第12話 私の名は………
犬塚は、目が覚め起きる
今日は、海鳥町へ行き討伐を行う日だ。
着替えて歯磨きをし食堂へ向かう
今日も、人で溢れかえっていた
しばらく列に並んで待っていると鈴木が来る
鈴木 日翠おはよう! 討伐楽しみだな
犬塚 鈴木おはよう
会話をしながら列を待っていると服の裾が引っ張られる。 振り返ると金ヶ崎がいた
金ヶ崎 ‥‥‥おはよう
犬塚 おはよう
自分達の番がくる
各々好きなメニューを頼み空いている席に座り食べる。
誰かに話しかけられそっちへ振り向く
??? お前さん達 3ヶ月前観音寺に連れられて作戦会議室にいた奴らじゃねぇか
昨日報告をしてた奴だよ 浅原って名前
犬塚は、何の用かと聞く
浅原 観音寺に、頼まれてな
今朝の7時だろ? 1時間後にB3へ来いってさ
もちろん刀と薙刀それから弓持ってけよ
それじゃあな
犬塚達が、ありがとう と伝える暇もなく何処かへ
浅原は、去っていく
朝ご飯を食べ終え 自室に戻り刀を腰に付けB3へ向かう
B3に着くと観音寺 石崎 他の支部から来た6人組がいた それぞれ武器を持っている
観音寺 ハンハン ハーンセンカ アントラニヴは、弓
石崎は、刀 ルー ジアンは、双剣 オラルーセンは、斧 ニラゴウは、剣と盾
観音寺 今日は、石崎も戦闘に参加する それから今は、いないが塚本爺さんもだ
犬塚は、驚いた顔をする
石崎 私も元は、前線に出てたのよ!
驚いたでしょ!
少しの間2人を待っているとそれぞれこちらへ向かって走ってきた
鈴木 待たせたな
観音寺 では、行こうか
本部の外まで歩き路地裏を抜けるとミニバンが何台か
近くに置いてあった
観音寺 乗れ 私が運転し海鳥町へ車で向かう
全員乗り 車が動き出す
観音寺 人目をさけるためそれぞれの車は、違う経路で行く この車は、少し遠回りをする
長い間車に座っていると窓から海が見えてきた
そして遂に海鳥町へ着いたのだ
観音寺 ここからは、徒歩で向かう
そして展開装置・大を使い海鳥町を丸ごと覆う
展開装置・大は、本部に予備含めて2個 支部は、1個 という事を犬塚は、思い出しながら聞いていた
展開装置・中のおかげか しばらく歩いても人はいなかった。
展開装置・中は、300mが効果範囲内だ
道中で、遠距離で攻撃を行う方と、近距離で攻撃を行う方へ分かれ それぞれ無線を持つ
そうして海へ着くが、浅原が言っていたような奴らはおらず 油断していたその時だった
八ッツ頭が、ゆらりと海から現れ 咆哮をあげる
八ッツ頭の見た目は、魚の様な鱗を身に纏う蛇だった。 名前の通り八ッツ頭がある。
とてつもなくデカく刀の攻撃は、届かなさそうに見える。
無線から観音寺の声が、聞こえる
観音寺 八ッツ頭見つかったか?
それと展開装置・大を起動した。
犬塚 はい 見つかりました
観音寺 では、弓で一斉射撃を行う 撃てぇ!
そこで無線は、切れた
間を置いてから矢が現れ八ッツ頭に向かう
だが、八ッツ頭は気にしておらず
寧ろ矢が、刺さっていなかった
八ッツ頭が、こちらを向き なんと喋ったのだ
八ッツ頭 矮小な人間が、この私に攻撃するのか!
全員驚き八ッツ頭を見る
八ッツ頭 なんじゃ そんな驚いた顔して
私が、喋るのが珍しいか!?
八ッツ頭は、周りを見渡し何か考え込み話す
八ッツ頭 なんじゃこれは、人間しかおらぬのか?
■■かその■■の子供はおらぬのか?
八ッツ頭が、話す言葉の節々は、ノイズとなる
そして少し驚いた顔をする
八ッツ頭は、主が言っていたとおりか と独り言を言う
八ッツ頭 まあよい この中で血筋が、近い奴は
どこじゃ?
首を揺らしながら それぞれの顔を見る。
八ッツ頭が、犬塚の前で、止まる
そして顔を近づけた。
八ッツ頭 見つけたぞ! お前か!
だが、そこで邪魔が入る
八ッツ頭の目に、矢が刺さり少し呻く
八ッツ頭は、怒りながら 邪魔をするなぁ! と言い
放たれた方に もう一つの頭を勢いよくぶつけ
矢を放った者が、足元にしていた家が粉々になる。
そして、放った者は、喰われた
皆は、圧倒的な力を目にし、凍りつく
そこで無線が、入り観音寺の怒声が皆を突き動かす。
観音寺 何をボサっと突っ立てる! 動け!
八ッツ頭も怒り声を荒げながら喋る。
八ッツ頭 邪魔をするのであれば 容赦はしない!
名前を教えてやろう!
私の名は‥‥‥7天魔衆が一匹 ヤマタノオロチ じゃ
覚えておけ!




