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+-の魔法使い~目標高く信念低く~  作者: こげ肉
第一章 迷宮の猫魔獣
3/18

転生と能力

回想は今回が最後です。

謁見の間を出たのでがっつり感情がでてきます。

瞼の裏に薄暗い朱色が写り混むのを感じ、自然と目が開く(そうだ、転生したんだ)

「ギニャ!(視界が悪い!)」

は?いや、え?まさか、俺の喉から出たのか?

「ギ、ギィニ(そ、んな、馬鹿な)」

(マジなのかー、ん? 今背中に暖かい風が当たった気がする。

この展開、後ろにいるのは俺を産んだ母か!)

期待をこめて元気よく首を回すとそこには、




鬼がいた。


いや、正確に言えば牛と鬼のハーフ、ミノタウロスという感じだ。

「キュ、イ(りっ、立派な角ですね)」

彼(?)の額に聳え立つ1対の捻れ角、恐怖から出た渾身の褒め言葉は伝わったのか。

「ブモォォオオオォ!!」

、駄目でした。

こうなれば産まれてこの方全体像を見ていないこの体で、脱兎の如く逃げおおせる!

全体像が分からないのなら古来から生物が使ってきたと謂われる歩行法、四足歩行で行くまでだ。

幸い目の前に隠れることのできそうな岩がある、状況云々置いといて走り抜ける!


「フゥ、フゥ」

何とか逃げ隠れることができた。

先程の雄叫びは本能からかのもので俺を見つけたからなどではなかったようだ。次第に足音が離れていく。死ぬかと思ったぁ


というか、ここは何処なんだ、テンプレの洞窟か迷宮(ダンジョン)だろうか。暗くて自分も姿がよく見えないが何処からか沸いてる薄い光にで何となくだが肌は黒系統の毛で覆われていることがわかった。

ギリテンプレの域に収まってることを考えるとまだこの世界は俺に躊躇を残してくれている。


あ、そうだ。産まれて初めて2つの人生(?)の中で初の死の恐怖に忘れていた。

ステータスだよ!オタクの夢が遂に叶うってのに忘れてしまっていたよ

ラビス様曰く手っ取り早い方法はステータスと叫ぶ、だったがこの状況で叫ぶ勇気は無い。

(ステータス!)


レッサーキメラベビー 0歳  階級(ランク):G


名称:無    状態:普通


Lv1/10


HP12/12

MP16/18


能力値

攻撃力:3

防御力:2

魔法威力:5

魔法防御:3

速度:8

精神力:7


ノーマルスキル

《言語翻訳》《鑑定Lv1》《神託1》

ユニークスキル

《妨害魔法Lv1》《補助魔法Lv1》


称号

転生者



これがステータスか、頭の中に情報が入るとは不思議な感覚だな、ラジオが耳に残るのとも違う形容し難い感覚だ。

それでは基本なんとなく理解できるものを飛ばして、ユニークスキルと神託、そして種族に注目をおいてみよう。


ユニークスキルは、なんだ?妨害に補助、両極端な能力だなラビス様は強力な能力だと言っていたし使いようなんだろう。

神託に関してはよくわからん、細かく調べれないもんかな

《鑑定Lv1を使用、神託1を鑑定》

《メッセージを1つの確認》

《開きますか はい/いいえ》

なに?鑑定の使用?

鑑定の能力はこういうものなのか。

まあ、〝はい〟で

《神託を受信、開きます》

ーーーーーーーーーーーーーーーー


昇さんへ


あなたがどんな種族に成ったかは分かりません。

苦しい思いをするかもしれません。幸せに暮らして頂けることが今の私一番の願いです。

それにこれはあなたの第2の人生です。どんな生き方をするのも自由なのです。

見守っています、愛しき我子よ。


追伸

質問に出た《言語翻訳》ともうひとつ《鑑定Lv1》を付与しました。また、伝え忘れましたが生まれ変わりなので名前は無くなります。


ーーーーーーーーーーーーーーーー

《神託1は自動消滅します。》

ラビス様からの手紙のようなものだった。

受信時から思っていたことだが、完全にメールだ。

自由が増えるかもだけど見守っている、という母に昔言われた言葉そっくりだ。慈愛と優しさが詰まった言葉であることを知っている。

目尻が綻ぶが何とか耐え、次の確認。


鑑定が細かいは情報を細かに見ることが出来るようなので、他の調べれそうなものを片っ端から鑑定していく。発見があるかもしれない。


レッサーキメラベビー‥迷宮に自然ポップするキメラ種の子供。

キメラ種最弱で、生態系のなかでもとても弱い部類に入る。形は様々。


階級(ランク)‥魔物の危険度S,A,B,C,D,E,F,Gの順で左上がりに強くなる。

G‥雑魚、数匹居ようが問題なし

F‥群れると少し危険

E‥駆け出し冒険者で対応可能

D‥危険、中級冒険者なら対応可能

C‥かなり危険、中級冒険者集団で挑む

B‥災害級、上級冒険者でやっと対応可能

A‥大災害級、魔王などが位置する

S‥天災、Unknown


Lv‥レベル最大になると進化する種族もある(魔物は基本進化する)


HP‥生命値、体力値、0になると死ぬ


MP‥魔力値、魔力量、0になると気絶や激しい頭痛嘔吐に見舞われる。


今のMP(次から魔力と言おう)残量は11、ステータスを開いた際は16だったから鑑定の消費魔力はたったの1、便利だ。


攻撃力‥殴る、蹴るなどの物理的攻撃時の平均威力(ダメージ量とは別)


防御力‥物理攻撃を受ける際の抵抗力


魔法威力‥攻撃魔法で与える平均威力(ダメージ量とは別)


魔法防御‥攻撃魔法を受ける際の抵抗力


精神力‥精神汚触魔法などを受ける際の抵抗力


言語翻訳‥共通言語を聞き取ることができる。

読み書きはできない。


鑑定Lv1‥自己のステータスの詳細を鑑定できる(ユニーク・エキストラスキルは不可)

他者の名称・種族・状態・ランク・HP・MPを見ることができる。(格上鑑定・不可)


《妨害魔法Lv1ー読み取れません》


こんな感じだ、魔力が3をきった辺りから頭がくらくらする。

少し眠りたい、が最後の目的を終わらせる。


謁見の間で誓った《目標高く信念低く》は良く大好きだった伯父の言葉、意味はたしか

「目標が高ければ高いほど男は燃え上がるんだよ、あと確かにお前の言うとおり信念が低くけりゃ努力も続かないかもしれない。だがな昇、信念ってのは頑固な意地なんだよ、お前だってある程度自由に生きてぇだろ?」だ。

今思えばただの厨二病だったのかもしれないが、俺は今でもこれを掲げて生きていこうと思う。

「まあ、決まりごとは守れよ」と必ず伯父は着けていた。

教育のつもりだったのだろうか、今じゃもう知ることもできないな。

、、よし。気持ちの入れ換えもできたところで寝ようと思う、称号は明日鑑定してみようかな。

この体は丸まった姿勢が寝るのに適しているようだ。

「クナぁ(おやすみ)」

待たずして眠気は訪れた

次回、探索

修正点・階級(ランク)の訂正及び不自然な点の訂正

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