとする
ヤマタノオロチ そんな 小手先効くものか!
ルー ジアンは、ヤマタノオロチに、吹き飛ばされる
残ったのは、無傷の犬塚 金ヶ崎 オラルーセンだ
金ヶ崎が、攻撃を仕掛けた
ヤマタノオロチ また女か? そこでおとなしくしてるが良い
ヤマタノオロチの頭が、金ヶ崎の前で止まり舌を使い
片足を持ち上げ締め付ける
犬塚は、見上げることしか出来なかった。
そして金ヶ崎の片足が、軋む音を上げながら折れた
金ヶ崎の絶叫が周りに響き渡る
金ヶ崎 あぁ‥‥‥痛い 痛いよ た‥‥すけ‥‥
そう言い白目と口から泡を吹きながら、舌から解放される
犬塚は、駆け寄る
ヤマタノオロチ なんじゃ お前の知り合いだったのか? これは これは なんと愉快じゃ
笑い声を上げながらそう言う
犬塚は、戦意喪失した。
オラルーセンも同様のようだ
さらに追い打ちをかけるかの様に 後ろの後衛を
犬塚達の前で、見せしめとして喰っていく
その中には、鈴木がいた。
鈴木 日翠助けてくれよ‥‥‥ なぁ おい!
刀を振る力も微塵も残っておらず先程と同じく
目の前で、殺されるのを見る事しか出来なかった
身体が潰される音がし 残ったのは、痙攣した鈴木の腕だけだった。
もう死ぬしか希望は無かった。
そんな時誰かがやってきた
??? 遅かったか 皆申し訳ない
声の主は、犬塚達の頭を撫で よく頑張ったな と言う
しばらくすると石崎がやってきて金ヶ崎を運んで行った。
自分も付いていきたかったが立てなかった
声の主が、ヤマタノオロチに向き合う
声の主の容姿は、長髪で髪をまとめてあった
服装は、急いで来たからか何処かの国の衣装を着ている 男性のようだ。
ヤマタノオロチ 愉快じゃった それで?邪魔をしようとするお前さんは何者じゃ
??? 天日乃桜木会長 桜木 桜華だ 覚えておけ
ヤマタノオロチ どうせすぐ死ぬわい
ヤマタノオロチが 桜木に向かって食らいつく
桜木は、それを避け口に半分程刀を入れると一気に斬り裂く
ヤマタノオロチ ギャァァァ!!
咆哮を上げながらのたうち回る
その隙に、八ッツある頭の一つを刀で斬り落とす
ヤマタノオロチ お前人の子か‥‥‥!?
まさかだが、私を弱らせ■■した憎き■■■■の子孫か!?
桜木 何言ってんだよ ただのでかいだけの蛇が
ヤマタノオロチ 私は、名前がちゃんとある ヤマタノオロチじゃ!
桜木 ヤマタノオロチって言うんだ?
じゃあ死んでくれ
間を一気に詰め2つ目の頭にある顎を峰打ちで砕いた
ヤマタノオロチの身体が少し持ち上がる
ヤマタノオロチ 人の子如きにやられるわけには、いかん
残った5つ目の頭で、総攻撃を仕掛ける
桜木の方へ頭が5つ突進してくる だが、どれも避け上へと飛ぶ
そしてそのままの勢いで1つの頭を真っ二つにする
真っ二つにした頭に乗り ヤマタノオロチの身体へしがみつく根元の部分まで詰め3つの首を順に斬り落とした。
ヤマタノオロチ 私が、いくら弱体化していても人の子なんぞにやられる事など有る訳無い!
怒りに満ち満ちた声で言う
桜木 残念 人の子にやられちゃったね
それじゃあさようなら
そうして最後の、頭が断ち切られヤマタノオロチは、
光の粒子になって消えていく
すると光の粒子が、犬塚の方に来て周り少しだけ体内に消えていく
犠牲者を出しながら この戦いは、終わった
犬塚は、突然元気が出て歩けるようになった。
安心すると涙が出てきた
桜木 そこの君 大丈夫かい? 相棒を無くしてしまったんだろう
犬塚は、大丈夫ですと言いながら嗚咽し泣いていた
桜木 大丈夫って言ってるけど泣いてるじゃないか
ほら抱っこしてやるから車に戻って本部へ帰ろう
抱っこされながら本部へと帰ったのだった




