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魔法の世界の冒険碑  作者: 奈良 依吹
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87話、《色欲》アスモデウス

「駿来!一体何があったんだ!」


返事が帰ってこない、どうしたんだ……取り敢えず2人の動きを封じ込めよう


「【大地拘束(アースバインド)】」


地面から生えた無数の土の柱で締め付けとうとした


「は!?」


柱はまるでそこに何も無いかのように空を切るだけだった


「無駄だよ」


するといきなり後ろから声がする


「エクレール?どうしたんだい?いつもと雰囲気が……ッ!!」


白雷が至近距離で僕に向かって伸びてくる


ステータス全開でそれを回避、大きく後退する


まるでそれを予想していたかのように今度はエクレールが白雷を打つと同時に空を【スカイウォーク】で僕の背後に駆けていた明日香が11連撃を仕掛けてくる


反射神経で全て躱し切り、明日香を弾く


次にフェイントを交えながら香織が火焔魔法と疾風魔法で風と焔の剣を創り出し切りかかってくるスレスレで回避して、まずエクレールを無力化しようとエクレールに迫る


「エクレール!ごめん!」


AGL全開でエクレールの後ろに回る……筈だった


僕は腹部にひどい衝撃を喰らい、前に転がる


転がった先で仰向けになり激痛に襲われ左手で腹部を触る


だが左腕は腹部を触ることなく空を切る、二の腕から下がない。


「!?」


急いで右腕を確認する。右腕は無事だ


今度は無事な右腕で腹部を探る……また右腕が空を切る


首をなんとか持ち上げて体を見るとへそから下が無かった(・・・・)


「ゴフッ……」


状況を認識したことにより、更なる激痛が襲ってきた


「けっ……ゴホッ……け、【欠損回復】【完全治癒】」


下半身を生やして元の下半身を焼き尽くす


どうやら香織の空間切りに超スピードで突っ込んでしまったかららしい。スピードを封じられた……


「これは……アスモデウスの魅了かな?」


「ご名答!」


香織の口からいつもとは違う口調の声が聞こえる


「お前がアスモデウスか、みんなの体で何をしている!」


「いやぁ……まいった。私の魅了が殆ど効かないやつが二人も来るなんてね」


「駿来達に話しかけても反応がないのはなんでだ?」


「違う空間にいるのを投影して見せてるだけ、あの子は厄介な結界持ってて魅了効かないのよねぇ……貴方に魅了が効かないのは単なるステータス差ねこのエクレールって子はステータスは高いけど私ほどじゃないしね」


まいったな……取り敢えず【大地拘束】で


エクレール、香織、明日香を拘束して動きを封じる


「あらら、お人形ちゃんたち封じられちゃった」


アスモデウスが空間のヒビから出てくる


ボンキュッボンで殺意がわくよ


「【豪炎】」


炎はアスモデウスに直撃せず通過した


「どういう事?」


「私の能力よ」


能力……


「ふふふ、私の能力の種を暴かない限り私を倒せないわ」


優美な笑みを浮かべ男を誘うような仕草をする


男の頃なら引っかかっただろう


「まぁそれまで色々試してみるとするよ」


「【紅炎(プロミネンス)】【衝撃放電流インパルスディスチャージ】【超新星爆発スーパーノヴァエクスプロージョン】【絶対防御】」


皆の体を守りつつ大技連発。これならどうだ?


「すっごい威力だわ、喰らったら1発でお釈迦ね」


「これでもダメなのか……」


通り抜ける仕掛けはなんだ……?


「次は私から行かせてもらうわ」


種を暴くため一応1回だけ喰らっておく事にした。攻撃を喰えられる瞬間フッとアスモデウスが消えた


「うぐっ」


胸に衝撃があり、呼吸が一旦止まる


「この!」


魔力を込めただけの拳を振り下ろす

魔力を込めただけだと言っても半端じゃない魔力を込めている


だがその攻撃も当たらない


「無駄だよ~言ったでしょう?」


またか……あの駿来達と同じく幻影とか?だけど何故衝撃が……


「ホイッと」


その後も攻撃される瞬間だけ見えなくなる。まるで認識から外れた(・・・・・・・)ように見失うのだ


「くっ……」


「ステータスなんてものは強さじゃないのよ、能力と使い手の実力次第よ」


認識から外れた時だけ攻撃が当たる……?レイラやヨーデは一体どうやってアスモデウスにダメージを与えたんだ?……もしかして……


「あらら、わかりかけてきた感じ?まずいわね、そろそろ決めさせてもらおうかしら」


「……」


次にアスモデウスが消えた時には攻撃が来なかった。いや、できなかった


「ぐっ……」


空間切りをしておいた。アスモデウスが香織の体を操ってやったのと同じことをしてあげただけだ。流石に真っ二つにはならなかったけどね


「種がわかったなら簡単だそういう魔法を作ればいい(・・・・・・)


そう、作り出せばいいんだ


「【魔法創成】【生成:追尾】」


からの、追尾でアスモデウスを設定、


「【魔法創成】【生成:認識不可】【譲渡:認識不可】」


これでアスモデウスは常時認識不可だ


「さぁ、じゃあね!アスモデウス!マモンよりはちょっとだけ手こずったよ、序列最下位なのに凄いね。それじゃあ……【黒雷】」


終わりは呆気なかった。どれだけ逃げても黒雷が勝手に追いかけてくれるからね


「これで七つの大罪二人倒したのかぁ」


意識のない皆を運び出す、アスモデウス居なくなった今ほかの空間と繋げるなんて容易いので駿来と他のみんなを連れて脱出をした

読んでいただきありがとうございます良ければブックマーク感想評価などつけてくれるとありがたいです

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