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宇宙(そら)の女神~転生先は異世界ではなく 異星でした~  作者: 三毛猫乃観魂


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第六十八章 転生した理由

 温かな食卓に地球での思い出話。

「ただいまー」

 ラースの自宅に帰ってきたエリス。わりと離れていたこともあり、我が家に帰ってきたなとそんな気分がした。

「こんにちは~」

「お邪魔します」

 エリスの自宅に入ってきたダイアナとケイシー、今日は二人とも泊まることに。

 上着を使用人に渡し、三人はうがいと手洗いを済ませて食堂へ。

 食堂では使用人たちがもてなしの料理を用意してくれていた。テーブルの上には出来立ての美味しそうな料理が並ぶ。

 全員が席に着く。

「料理が冷める前に食べようではないか」

 アランの言う通り、みんなでいただきます。料理を食べ始める。

 使用人だたちが腕によりをかけて作ってくれた料理はどれもこれも美味しい。

「地球での任務はどうだった」

「しっかりこなしてきたよ、父さん。ダイアナとケイシーがいてくれて本当に心強かった」

「そうか」

 本当に心強かったと言われたダイアナとケイシーは嬉しそう。ただ、二人とも私に言ってくれたんだ俺に言ってくれたんだと思っていたけど。

 食事がてら車中では出来なかった地球の話をする。MIBとの出会いと二体のイヴィルとの戦い、海水浴や釣りに富士山観光など、地球での思い出を語る。

 アランもシャーロットも楽しそうにエリスたちの話を聞いている。

「そうだわ、今度の休み、みんなで地球に旅行に行きましょう」

「うん、それは良いな。私も富士山を見てみたい」

「僕も賛成」

 今世の両親を前世の故郷を案内するのもいいかもしれない。

 とんとん拍子に進んで行く、地球旅行の話。誰も宇宙の消滅神・フィリップの話はしない。現実逃避をしているわけではない、皆が戦いの先を見ているのだ、明るい未来を見ている。

「お土産、楽しみにしているわよ」

「俺も、何か食べれる物が良いな。地球の食べ物は美味しいし」

 ダイアナもケイシーも乗ってくる。

「お土産、楽しみに待っていてね」

 可愛い笑顔で返すエリス。

 ここにいる誰一人として、宇宙が消滅するなんて思っていない、ラースを破壊するなんて思ってもいない。

 宇宙もラースも消滅させる心算はない、宇宙もラースも護って見せるとの強い決心している。


 夕食後、エリスの部屋でダイアナとケイシーは雑談。

「ほうとう、美味しかったな」

「ケイシー、ご飯食べたばかりなのに、また食べ物の話題なの」

「美味かったんだから、仕方が無いだろう」

「僕もほうとう好きだよ」

「そうだろ、やっぱり、男同士。俺たち気が合うぜ」

「何を言ってるの、エリスは今は女の子でしょ」

「心は男のままだよ」

 三人とも楽しい話題で盛り上がる。


 雑談後、ダイアナとケイシーは客間へ行った。ダイアナは一緒に寝たがったが、エリスは丁重にお断りした。

 今日は一人で寝たい気分。

 ベットに寝そべり、天井を見ながら考える。自分がラースに転生した意味を。

「もしかしたら、僕が転生したのはこの時ためだったのかもしれない」

 宇宙の女神は宇宙の消滅神の復活を感じ取った。

 何かの心霊関係の動画で幽霊と波長が合う人がいると言っていたことがある。

 宇宙の女神とエリスの波長が合ったから、宇宙の消滅神と戦うためにラースに呼ばれ、宇宙の女神が融合した。

 現にフィリップに融合することで宇宙の消滅神は復活を果たしたのだ。

 再び宇宙の消滅神と倒し、宇宙を護るために転生させた。そんな気がする。宇宙の女神と融合したからこそ、解る。

 いろいろ、考えているうちに眠りに落ちていく。

 完全に眠る前、

《その通りだよ》

 久しぶりに宇宙の女神の声を聴いたような気がした。







 エリスくんが転生した理由。

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