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23 探索
泊まった村にはギルドはなかったが総合商店はあり、買取もしてくれた。
僕の薬草よりも、リムさんの茶葉やエルハルトの木の実の方が高く売れた。
茶葉は加工済み、木の実はレアとはいえ、採取でも負けるとは…。
「ついでに売っただけだし、正直俺はこれ以上銅貨は要らないのだが…」
「受け取ってはくれないんですよね…」
「そこはキチンとしてね。万一足りなくなった時に貸してもらえれば」
銅貨というか金銭がクーポン券感覚なのはどうにも馴染めない。
そういう経済社会なのは、頭では理解しているつもりだけれど…。
村々は今でも物々交換が中心だし、そこから慣れるべきかな。
「木の実もそのまま宿代に使えるようだし、『探索』頑張ってみるかな」
「薬草の方が無難だと思うがな。木の実は『保管』しないと腐りやすいし」
次の町に向かう間にいろいろ試してみたが、薬草さえ厳しかった。
ていうか、目視の方が早かった。うん、わかってたよ。
結晶体の魔力も結局ふたりに依存してるし。
「付与はいつでもすると言っているだろうに」
「上級ポーションもいつでも作りますよ!」
その養ってもらってる感が辛いんだけど…。王都で何か見つかるといいなあ。




