36✤報告(episode美海)
今日は高校時代から私の恋を応援来てくれた。友達の百瀬佳子ちゃんに報告をしにカフェで会ってます。
有桜ちゃんは午前中は仕事があるそうで終わってから合流します。
「美海ちゃん。憧れの小川さんと付き合ったんだぁ。良かったね!」
「ありがとう。佳子ちゃん」
「結構長かったね」
「そうだよね~」
私と佳子ちゃんと有桜ちゃんの3人で仲良かった。
今日の佳子ちゃんどこから見ても男の子だね。
「そうでしょう?今日は好きな漫画の推しになってみました」
佳子ちゃんは好きな漫画のコスプレをするのが趣味でそのオフ会で知り合った人と付き合ってます。
普段はエステサロンでエステティシャンとして働いてるる。バリキャリなお姉さま。
「見て~これは彼氏がしたコスプレなんだけど、可愛いいでしょ?」
「ちょっと待って!!まじで女子やん!」
「でしょう?うちの彼氏まじで美少女」
前、コスプレ前の彼氏を見せてもらったが、可愛い男の子って感じの彼氏さんだ。中性的な顔をしてるから女装しても似合うんだろうなぁ。
「彼氏と同じ趣味っていうのもいいね」
「それより!美海ちゃんは、どこまでいったのか教えなさい!!」ぎゅーとハグされる。相変わらず甘い香り。
恥ずかしくて佳子ちゃんの耳元で話す。
「実は…エッチしちゃったの!」
「えぇ!展開早!!」
「でしょ!しかも何回も…でもかなり気持ちよかった」
「マジかぁ。さすがは天下の小川潤也さまだね」
「確かに…」
「有桜ちゃん所もだけど、皆絶倫だね?」
「佳子ちゃんところは?」
「うちは…かなりのSだからいつも虐められてる。笑」
「ってそっちも絶倫やないの!!!」
久しぶりに笑って笑って楽しかった。
私のスマホがなる。
発信者は潤くんだった。
「やばぁ潤くんからだ」何か緊張してしまう。
「もしもし?」
「もしもし。美海ちゃん今何してんの?」
「高校の友達とご飯食べてるの~」
「へぇ…女?男?」
「女の子だよ~」
「嘘ついてない??」
「ついてないよー」
「そっか。楽しんでね」
「うん。ありがとう」
会話を聞いて佳子ちゃんが後ろからハグして私の顔の前で親指を立ててウィンクしてる。
相変わらず綺麗な顔だなぁと思ってまじまじと見る。
「美海ちゃん!」潤くんは、少し低い声になった。何かちょっと怖かった。
「なに?」
「今日俺の家に夜おいで。」口調が優しくなる。良かった。怒ってるのかと思った。
「わかった!」
「それじゃあ~また後でね」
電話を切って佳子ちゃんにハグする。
「また、誘ってくれたぁ。はぁ声がかっこいいからキュンってする」
「良かったね。美海ちゃん」やっぱり昔からの友達といると和む。
お店を出て有桜ちゃんの家へ行く!
家に入ると有坂先輩がいた。
「わぁ!生の有坂先輩じゃん!生きる彫刻~」
佳子ちゃんが興奮気味に言う。有坂先輩が言う。
「もしかして…演劇部の百瀬さん?」
「正解でーす!よく分かりましたね。先輩!」
「演劇部に入る様に何度も誘ってきてたしね。その時いつも生きる彫刻~って言ってたから覚えてるよ」
「先輩は当時、あのブリ子…ううん。失礼。水川先輩と付き合ってて忙しかったですもんね。」
「ははは」有坂先輩は苦笑いをする。
「2人ともいらっしゃい。良かったら今日は私がご飯作るから食べて帰ってね。」
「「わーい!有桜ちゃんの手作りとかテンションあがる!!」」有桜ちゃんは高校時代、毎日お弁当作って持ってきてた。つまみ食いしてあまりの美味しさに感激した位だ。
「こんないい奥さんもらって、本当に彫刻先輩感謝しないとダメですよ!顔よし性格よし、スタイル良しな子なんて日本中探してもいませんよ!!」
「佳子ちゃん褒めすぎだよ~てか彫刻先輩って何それ??笑。」
「いや。コスプレ後輩が言うのも間違ってない。有桜は世界1、いや。宇宙1素敵な奥さんだよ」
「もう。圭吾くんったら…サービスしておかず沢山いれてあげる。」ケラケラ笑いながら楽しい時間を過ごした。
会話が盛り上がりすぎて気づいたら夜の9時になっていた。
「有桜ちゃん長い時間ごめんね。楽しかったよ!」
「こちらこそだよ!」
「あ!彫刻先輩、充電切れたんで家電貸してください!」
「彫刻先輩が違和感なくなってきたな、どうぞ。」
「もしもし?まーくん?迎え来てくれない?で、友達も送って行ってあげて欲しいんだけどいい?」
佳子ちゃんの彼氏さんが迎えに来てくれた。
潤くんの家まで送ってくれるとの事で助かった~
車中で潤くんにLINEを送る。
佳子ちゃんがマンションのエントランス前までお見送り来てくれた。
ハグしてくれて背中ポンポン叩いて言う。
「有桜ちゃんも美海ちゃんも私にとって大事な親友だからずっと好きだった男の子と幸せになってくれて嬉しい。私達、みんな幸せになろうね。バイバイ!」
佳子ちゃんは本当に元気でパワー貰うなぁって思う。
潤くんから着信がある。
「潤くん~今着いたよ!今からあがるね。」
「うん。早くしてくれない?」寝てたのか少し不機嫌だった。
「わかった」と言って電話を切る。
玄関のチャイムを、鳴らすと潤くんがドアを開けてくれた。やっぱりちょっと機嫌悪い?
「遅くなって、ごめん…ちょっと盛り上がってて有」
「早く入ってくれない?」
有桜ちゃん家での事話したかったけど、潤くんの機嫌が思いのほか悪くて言うのを辞めた。
何があったのかな?こんなに切れたのはじめでどうしたらいいのか分からない。
「昼の子と今の時間までいたの?」目が怒ってる。怖い
「うん。そうなの。カラオケにも行ったりして~でも最近の歌わかんないから懐メロばっかりで」
「カラオケね…俺とは行ったことないよね?」
「そうだったかな?高校の時とか」
「行ってない!!」テーブルが揺れる。やっぱりいつもの潤くんじゃない。機嫌悪いからやっぱり今日は帰ろうかと思い潤くんに言う。
「やっぱり私今日は帰ろうかな?また潤くんの予定空いてる日教えてね。」ソファから立とうとすると今までにないくらい低い声で言う。
「いいから、座われ。美海。」何かすごく緊張してくる。何でこんなに怒ってるんだろう?訳が分からずまたさっき座ってた所に座ると潤くんが横に座ってきた。
潤くんの瞳は燃える炎のようにギラギラしていた。
どうしたら潤くんの機嫌が直るんだろう?そればっかりかんがえてた。




