49♤ずっと一緒にいるよ(episode圭吾)
妻の有桜が出産した。
とっても可愛い女の子だった。有桜との子供は欲しかったから妊娠した時も嬉しかったけども……
実際に見た我が子はもう可愛くて可愛くて仕方なかった。
抱かせて貰ったがとにかくふにゃふにゃでちょっと力を入れたら壊れてしまいそうだった。
会社の出産経験した女性社員に出産直後は興奮状態で疲れてるから1人にして貰いたかったと聞いていたので、帰った方がいいかなって思っていたが、有桜が傍にいて欲しいと言うので今日は病院に泊まろうと思い、シャワーを、浴びに1度帰ってきた。
「はぁ。出産後の有桜、綺麗だった。」
いや。いつも綺麗なんだけど、なんか……こう?表現し難い。
臨月に入ってから勿論してないし、出産終わっても1ヶ月近くは出来ない……
我慢しなくてはと思い。
自分で処理をしていく。
何とか気持ちを落ち着かせ有桜の入院している病室へ入る。
「圭吾くん。待ってたよ」
娘に授乳をしていた。
おっぱいを飲ませてる姿は聖母マリアの様だった。
こんなに美しいんだなと惚れ惚れしていた。
「子供の名前なんだけど、有桜の漢字を使いたくて何個か候補を考えてきたんだけど……」
「うん!教えて」
「1つ目 有理沙」
「2つ目 有月」
「3つ目 美桜を考えたんだけど、どうかな?有桜も他につけたい名前あったら教えて」
「どれもいい名前で迷っちゃうな」
有桜は名前の書いた紙を見ていた。
その顔でさえ凄い色っぽく感じてしまう。
触れたらダメだとおもえば思うほど身体が疼いてしまう。
ダメだ、ダメだ、家で3回も抜いてきただろ?
しっかりしろ!
「けいごくん?」
「けいごくん?」
「圭吾くん!!」
「あ!ごめん。どうした?」
「もう!ずっと呼んでたよ。」
「ごめん……」
「ありさって名前の響きいいよね。でも漢字を変えたいかも。」
「OK!ありさちゃん、パパですよー」
俺はありさをだっこする。
ふむ、ふむ、ぶぶぶと声を出しているような気がしてきた。
本当にふにゃふにゃで柔らかい。
看護師にありさを預けて、ベットで俺も横になる。
「ありがとう。有桜。ゆっくり休んでね、」
「ありがとう圭吾くん。」
今からはじまる怒涛の育児を俺たちは知る由もなかった。ただ今はゆっくり休息をとったら。
久々の更新です。




