92話、イヴにキスを
「一応アスモデウスを蘇生させてあげよう【蘇生】」
「っぐ…………」
助けてくれたしね。あの隙が無かったら丸薬を飲めなかったから
「喰らえ」
雷装を使い、雷を収縮。適当にコインを取り出し
電磁加速したコインを放つ。
「だから効かないって」
コインは当たる寸前に消滅し、雷は四方に散る。
「そんな馬鹿な!この者の体は間違いなく最強の筈……ッ!」
「もう黙ってよ。イヴの体で喋らないで【消音】」
「~~~~~~~~~ッ!!!」
「それとイヴの身体返して」
アスモデウス(元所有者)を完全に信じるわけじゃないけど助けてもらったのだし取り敢えず1度だけ信じて行動してみようと思う
「~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ!!!」
暴れるアスモデウス(inイヴ)を抑えてその口にキスをする……
「………………?」
「イヴ?戻ったかい?」
「~~~~~~~~~~ッ!!!」
「戻ってない……?アスモデウス(元所有者)は嘘をついたのか?」
「……まさか前にも似たようなことあったかしら?」
「……それがどうしたんだい」
「貴方に対する耐性が出来てしまってもうその手は通用しないんだ……」
「じゃあどうしろと!」
「貴方は彼女の能力を使えるのでしょう?ならそういう魔法を作ればいい……簡単な事じゃない。私を倒した時のように」
「……まてよ…?僕以外ならいいのか?」
「最愛じゃないと無理……だと思われる」
「試してみる価値はありそうか……」
「聞いていたか?」
「【魔法創世:時間加速】【譲渡:時空間魔法】【移動:認識完全遮断】【削除:認識完全遮断】」
【移動】……相手のスキルの移動を可能とする
【削除】……必要の無いものの削除{物、魔法など無生物(魔法生物などは不可。例:ゴーレムなど)}
「【付与:時間加速】」
今の一連の動作を簡単にまとめると時空間に加速をかけて現実世界の早さと同じくらいまで時間の流れを操作し、時空間魔法をアスモデウス(元所有者)に譲渡。アスモデウスを倒す時に使った認識完全遮断を削除。
何故こんなことをしたか……僕がイヴを抑えている間にカオリを連れてきてもらう。カオリなら行けるかもしれない。
「どういうこと?」
「カオリを連れてきて。強引で構わないよ。僕が説明する」
「わ、わかったわ」
黒い渦を創り出し外へと出て行った
2分後無事カオリを強引に連れてきたようで、かなり困惑していた
「カオリ!イヴにキスして!」
「な、なにを急に!」
「イヴが《色欲》に乗っ取られてるみたいなんだ!僕は前に一度やっていたから耐性がついてしまったんだ!」
「??……わかったよ?い、イヴにキスすればいいのよね?」
「早く!」
「わかったよ!」
スッと近づいてカオリがイヴにキスをする
「まだ!あと少し足りない!」
「まだダメなのか!カオリ!フリムを連れてきて!強引でもいいから早く!」
「すぐ行ってくる!」
今度は香織がフリムを連れに出て行く
「うわぁっ!!!」
「フリム!イヴにキスを!」
「な、何で!?」
「早く!」
「え、あ……えっと……互いの合意をね……」
「フリムいいから早く!」
説明を全くされずに女子にキスしろと言われる男の方の身にもなってあげて欲しいと思う
「~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ!!!」
こうしている間にも身体をイヴに取り返されまいと必死にもがく
「ああ!焦れったい!」
半ば無理やりイヴにキスをさせる
「ダメだ……まだもう少し足りない……」
「まだだ!カオリ!お義父さんを!」
「え、え、え、っわかっ……た!」
「ぐぉおおおっ!!」
「な、なんだ!?」
「お義父さん!今は話してる時間ないです!イヴにキスを!」
「い、いや幾ら何でも娘にキスは……嫌われるだろう?」
「あんたもか!」
香織がまたもや無理矢理キスをさせる
その後レイラや明日香なんかも連れてきてキスさせたのは言うまでもない……
なんとか《色欲》を抑え込ませることには成功したが、疲れからノックダウンしているイヴと丸薬のフィードバックダメージで伸びているラークを含め何かしらが原因で倒れていないのは明日香とアスモデウス(元所有者)だけであった……
明日三者面談だっ逃げ出したい!
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