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9✩.*˚有桜との情事2(episode圭吾)♡流産(episode有桜)

「あーあ。もう、いっちゃったの?俺の体にも潮かかってるよ」くすっと笑うと「ごめんなさい」と涙目で有桜が言う。




「仕方ないなぁ。これはいれるしかないね。」




「まって、いってるから一度休憩しようよ」




「だめ、俺はいってない」




俺の目の前で手で合図するのを無視しアレをいれる。




「ー」声にならない声で喘ぐ。




あの可愛い有桜の顔が快楽の顔に変わっていく。




恥ずかしがっていた姿はそこにない。妖艶な魅力的な女性が俺に跨って喘いでいる。




もっと、もっととねだっていく。何て可愛いんだろ。




えっちの最中の有桜からのみだらなお願いは全て聞いてしまう。俺の好きな体位でして、有桜の好きな体位でして最後は抱きしめて激しくキスをしながらイク。





終わってからシャワーを浴びながらゴムをつけずに生でしていた事に気づく。





夜中だったが家庭医を呼ぶ。




家庭医はいつでも来れるように使用人部屋で寝ている。





「どうされました?ご主人様」




「生でした場合子供が出来る可能性はどれくらいだ?」




「人それぞれですが、安全日ではない場合は80~90%位だと思います。」




「薬を処方してくれ。」




「アフターピルですね。しばらくお待ち下さい。」




「アフターピルじゃない」




「といいますと。」




「妊娠しやすくする薬を処方してくれ。」




「かしこまりました。」




家庭医は急いで着床を助けてくれる薬を処方した。




俺はそれわ口に入れ水を含み、有桜に飲ませた。




自然と笑みが零れる。




有桜の気持ちを無視しているのは圭吾もわかっていたがどうしても生でしてしまったとわかった時に赤ん坊を優しく抱いて「圭吾くん。」と微笑む彼女が浮かんできたのだ。




「旦那様、本来この薬は排卵後12日間、1回1錠を1日3回服用する薬で、着床しやすくする薬です。奥様の排卵周期かま分から無いのと副作用もある薬なので3日間だけお出しします。」




「わかった。ありがとう」有桜の頭をなでて頬にキスをする。




「潤也が言った様に愛なんだろうか?でもどうしても有桜、君と離れたくない。他の男に渡したくないんだ」





ぎゅっと抱き寄せて眠りにつく。





朝起きると体が筋肉痛の様だ。




シャワーを浴びる為に浴室に入って自分の体を見てみると無数の赤い跡に有桜はびっくりする。




何となく圭吾とした記憶はあるが、夢だと思っていた。だけど夢じゃなかった。




お腹がぐにゃっと押しつぶされる感覚になる。




「いたぁ」お腹に激痛がはしる。




下を見ると赤い血が出ている。よく見ると塊の様な物もある。もしかして流産してしまったのか…




どうしよう。堕ろすつもりだったのになぜか怖くなってきて床にうずくまっていた。




ガチャとドアが開き圭吾がはいってきた。




有桜が入ってから全くシャワーの音がしないので気にって入ってきたのだ。




「どうした?有桜」青白い顔をした有桜と目が合う。




「圭吾さん、私、私、」




ふと横を見ると血がでている。




バスローブを有桜にかけ、バスタオルを足に巻く。




有桜を横抱きにし急いでベッドに横たわらせる。高屋に声をかけ、女医の家庭医を呼んでくるように言う。




有坂家は代々夫用、妻用と専属の家庭医が付いている。




今までは男性の医者だったが、圭吾は有桜の為に女医を専属にしていた。





急いで女医がきて言う。





「旦那様。奥様がどうされましたか?」




「まず浴室を見てくれ」




「これは……モニターで確認します。」




「やはり、あの出血は流産によるものですね。あの血の塊を病理検査に回します。」




「奥様。お薬をお出ししますので1日3回1週間はお飲みください。これから血が出てきますので鉄分の多い食事を食べてください。」




「ありがとうございましす。わかりました」




女医と一緒に圭吾も部屋から出ていった。




女医から貰った大きめのナプキンをつけて服も着替える。




堕胎手術をするつもりだったのに涙が溢れてくる。




【ごめんね。赤ちゃん。ごめんなさい】




声を出して子供の様に泣いてしまった。





「今回流産してしまって、妻の体の方は大丈夫なのか?」俺が聞くと女医は静かに言う。




「妊娠初期の流産は良くあることです。ただ排卵の確認が出来るまで性交渉は控えて下さい。」




「分かった」




「後。今回奥様は妊娠に気づかれていなかったのかもしれません。凄くビックリされておられましたし。体のケアも大事ですが、心のケアも大事です。流産すると言うことは妊婦にとって何よりもショックな事です。旦那様は奥様にしっかり寄り沿って下さい。また1週間後に診察に伺います」




「ああ。分かった。よろしくお願いします。」




部屋に戻ると中から有桜の泣き声が聞こえてくる。




胸が締め付けられた。自分は知らなかったとはいえ昨夜の情事が原因で流産が誘発されたのでは?という気持ちが消えなかった。




ドアを開ける。




「大丈夫か?今、江原さんに頼んでここに朝食を持って来させている。しっかり療養しなさい。仕事の方は休暇を出しておく。」




「分かりました。ご迷惑をおかけしてすみません。有坂社長のご好意ありがたくいただきます。」




有坂社長と言われ一線を引かれた様な気がしてきた。




「今は会社じゃない。契約結婚していても、君は俺の妻だ、有坂家の若奥様だ。俺は夫として心配しているんだ。」有坂社長と言われた事が思った以上にイラついてしまい口調が厳しくなってしまった。




「申し訳ありません。」俯いて答える有桜の姿に胸が痛くなる。




「旦那様お食事をお待ちしました。」




江原さんがきて言う。




「旦那様、奥様はお子様を亡くされてお辛いです。そんなに怖い顔なさらず」




「そんな、つもりはない。わかった。今日仕事かあるから出かけてくる。有桜。ゆっくり休みなさい」




「はい。」




弱々しく返事をする有桜の姿に後ろ髪を引かれる思いだったが、朝食を食べ車に乗って会社へ向かう。




俺は電話をかける。




「はい。もしもし。有坂です。」




「圭吾だ。母さんに代わってくれ」




「もしもし、朝からどうしたの?」




「母さん、今日有桜が流産した。妊娠初期で気づいてなかったみたいだ。俺は今日仕事があるから、時間がある時に有桜の顔を見に行ってくれないか?」




「まぁ。そうなの。有桜ちゃん。可哀想に、わかったわ。」




「よろしく頼む」母に有桜をお願いし会社へ急ぐ。5分でも早く仕事を終わらせれる様に……そんな気持ちでハンドルを持つ手がキツくなる。

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