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魔法の世界の冒険碑  作者: 奈良 依吹
83/93

83話、婚約の儀

部活やバイト、わからず屋先生や中間テストが襲ってくるので更新遅くなりますご了承ください。すみません

「た、ただいまっ」


そのままダーッと自室まで走り抜ける、そして部屋に入ると同時にベットの布団に飛び乗った


「ぐほっ」っと布団の下からうめき声が上がる


そう言えば僕の部屋はラークが使ってるんだった


「だ、誰?」


「ごめんラーク、ラークがお昼寝してるとは思はなくて……」


「あ~イヴか、どうしたの?顔赤いよ?」


「う、ううん!何でもないよ!」


「ちょっとこっちきて」


「いや、でも、」


「ほらっ」っと僕の腕をつかみ引き寄せる。そして僕の頬を両側からラークの手が挟む


「イヴ、お願いだよ素直に答えてね?何で顔赤いの?」


余計な所で鋭いのは親譲りか……


「むぐっ……」


「答えて?」


僕はラークに負けて事の顛末を話した。勿論一瞬とはいえあの世に行ってきたことを伏せて


「なるほどね、出来れば僕だけで居てくれたら嬉しいんだけど僕はフリムが居ても問題ないと思うんだ」


「へ?」


「何人と結婚するかなんて僕がイヴの事を決めていいとは思わない。ただ僕は王族だから何人とも結婚するのは控えてほしいだけなんだ。別にフリムが居ても僕と最初に結婚してくれるなら問題ないよ」


僕がおかしいの?ねぇ!それともこの世界の基準なの!?それでいいの!!??


「わ、かった……ラークと結婚する……」


「…………」


「さ、最初にラークと結婚するっ」


「よろしい!」


顔が爆発しそうな程の恥ずかしさに思わずクロロホルムを使用してラークを眠らせてしまった


そのままラークを寝かせておく……のはやめて、魔法を解いて起こした


「ごめんラーク」


「じゃあまぁ、僕が眠らされた件はいいとして王城に一回一緒に来てくれる?」


「いいけどなんで?」


「う~ん……決意表明……的な?」


「何それ」


とにかく行くよ、と言ってラークが僕の腕を掴んでテレポートする。便利系魔法は近しい人達全員に譲渡してある


テレポートした場所は国王様とリリアスさんの私室の扉の前


「ここって……」


「入るよ」


ラークは僕の発言スルーして扉を開ける


「ただいま」


「お、おかえりどうしたんだ?」


「おかえりなさい、イヴと喧嘩でもしたの?」


「いいえ、お母様僕とイヴは婚約することにしました。その事のご報告に」


僕に助けられてからのラークは礼儀作法や言葉使い、言葉の選び方など勉強を以前よりもしっかりやっていて寝る前に必死に机の上で毎晩奮闘している。もう、ちょっと前の子供っぽさが見えるラークとは違うのだ


僕に1度殺されてしまった時から心構えが一転してより強くなっている。心っていうか仕草も子供っぽさが抜けてきている


なんて分析をしているが内心天地がひっくり返る程の驚きと恥ずかしさが渦巻いている。死にそう


「まぁまぁ、お祝いしましょ!」


「国を挙げて祝おう!」


このふたりは何言ってるんだ!国あげて婚約祝いとかアホなの!?どれだけ未来の話してるの!?それよりも婚約を齢7歳の息子が言い出したことや相手を見て文句や不安はないの!?別に自分に自信が無いわけじゃ無いけどさ、婚約します。はいそうですか。で済ませていいことじゃないよ!?


「それともう一つイヴはカオリとフリム・ファーストとも婚約する予定だから」


おぉーーーーいっ!!何故ここで爆弾を投下した!爆心地にいる僕は生きた心地がしないよ!


「ラークがそれでいいなら私達は何も言わない、本当にそれでいいんだな?」


ちょっと待てぇ!王族としてそれはいいのか!?次期国王の婚約者がファースト家の次期領主と同性の人と結婚してても!おかしいだろ!どうなってんだよ!


「はい、大丈夫です!」


「よし、なら婚約の儀を行うことにしよう。カオリとフリムもつれてくるといい」


婚約の儀とは薬指を互いに組んで婚約を宣言した後神父に婚約の祝福を貰うというものだ。効果はどの方向にいるかなどだいたいわかるとのことだ


フリムと香織を連れてきてそのまま僕は流されて婚約の儀を結ばされた。別に嫌じゃないけどさ、嵐のように過ぎ去っていったよ……


神父から祝福をもらう。感覚でだいたいどの方向のどれ位先にいるかがわかるようになった。


「空いた口が塞がらなかったよ……」


まぁいいじゃん!っと駿来が慰めてくれるが素直に喜べない


はぁ……この世界はどうなってるんだ



読んでいただきありがとうございます良ければブックマーク感想評価などつけてくれるとありがたいです

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