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第八十一話「初めてのデート」

 二連休の二日目。


 鏡に映る自分を、もう一度見る。


 濃紺の上着。


 その下に淡い灰白のシャツ。灰色のパンツに、昨日磨いた黒の革靴。


 いつも適当に流している空色の髪は、前髪を中央で分けて整えてある。


(……大丈夫、だよな)


 昨日、同じことを何度もルシアンに聞いた。


 最後は自分で決めろと言われた。


 だから、これでいいはずだ。


 視線を下げる。


 シャツの胸元に、深い紫色の魔晶石が下がっていた。


 学院に来る前、セレナから渡されたものだ。


 黒銀の枠は、星霊花《ルミア》の花弁を重ねた形になっている。俺の魔力の流れが乱れた時に、循環を僅かに整えてくれる魔導具でもある。


 最近は、学院での生活もあり、毎日身につけることはなくなっていた。


 でも今日は、服を選んでいる途中で久しぶりに目に留まった。


 魔導具としてではなく、単純に見た目も気に入っている。


(これも変じゃない)


 鏡を見ながら、シャツの襟を直す。


 それから昨日選んだ香水を、本当に僅かだけ使った。


 柑橘系の爽やかな香り。


 自分で嗅いでも、意識しなければ分からないくらいだ。


「じゃあ、行ってくる」


 振り返ると、すでに起きて本を読んでいるルシアンがいる。


 一度こちらを見て、


「いいんじゃない?」


「何が?」


「格好」


「ああ」


 少し安心する。


「ありがとう」


「昨日もう何回も言ったけどね」


「そうだった」


「あと」


「何?」


「楽しんできなよ」


「うん」


 扉を開ける。


「行ってきます」


「行ってらっしゃい」


 廊下に出た。


 約束した時間にはまだ余裕がある。


 でも、部屋に残って待っていてもどうせ落ち着かない。


 そのまま正門に向かった。


   * * *


 やっぱり早かった。


 正門脇に立ち、学院の外を行き交う人を眺める。


 休日だからか、学院から帝都に出ていく学生も多い。


 数人で話しながら歩いていく者。


 大きな鞄を抱えた者。


 馬車を待っている学生もいる。


 俺も何度か門の方を見る。


 まだ来ない。


(早く来すぎたかな)


 約束の時間を確認する。


 間違ってはいない。


 少しして、また門を見る。


 その時だった。


「あ」


 淡い金色が目に入った。


 リリィがこちらに歩いてくる。


 制服ではない。


 白に近いクリーム色のブラウスに、柔らかそうな淡い水色のスカート。その上から薄手の紺色の羽織ものを着て、小さな肩掛け鞄を下げている。


 髪もいつもとは違った。


 普段の片側の編み込みを少し広く取り、耳の後ろから頭の後ろに回すようにまとめている。


 そこに、小さな布花の髪飾り。


 色は淡く、遠くから目立つほどではない。


 大きく変えているわけではないのに、制服姿で見る時よりずっと休日らしく見えた。


(……かわいい)


 そう思ったあとで。


(言った方がいいのか)


 昨日のルシアンとの会話にはなかった。


 いや。


 こんなことまで聞いていたら、また「全部正解を決めようとしてる」と言われていた気がする。


「おはよう、レイン君」


「おはよう」


 リリィが目の前で止まる。


 俺より少し低い位置から、下から覗き込むように俺の前髪を見る。


「あ」


「何?」


「やっぱり。髪、いつもと違う」


 リリィが自分の前髪辺りを指す。


「ちょっと分けてるんだね」


「うん。変えてみた」


「似合ってる」


「本当?」


「うん」


 そのまま視線が濃紺の上着に下りる。


「服も。学院にいる時と全然雰囲気違うね」


「変じゃない?」


「なんで?」


「……気になって」


「変じゃないよ。ちゃんと似合ってる」


 すぐに返ってきた。


 今度は、俺がリリィを見る。


「リリィも」


「え?」


「髪、いつもと違う」


 リリィが髪飾りに触れた。


「分かった?」


「うん」


「よく見てるね」


「そうかな」


 髪だけじゃない。


 淡い水色のスカートも、小さな鞄も、学院で見る時とは違う。


 少し考えてから、言う。


「……髪も、服も、全部似合ってる」


 一瞬、リリィが黙った。


「ありがとう」


 口元が緩む。


 それを見て、言ってよかったと思った。


「あ、それと」


 リリィの目が俺の胸元で止まった。


「そのペンダント、綺麗」


「これ?」


 紫の魔晶石を指で持ち上げる。


「先生からもらったんだ」


「セレナさん?」


「うん。学院に来る前に作ってくれた」


「手作りなの?」


「魔導具だけどね。魔力の流れが乱れた時に、少し整えてくれる」


「へえ」


 リリィが近くから魔晶石を見る。


「でも、飾りとしても可愛いね。お花みたい」


「星霊花《ルミア》っていう、アストリア領の花の形なんだ」


「そうなんだ」


 そこまで言ってから、リリィが俺を見る。


「レイン君、こういうの着けるんだね」


「外に出るときいつも付けてるわけじゃないよ」


「今日は?」


「……服に合うかなと思って」


 リリィは俺の髪と上着をもう一度見て、それから自分の髪飾りに触れた。


「そっか。私も今日、何着るかちょっと迷ったから」


「そうなの?」


「うん」


 リリィが少し笑う。


「レイン君も考えてきたんだって分かったら、ちょっと嬉しい」


「……そっか」


「うん」


「じゃあ行こうか」


「うん」


 二人で学院の正門を出た。


   * * *


 学院を離れたばかりの通りは、学生の姿が多かった。


 食堂や文具店、衣料品店。


 学生向けらしい店が道の両側に並んでいる。


「魔導具のお店、ここからどれくらい?」


「そんなに。歩いて行けるよ」


 リリィが答える。


「大通りから行くより、途中で一本曲がった方が早いかな」


「任せてもいい?」


「もちろん。じゃあ、こっち」


 リリィが迷わず道を曲がる。


 俺もその隣についていった。


 店先で野菜や果物が積まれ、その横を荷車が通っていく。


 前から大きな木箱を抱えた男が来たので、俺たちは道の端に寄った。


 その先で、一人の老人が荷物を持ち上げようとしているのが見えた。


 大きな布袋と木箱。


 店先から停めてある小さな荷車まで運びたいらしい。


 老人が箱に手をかける。


 その横から、誰かが先に持ち上げた。


「あれ」


 濃い銀髪。


 アルドリックだった。


「あ、ヴァレリウス君」


 リリィも気づいたらしい。


 今日は制服ではなく私服だが、背が高いから人混みの中でも目につく。


 老人が何か言う。


 アルドリックは短く返すと、そのまま木箱を荷車に運んだ。


 続けて布袋まで持ち上げる。


 老人が何度も頭を下げる。


 アルドリックは荷物が載ったのを確かめると、軽く手を上げてその場を離れた。


 少し意外だった。


 学院では、授業でも大会の話でも、前に立って周りを引っ張っている姿を見ることが多い。


 今みたいなアルドリックは、初めて見た。


「手伝ってたね」


「うん」


 それだけ話して、俺たちも歩き出した。


 アルドリックの姿は、すぐ人混みの向こうに消えた。


   * * *


 しばらく進むと、街の雰囲気が少しずつ変わっていった。


 道幅が広くなり、店も大きくなる。


 硝子張りの店先。


 色の違う布を何十枚も並べた店。


 香辛料らしい強い匂いが流れてくる場所もあった。


 通りの向こうで、聞き慣れない抑揚の言葉が聞こえる。


 見ると、装飾の入った上着を着た商人が、帝国人らしい店主と何か話していた。


 その後ろには、透明度の高い硝子器や、見たことのない乾燥果実が並んでいる。


「メルカトリアの人?」


「多分」


 リリィがそちらを見る。


「この辺、西から来た商人のお店も多いよ。輸入品を扱ってる店が集まってるから」


「へえ」


 その先にも、外国語の文字が書かれた木箱が何段か積まれている。


 人足たちが荷を下ろす横で、商人らしい男が帳面を片手に数を確認していた。


「あっちも見てみたいな」


「今日?」


「いや、今日は魔導具」


「よかった。予定がいきなり増えたのかと思った」


「増やしたら駄目?」


「一日で回れるならいいけど」


 リリィが歩きながら言う。


「レイン君が気になるもの全部見てたら日が暮れそうだもん」


「そんなことないよ」


 言った直後、通りの反対側の店先に目が止まった。


 看板の縁に小さな魔晶石がいくつも埋め込まれ、その光に合わせて店名の文字が順番に浮かび上がっている。


(あれ、光らせてるだけじゃない)


 文字ごとに魔力の流れが切り替わっている。


「レイン君」


「……何?」


「今、向こうの看板見てたでしょ」


「見てた」


「やっぱり」


 笑われた。


   * * *


「ここ」


 リリィが立ち止まった。


 大きな魔導具店だった。


 入口の両側には杖や携帯灯が並び、大きな硝子窓の向こうに様々な商品が見える。


「結構大きいね」


「前にエマと来たことあるの。私はそんなに詳しくないけど、種類は多かったよ」


「よし。入ろう」


「早いね」


 扉を開ける。


 扉の上に取り付けられた小さな鈴が鳴った。


 店内には棚が何列も並んでいる。


 携帯用の魔導灯。


 温度を保つ容器。


 簡易結界具。


 魔力を使って筆記を補助する道具。


 家庭で使うものから、魔術師向けらしい器具まで混ざっていた。


(すごい)


 どこから見るか迷う。


「好きなところから見ていいよ」


「いいの?」


「そのために来たんでしょ?」


 そうだった。


 最初の棚を見る。


 携帯灯。


 魔晶石。


 出力調整の術式が刻まれた器具。


 隣の棚には、身体に身につけて使う小型の魔導具が並んでいた。


 腕輪型のもの。


 首から下げるもの。


 その中に、《魔力循環補助具》と書かれた小さな札がある。


「これ、何だろう」


 説明を見る。


 弱い魔力を継続的に流し、装着者自身の魔力循環を穏やかに促す。


 身体の弱い者や、病後などで身体への負担を抑えたい者の日常生活を助けるためのものらしい。


 治療そのものをする道具ではない、と注意書きもある。


(こんなのもあるんだ)


 内部を見ると、小さな魔晶石から出た魔力が直接強く身体に流れ込むわけではない。


 装着する箇所の周囲に、弱い流れを継続して作る構造になっている。


「それも気になる?」


 リリィが隣から覗く。


「うん。魔力を直接入れるんじゃなくて、流れを補助するみたい」


「身体が弱い人用なんだ」


「そうみたい」


 もう少し見たかったが、隣にも別の道具が並んでいる。


 その次。


 さらに次。


 棚を二つほど回った頃には、気になるものがいくつも増えていた。


「レイン君」


「何?」


「さっきから目が忙しいね」


「そう?」


「うん。入ってからずっと、次に何見るか探してる」


「……多分、見たいものが多いのかも」


「本当に好きなんだね」


 リリィが笑った。


 その次に足が止まったのは、手のひらより少し大きい箱だった。


「これ……」


「何?」


 リリィも横から覗き込む。


 蓋の内側に小さな魔晶石が埋め込まれている。


 説明札を見る。


「保冷用の箱みたい」


「食べ物用?」


「うん」


 魔力を見る。


 魔晶石から術式に流れる量が一定ではない。


 箱の中に向かう魔力が、細かく増減している。


(温度に合わせて出力を変えてる?)


「何か、面白いの?」


 リリィが聞いた。


「これ、ずっと同じ魔力を流してるんじゃない」


「そうなの?」


「多分、中の温度を見てる。冷えてる時は流す量を減らして、温度が上がった時だけ増やしてる」


「へえ」


「だから、ずっと最大出力で冷やすより魔晶石が長く保つ。しかも——」


 術式をもう少し追う。


「温度を測るところと、冷やすところが別になってる」


「それって珍しい?」


「こういう小さい道具なら、もっと単純に作っても動くと思う。でもこれは——」


 そこまで言って、昨日の夜を思い出した。


 魔法の話はしていい。


 ただし、相手が別の話をしたそうなら切り替える。


「……ごめん」


「何が?」


「長かった」


「まだ全然長くないよ」


「でも、分からない話だったでしょ?」


「全部は分からないけど」


 リリィが箱を見る。


「ずっと全力で冷やさないから、長く使えるってことでしょ?」


「うん」


「じゃあ分かるよ」


 そう言って説明札を見る。


「これ、ケーキとか持って帰る時にいいかも」


「ケーキ?」


「夏とか、持ち歩いてるとクリームが崩れるでしょ」


「なるほど」


 考えたこともなかった。


「俺、中の術式しか見てなかった」


「私は、何入れられるかしか見てなかった」


「全然違うね」


「うん」


 リリィがもう一度箱を見る。


「でもレイン君の話聞いたら、どうして長く冷やせるのか分かったし」


「俺も、ケーキを入れるって発想なかった」


「じゃあ、一緒に見てる意味あるね」


「確かに」


 同じものを見ているのに、最初に気になる場所が違う。


 それは少し面白かった。


「もう一個、気になるのがあるんだけど」


「いいよ」


 今度は少し離れた棚に移った。


   * * *


 結局、かなり長く見た。


 携帯灯。


 小型の洗浄具。


 杖の補助部品。


 魔力を流すと文字が浮かぶ記録板。


 気になったものを一つ見るたび、次が見つかる。


 リリィは全部に興味があるわけではなかった。


 でも、俺が何を見ているのかは時々聞いてくる。


 俺もなるべく分かるように説明する。


 途中で難しくなりすぎたら、言い直す。


 それを繰り返しているうちに。


「……あ」


「どうしたの?」


 店の壁に掛かっている時計が目に入った。


「結構経ってる」


「そうだね」


「ごめん」


「何で?」


「思ったより長くいた」


「私も見てたし、別にいいよ」


「でも、リリィが行きたい店もあるでしょ?」


「うん」


「なら出ようか」


 出口に向かおうとした、その時だった。


「待って」


 袖口に、軽く引かれる感触があった。


 足が止まる。


 見ると、リリィの指が俺の上着の袖を摘んでいた。


 肌に触れているわけではない。


 それでも、一瞬そこに意識が集まった。


 俺が袖口を見ると、リリィも自分の手に気づいたらしい。


 目が合う。


 すぐに指が離れた。


「……まだ、こっち見てないから」


 妙にきっぱりした言い方だった。


「こっち?」


「そう。せっかく来たんだから」


 先に歩き出す。


 さっきまでより少しだけ歩くのが速い。


 俺も後を追った。


 摘まれたのは服だけなのに、袖口が妙に気になった。


 連れていかれたのは、店の入口に近い小さな棚だった。


 魔導具というより、魔晶石を使った小物が並んでいる。


 髪留め。


 革紐。


 小さな飾り。


 高価な宝石ではなく、細かな魔晶石を磨いて使ったものが多い。


「こういうのも売ってるんだ」


「さっき入った時に見つけたの」


 リリィが一つ手に取る。


 細い革紐のブレスレット。


 中央に、小さな魔晶石のビーズが一つだけ通してある。


「やっぱり素敵」


 同じ形で、革紐の色が何種類かあった。


 淡いベージュ。


 濃い茶。


 灰色。


 紺。


 魔晶石自体はどれも同じだった。


「これとか」


 リリィが淡いベージュを手首に当てる。


「似合う」


「本当?」


「うん」


「レイン君なら……」


 棚を探し、濃い茶色のものを取る。


「こっちかな」


「俺も?」


「うん」


 俺の手首の近くに持ってくる。


 確かに、今着ている服にも合う。


「同じ石だね」


「そうみたい」


 リリィが二つを並べた。


 同じ小さな魔晶石。


 違う色の革紐。


 リリィは二つを見たまま、少し黙った。


「……ねえ」


「何?」


 今度は俺ではなく、手の中のブレスレットを見ながら言う。


「これ、お揃いで買わない?」


 お揃い。


 さっきまでただの色違いだった二本が、その言葉を聞いた途端に別のものに見えた。


 リリィが顔を上げる。


 俺が黙ったままだったからか、持っていたブレスレットを少し下げた。


「……嫌なら、別にいいけど」


「買う」


 思ったより大きな声が出た。


「買いたい」


「……よかった」


 リリィが笑う。


「じゃあ、これにしよ」


「うん」


 俺は濃い茶。


 リリィは淡いベージュ。


 それぞれ自分の分を持って会計に向かった。


 途中で、昨日ルシアンと話したことを思い出す。


 俺が全部払うか。


 その場で決めればいい。


 リリィは普通に自分の財布を出している。


 だから俺も何も言わず、自分の分を払った。


 店を出てから、二人ともその場で着けてみる。


 濃い茶色の革紐。


 中央に、小さな魔晶石。


 少し離れたところでは、リリィが淡いベージュの革紐を手首に結んでいる。


「できた」


 リリィが袖を少し上げた。


 淡いベージュの革紐。


 その中央に、俺のものと同じ石がある。


 俺も自分の腕を並べる。


 革紐の色は違う。


 でも、魔晶石は同じだった。


「ほんとにお揃いだね」


 リリィが言う。


「うん」


 さっき自分で買うと答えたのに、その言葉を改めて聞くと少し落ち着かなくなる。


 袖を下ろす。


 濃い茶色の革紐は見えなくなった。


 リリィの方も、少し動けば袖に隠れる。


「見えないね」


「それくらいがいいんじゃない?」


 リリィがもう一度、自分の袖口を少しだけ上げる。


「ほら」


 同じ魔晶石が見えた。


「うん」


 俺も自分の袖の内側を見る。


 もう外からは見えない。


 それなのに、店に入る前より手首の辺りが妙に気になる。


 同じものを、リリィも着けている。


 それだけで、さっき買った小さなブレスレットが少し特別なものになった気がした。


「レイン君」


「何?」


「次は私の行きたいところね」


「あ」


「忘れてた?」


「忘れてないよ」


「本当に?」


「本当」


 リリィが歩き出す。


「じゃあ行こ。お腹空いた」


「どこ?」


「それは着いてから」


「教えてくれないの?」


「さっきまではレイン君の時間だったでしょ」


 少し先を歩いたリリィが振り返る。


「今度は私の番」


「……分かった」


 追いかける。


 さっきまでとは反対に、今度は俺がリリィについていく。


 人通りの多い通りに入ると、食べ物の匂いがいくつも混ざって流れてきた。


 リリィの歩く速度が、さっきより少しだけ速くなった気がした。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。


感想や評価をいただけるととても励みになります。お気軽にお寄せください。


次話もお楽しみ頂ければ幸いです。よろしくお願いします。


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