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キャラメル  作者: しろちゃんまま


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48♣報復(episode潤也)

俺は窃盗の罪でかおりを訴えるために警察に被害届を提出した。

かおりはそこまでされると思ってなかったみたいで警察に涙ながらに訴えていたらしいが俺は許すつもりはない。

携帯を盗んだ位なら許すが、俺の大事な美海を傷つけた事は万死に値する。

悪いが許すつもりはなかった。

俺の実家にかおりの両親が来た。

高校から大学まで付き合っていたよしみで今回は許してくれないか?という内容だった。

俺にじゃなく両親に言えば許して貰えると思ったんだろうが幼い頃より息子の俺より美海をとにかく可愛がってた両親にとって美海を傷つけたかおりの行動は両親の逆鱗に触れたのだ。

かおりの両親は家に入ることも出来ず、門前に立ち尽くしていた。

かおりから付き合っていた時に俺の方が結婚を考えてたと聞かされていたみたいで、今回は少しだけ社会勉強するだけとでも思っていたんだろう。

警察に捕まったのも事件をもみ消すためのフェイクとでも思っていたのかもしれないが、もうどうする事も出来ないだろう。


かおりにはちゃんと法的に裁きを受けさせるつもりだ。


「潤也!!絶対にあの女を許すんじゃないぞ。小川家の未来のお嫁さんに害をなしたんだ」

「分かってるよ。父さん。許すつもりなんてないよ。」

「なら良かったわ。美海ちゃんは私たちにとっても大事な子だらね!!」

「ああ。」


かおりは拘置所に移された。

俺はかおりと話すために訪れた。


「潤也!やっぱり来てくれたのね。この人達が勘違いしてるのよ。潤也が私を見捨てる訳ないのに……いつ私は釈放されるの?」

「刑が執行されて刑期が終わるまで出ることはない」

「え?どうゆう事?うそだよね潤也?だって……あなたは私の事すきよね?」

「好きじゃない。むしろ嫌いだ」

「嘘よ!!!あの女に騙されてるんでしょ?」

「あの女は美海の事か?美海は俺にとって大事な存在だ」

「だから!それが勘違いなのよ!いい?あなたは私の事が好きだったけど仕方なく別れたのよ!思い出してよ潤也!」

はぁっっとため息をつく。この女はどこまで自分の都合のいい様に事実をねじ曲げるんだろうか……

俺が好きだと言った事もないのに……勝手にこいつの事が1番好きみたいになっている。

「はっきり言う。仕方なく別れたんじゃない。付き合って半年位から別れ話はずっと出てきた。お前が泣いて別れたら死ぬとか色々言ってたからずるずる大学卒業まで続いていただけだ。その祥子に記念日やイベントを祝った事もない。お前が脳内で自分の都合のいいように変換しているだけだ。はっきり言う!お前の事は好きじゃない。むしろ大っ嫌いだ。俺が愛してるの過去にも現在にも未来永劫、高崎美海、彼女1人だけだ。始めっからお前の隙間など無い。」

「そんなの……嘘よ。嘘よ。」

「嘘じゃない。いい加減自分の世界の中から出てきて現実を見てくれ。」

「そろそろ時間です。」

看守が時間が来たことを伝える。

「わかりました。では失礼します。」

かおりは「だめ!行かないで……ここから出してよ!」とまだ言っていた。

俺は弁護士に言う。

「刑期が終わって出てきたらそのまま精神病院へ入院させてくれ」

「承知しました。潤也さま」


やっと終わった。どっと疲れた。

着信がある。


「潤くん~今から会えない?」

美海からの電話だった。

「いいよ!どこに行ったらいい?」

「私の家に来て欲しい」

「了解!!」

あの女との話で精神を抉られていた俺にとって美海と会えるのが本当に嬉しかった。

美海の家に着きLINEを開くと【鍵あけてるから入ってきて】と連絡があった。

ドアをあけて入る。

リビングに入ると電気は付いてなかった。

変だなと思い「美海~?」と声をかけるが何も返事がなかった。

なぜか胸さわぎがしてきた。

何もないよな?美海はどうしたんだ?と心配する。

すると台所から何か声が聞こえてきた。

「Happybirthday to you♡」と歌が聞こえてきた。

そっかぁ……今日は俺の誕生日だったんだなぁ。すっかり忘れていた。

「お誕生日おめでとう!!!潤くん~♡潤くんにとってこの1年が良い年になりますように☆。.:*・゜」

「早くロウソク消して~」と美海が言ったのでふぅ~と消す。

クラッカーの音も聞こえてきた。

暗くてどこにあるか分からなかったけど笑W


電気がようやく着くと笑顔の美海が目の前にいた。

俺は「ありがとう!美海」と言う。

「えへへ喜んでくれた?」

美海は耳を真っ赤にして言う。

「凄い嬉しいよ。部屋もめっちゃ可愛いね。」

「うん!がんばっちゃった。潤くん!ケーキ食べよΨ( 'ч' ☆)」


「うん。」

少し小さめのケーキを二人で半分にして食べる。

俺の方には更にデコレーションもしてくれた。

「このケーキどこの?甘さも控えめで美味しいね。」

俺はそこまで甘い物が好きではないので甘すぎないこなケーキが凄く美味しく感じた。


「美味しくてよかった。実は私がつくったんだぁ。」

「ええ?!美海が作ったの?めっちゃ上手じゃん!!」

スポンジ少し失敗しちゃってクリームでごまかしたのって笑いながら言ってたけど、全然綺麗だし、とっても美味しかった。


「はい!プレゼント」

俺の好きなブランドの香水と時計だった。

「ありがとう。大事にするね。」

うん!と笑う顔が相変わらず眩しかった。

その後も色々喋ったりして一緒にお風呂に入り、そこでも3回ほどエッチして、今、寝室でまたしている。

好きな子とは何回しても飽きることない。

何度でもしたくなる。


後日、後回しにしていた。両家の顔合わせを行った。お互い小さい頃からの知り合いだからいつもと変わらない食事会になったけど和やかに終わった。

プランナーとの打ち合わせも大詰めになってきた。

今は招待客の招待状、テーブルの花や、細々した物をどうするか二人で考えている。

結構決めることがいっぱいで2人とも毎日くたくただった。

顔合わせが終わってから一緒に住みだした。

毎朝、起きたら美海が隣にいる生活は本当に癒されていた。


「テーブルクロスは何色がいいのかな?」

「ドレスは決まったけど、ブーケがどうしよう?」

悩み過ぎて疲れださないように今日もマッサージをする。

色々悩んでいたが、ようやく形になり明日はとうとう結婚式だ。

入籍は1週間前にすませた。

俺と結婚してくれてありがとう。

お互い初恋同士。これからもお互い支え合っていこう。

美海が辛い時は俺が助けてあげるからね。


当日、控室で美海が言う。

「潤と出会えて恋に落ちて本当に幸せだよ。

これからもいっぱい幸せにしていくね。」

「ありがとう。俺も美海をこれからもっ幸せにしていくね。」

おでこを合わせてお互いに言う。



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