第26話 素材店の調合体験と屋台の力
──依頼明けの朝。リュード市街。
宿の朝食をすませたレイルは、ミルとモモンと一緒に素材店「ミルフォード堂」へ向かう。
入口のベルが鳴ると、店の奥でノートを書いていたリシェルが眼鏡をかけ直し、控えめな笑顔で迎えた。
「昨日のクラッタ素材、整理しておきました。調合の体験、大丈夫ですか?」
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◆調合クラフト体験&サブヒロインとの掛け合い
リシェル「この薬草と毛皮をこう組み合わせて……はい、ここ、針でしっかり縫い止めて……」
レイル「なるほど、思ったより力がいるな。ミル、ちょっと手伝ってくれる?」
ミル「分かった」
ミルが器用に素材を押さえ、モモンは細い牙を“針代わり”にして補助。
リシェルは少し感心した様子で微笑む。
「仲魔と息が合ってますね……うまく連携できる人、意外と少ないんです」
レイル「今までは見様見真似ばかりだったから、ちゃんと教わるのは初めてだ」
リシェル「失敗してもいいんです。こうやって一緒に作った分だけ、仲魔との信頼も深まるんですよ」
ミル「悪くない」
モモン「ぷしゅ~(もっとやりたい)」
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◆クラフト成果&バフ効果
•「クラッタ毛皮の応急包帯」:怪我時の自然回復力+小
•「薬草お守り」:1日1回だけ微弱な毒耐性バフ
•「クラッタ牙の簡易ピック」:鍵開けや罠解除時に使用
リシェル「薬草お守りは、街の人にもけっこう人気なんです。毒や病気が多い都市ならでは、ですね」
レイル「これがあると、明日から少しだけ心強い気がする」
リシェル「それと……今度余裕があれば、一緒に高級な素材で“特別な薬”にも挑戦しましょう」
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◆屋台のカレンと食事効果
帰り道、屋台街のカレンの店でひと休み。
カレン「お疲れ! 昨日のお礼に、今日は“特製ハーブ焼き鳥”サービスだよ!」
ミル「……うまい」
モモン「ぷしゅ~(あったかい)」
カレン「これ、仲魔も食べると体が軽くなるって評判なんだ。明日の仕事もきっとうまくいくよ!」
実際、ミルは少し敏捷さが上がったように動きがキビキビ。
モモンはいつもより柔軟な形に変化できるようになった。
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◆ギルドでのバフ確認
素材店と屋台をまわったあと、ギルドで新しい依頼の確認に立ち寄るレイルたち。
サリナ「新しい依頼の前に、念のため健康診断しておきますね。最近は感染症や毒の被害も増えてますから」
レイルはミルとモモンを並ばせ、ギルドの小部屋で診断装置(魔法式の簡易判定板)に手をかざす。
サリナ「……あれ、今日は毒耐性値が少し高いですね」
リシェル(偶然近くにいた)「さっき渡した薬草お守りの効果、もう出てますね」
カレン(書類を届けに来てた)「うちのハーブ焼き鳥も効いたみたい!ほら、ミルの動きがいつもより早い!」
レイル(やっぱり、みんなの助けのおかげだ)
サリナ「都市の依頼は危険も多いですし、こうやって仲間と支え合うのが大事ですよ」
──ギルドの壁に映し出された簡易ステータスには、
「毒耐性:+1(薬草お守り)」「敏捷:+1(ハーブ焼き鳥)」のマークがほんのり光っていた。
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◆財布事情(26話終了時点)
•前回所持金:2713ルム
•調合体験(リシェルへの謝礼):−2ルム
•屋台街での食事(カレンのサービス+α):−3ルム
•現在所持金:2708ルム




