4*情事の後の切なさ(episode有桜)
あれからもう2年か。婚約期間半年、現在結婚1年目になっている。主寝室のベッドの上でぼーとしている。
シャワーを浴びて圭吾さんが出てきた。
「有桜。もう体調はどうだ?」
「はい。夕飯も食べて元気になりました」
私が答えると彼が来て耳元で言う。「俺が動くし激しくしないから今日いいか?有桜ちゃん?」
エッチの誘う時と最中は有桜ちゃんとちゃん付けになる。
私が頷くと嬉しそうな顔で笑う、惚れた弱味だ。彼がキスをし、パジャマのボタンを外す、
胸を見て「本当に綺麗な体だな」と言う。愛はなくてもいつも褒めてくれるのが嬉しくなる。
ふと妊娠したことを思い出し「お腹には触らないで欲しい。優しくしてくれる?」と聞く。彼が言う。「わかったよ。俺の可愛い奥さん」いつもこんな嬉しい言葉を言われて勘違いしそうになる。これは契約だよ。勘違いしちゃだめ!有桜。
「あおちゃんのおっぱい甘くて美味しい」とぴちゃぴちゃ舐め回される。もう片方の手は腟を触り水音が鳴り響いている。またしても耳元で彼が甘く囁く。
「早く、あおちゃんの可愛い声聞かせて」
真っ赤になるのが分かる。ぴちゃぴちゃ、ぐちゅぐちゅ、じゅるじゅるという音が響く。
「あん、あっあっ、うん、ふん、あーあん、やん、」自然と喘ぎ声が出てしまう。「その声大好き」彼の吐息がクリトリスに当たる。「やんっはん」その声を聞いて手の動きが激しくなりクリトリスを舐めながら吸っていく。「あーはん、ふう、だめ、けいご、くぅん、だめ」止まらない彼の手の動き「何がだめか教えて、あおちゃん。蜜が溢れてくる。あおちゃんのここはだめじゃないみたいだよ。俺にもっとって言ってる。次は舐めたあげる。」
舌を腟に入れたり出したりする。今度は指でクリトリスをコリコリ撫でまわす。
「あおちゃん。凄いよ。蜜が止まらない。もっと舐めたあげる。気持ちいい?あおちゃん。気持ちいい?」
「気持ちいい、けいごくん、気持ち。もうやだぁ」
泣き声にかわっていく。
「気持ちよくて良かった。でも辞めたあげない。今日はゆっくりイカせてあげる。」
彼が言った通りゆっくり舐め回された。
何回潮を吹いたのかもう分からない。
「おーい。あおちゃん?起きてる?気持ち良くて聞こえない?」
「あんっふーあーんーあーあん。」
手でおっぱい揉みながら舌で腟をクリトリスを舐め回される。
「どこもかしこも、あおちゃんは甘いね。可愛いおれの奥さま。もっと感じて気持ちよくなって」
もう何回いったか分からない。彼が言う。
「あおちゃんこれで最後にするから俺と一緒に気持ちよくなろ」左手で乳首をいじり腟を舐めながら、右手で彼は自分のアレをしごいていく。
「きょ、あんっ、うん、は、いれ、はん、な、あん、いの?」喘ぎ声を出しながら言ったからちゃんと伝わったのかな?と心配になって言う。そして彼はゆっくりクンニを止めおっぱいと自分のアレの手は止めず言う。
「今日はあおちゃん、体調悪いから。でもごめんね。3ヶ月前の出張から仕事が忙しくて中々出来なくてやっと、今日早く帰れたから俺はあおちゃんを可愛がりたくて我慢出来ないんだ。入れるのはあおちゃんの体調良くなったらしていい?激しくなっちゃうかもしれないけど。だめ?あおちゃん?」こんな可愛い子犬の様な顔されたら断れないよ。私の事すきじゃないのにもっと好きにさせないで圭吾くん。
「わかった」笑顔で答える。
「あおちゃん。ありがとう。大好きだよ。」彼が笑顔で有桜にキスしながら言う。
心の中で有桜も言う。大好きは体の事だよ。勘違いするな有桜。
彼がコンドームの中で果てる。3ヶ月ぶりだったから沢山出ていた。
後処理をしている彼に聞いてみようかな?意をけして有桜は聞く。
「ねぇねぇ。圭吾さん。もし、もしもだよ。私に子どもが出来たらどうする?」
「うーん。困るかな」さーと血の気が引いていった。
彼がその後なんか言っているが何を言ったのか全然分からなかった。やっぱり彼は私の事なんてすきじゃない。初めてした日から体の相性がいいからしてるだけ。3年の期間が終われば終わる関係なんだ。
私が好きじゃないのは分かっているのに体を重ねる度に思いが募っていく。大好きな人に抱かれて何も感じない人なんていないもんね。
後2年、何とか彼への思いを消して行こう。
この子は悲しいけど、諦めよう。愛されない子どもは不幸になるだけだもんね。
「来月、志帆が帰ってくるんだ。歓迎会を内々で開くから君も出席してくれ。」
「わかりました。妻、秘書としてどちらで参加でしょうか?」
「友人しか来ないから妻としてでいいよ。」
彼の友人達は高校時代や大学時代が多い。彼は友人にはこの婚姻の事を話している。友人達は私が彼を誘惑してベッドに潜り込んたと思っている。
行きたくないが行かないとも言えない。彼は私と志帆が姉妹なのも知らない。胸が痛くなる。
志帆と彼は大学1年の時に別れているが皆は志帆こそ彼の唯一の愛する人=妻だと思っている。
彼の携帯がなる。通知の名前は志帆だった。
「もしもし、あー、分かっている。行くよ。うんうん。了解」電話している彼の顔をみてみる。私には見せた事のない優しい笑顔で話している。あぁーやっぱり運命の人には叶わないよね。
布団を頭まで被り泣き声が響かない様に腕を噛みながら止まるまでなく。
彼が本当に好きな人と幸せになれますように。
いつの間にか寝ていた。
彼が戻ってくる。
布団を取り、有桜の顔に涙の跡をみる。大きな優しい手で吹いてから軽く頬にキスをし、両手で頬を撫でて今度は唇にキスを落として言う。
「いい夢を」
圭吾も布団に入り有桜を横に向かせて後ろから抱きしめ首筋にキスをし濃いキスマークが出来たのを嬉しそうに眺めもう一度顔をこちらに向かせて激しく甘いキスをさて眠った。実はこれは圭吾が毎日有桜が寝た後にしている事だ。
有桜は知らない。圭吾の気持ちが……
実は圭吾自身も気づいてない。




