第60話 お泊り2
・・・泊まれ なんて言うんじゃなかったぁぁぁぁ・・・・・・・
すでに後悔と罪悪感でいっぱいな胸。
罪悪感・・・まぁ、罪悪感。
余計なこと口走っちまったっていうか・・・
うっわー・・・ホント どうしよ・・・
「燐 水飲む?」
「ん・・・いい お風呂入らせてー」
「あ?あぁ・・・パジャマ 洗面所置いとくよ」
「ん・・・」
フラフラと燐が風呂のほうへ歩く。
あ、そっか 昔も泊まったことあるから場所わかんだっけか・・・
って 俺・・・燐が入った後の風呂入んの!?
とはいえ・・・俺が先に入るのはいやだし・・・
シャーッ
シャワーの音がする。
何も考えないように 新一とか克哉とかのこと考えながら洗面所に昨日洗ったパジャマを置く。
あ、下着・・・まぁいいや
ふーっとため息をついて洗面所を出る。
「あ、ねぇ 飛鳥ァー」
「・・・何?」
シャワーの音が途切れる。
「湯船って 入っていーの?」
入っていいの・・・って・・・
聞くなよ・・・
「え?別にいーけど・・・」
「んーわかったー」
ぽちゃんっと湯船の音。
あーなんかやだ・・・あー変な感じ
またふーっと息をついて洗面所を出た。
・・・とっとと寝て とっとと朝になってほしい・・・
はーっとため息をついて天井を見る。
・・・あぁ やばい・・・
布団・・・どうしよう・・・
母さんと父さんの分はクリーニングに出してるし・・・
うっわ・・・漫画とか小説のお約束・・・!?
おいおいおいおいおい 待てよ・・・
高校生の男と女が!?ふざけんな!!
「なんか・・・なんかかわりとかねぇのかよ!?」
寝袋・・・あるわけねぇだろ!!
毛布・・・1年中家は布団派だ!!
どうすんだよ・・・
「うっわ・・・最悪・・・」
何?俺にこのさっむい中床と布団なしのパジャマで寝ろってのか!?えぇ!?神様って奴は残酷だなぁ おい!!
・・・外を見る 真っ暗 寒い おまけに酔っ払いがうろついてやがる。
こんな中・・・いまさら帰れなんていえないしなぁ・・・
とはいえ やっぱ・・・無理だよなぁ 一緒に寝るとかってのは(お約束のパターン)
・・・しょうがねぇ 真冬用の上着着て寝るしかねぇな・・・




