表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/48

17♡お菓子作り(episode有桜)

療養期間も後、2週間になった。体を慣らすために毎日ガーデニングやお菓子作りなどをしている。今は料理長と一緒にお菓子作りをしている。



「奥様、お上手ですね。」



「洋菓子屋と和菓子屋でアルバイトをした事があるんです。」



「本当にお上手ですね。お店で並んでる商品みたいです。」



「そうですか?ふふふありがとうございます。皆さんが食べれる様にいっぱい作りますね」



「やったー!!奥様最高です。」



アルバイトで培った事がここで活かせれるなんてうれしくなる。



今、私はシフォンケーキとクッキーとプリンを作っている。後でガゼボでお茶会しましょう。



そう、言いながらボールの中の卵白でメレンゲを作って行く。シフォンケーキの生地をふわふわにするためだ。



料理長はその横で他のデザートを作ってくれている。



皆でワイワイして作るのは本当に楽しい。といかこの有坂家の使用人さんは明るくて楽しい人ばかりだ。



ここの元々の主人だったおじい様が使用人に丁寧に接していた影響もあり、圭吾さんもすごく丁寧に接している。呼び捨てにはせず常に語尾に,さん,をつけている。




「こらこら!奥様のお邪魔をしては行けませんよ!持ち場に戻ってください」江原さんが使用人達に言っている。



「奥様、まだ、療養中ですから無理は行けませんよ。」



「分かってます。江原さん。ほとんど料理長がしてくださってますから」



「大丈夫ですよーメイド長。俺がちゃんと致しますから」



「分かりました。では私はガゼボの準備をしてきます。」



「はい!あの江原さん。後からでもいいので、圭吾さんも一緒にお茶会出来ないか聞いて貰えないでしょうか?」



「分かりました。奥様からの誘いなら坊ちゃ……いやいや旦那様はお断りにならないですよ。むしろ誘ってなくても喜んで来ますよ」



「それならいいですがぁ」ぽっと真っ赤になる。



本当にそうなら嬉しいけど……療養期間3週目にはいってから圭吾さんは忙しくなってきたのか書斎にこもるのが増えてきた。社長でもあるが、他の社員が無理そうな案件や契約になると一緒について行って接待をすることもしばしばあった。社長専属秘書でもある自分も付いていっていたが必ず、遅くなりそうならタクシーを呼んで私を先に帰してくれていた。一緒に行った社員も同じ様に帰して圭吾さんが後始末をしてくれることもよくあったそうだ。だから皆、社長の事を尊敬しているし、離職率も少ないホワイトな企業として有名だった。



忙しくしている圭吾さんが体調を壊さないか心配になる。



「圭吾さんに私がしてあげれる事ないかしら」



「奥様は十分されてますよ。」江原さんは笑顔を言ってくれる。



「奥様。後は型に流して焼くだけなので、コーヒーを旦那様に持っていかれてはどうでしょうか?」



「分かりました。」会社では私が豆から挽いたコーヒーを提供していた。いつも美味しいと言ってくれていたので早速準備をして彼の書斎に持っていく。




書斎のドアをノックする。中から「どうぞ」という彼の声が聞こえてきた。



「失礼します。圭吾さん、コーヒー持ってきました。」



「ありがとう。」私を見て真剣な顔が笑顔に変わる。



「いい香りだね。やっぱりうちの奥様のいれてくれたコーヒーは最高だね。」



「良かったです。圭吾さん。3時からガゼボで使用人さん達とお茶会をする予定なんですが、一緒にされますか?」



「3時か……」彼が書類と時計を見ながら言う


「忙しいですよね。無理そうなら大丈夫ですよ」


私が手を振って言うと優しい笑顔で彼が言う。


「ううん。せっかく奥様が誘ってくれたんだ。参加するよ。少し遅れるかもしれないけどいいかな?」


「大丈夫です!では失礼します。」後ろを向こうとしたら彼にて手首を捕まれ彼の膝に横抱きで乗っていた。


「け、圭吾さん?!」


「う……ん?ちょっと充電」顎を私の頭にのせてぎゅーっと抱き締められる。


「私で充電になるならどうぞ」私にまかれた彼の腕を抱きしめる。


「ありがとう。有桜ちゃん」耳元で囁かれるとゾクゾクしてしまう。


「うん?顔が赤くなってるよ?熱大丈夫?」そう言っておでこに唇を当てる。


「え?!え!」更に慌ててしまう。


「熱は大丈夫そうだね。仕事早く終わらせて後で行かせて貰うね。」首筋にキスをし私の胸も服の上から揉みながら言う。


「は……い。今日はシフォンケーキとプリンとクッキーを私が作りました。良かったら食べてください。」


「わかった。楽しみにしてる。」ボタンをはずし胸の谷間にキスをし赤いマークがついたのを確認したら満足したのか離してくれた。部屋を出る時に彼が笑顔で手を振っていた。


私の勘違いじゃなければ美海ちゃんがお見舞いに来て以降から彼の私に対するスキンシップが凄く増えた様な気がする。


使用人がいる前ではしないけど、こう。2人になった時にハグしたり、胸を揉んだりもある。


この間は膝にのせて私にパソコンの書類をタイピングさせながら服の中の私のおっぱいを揉んだり、椅子に座らせて下からアソコを舐めたりしてきた。いや……私は好きだから良いんだけど……むしろ嬉しいんだけど。その時の満足そうな顔の圭吾さんが見れるのが堪らないんだけど……実は笑顔の圭吾さんの写メ撮らせてもらった。


じゃなくて……彼は本当は志帆の事が好きなんだよね?


本当は私が好きなのかな?って錯覚してしまう。


でもこの間、美海ちゃんから本当に水川さんの事好きなの?有坂先輩に確認してみたら?って言われたんだけど、勇気が出なくて聞けない。


本当に私ってポンコツだなぁ。



「奥様!クッキーとプリン出来たそうですよー」


「分かりました。飾り付けします。」


先に作っていたクッキーとプリンが出来上がった。楽しいお茶会になるように気合いいれなくっちゃぁ!!圭吾さんもきてくれるから本当に楽しみで仕方ない。


他の料理人さんがフルーツなどをカットしてくれてた。私はそれを出来上がったお菓子に盛り付けていく。


料理長が作ったアップルパイやタルトの美味しい匂いが充満していく!


楽しくて仕方がなかった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ