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山岡有紀子の日記(17) 六月三十日 (水)
お母さんを殺したやつは見つからない。
お母さんを恨んでいた人なんて、知るわけない。そんな人がいるとは思えないし、いたとしても、わたしが知るわけない! けいさつの役立たず!
お父さんの居場所だって知らない。いなくなってから、ほとんど関わってこなかったんだから。いまさら、会いたいとも思わない。
わたしと修平さんのことを疑ってる。信じらんない。あんなヤツらに、お母さんの体を調べられるなんて。かわいそうなお母さん。胃とかお腹の中を調べられちゃうんだ。
何も食べたくない。食べられない。キモチワルイ。誰にも会いたくない。修平さんに会いたい。早く、わたしを助けにきて。




