74話、魔物侵略時間
そう言えば今日はラークと寝る日だった。お昼寝?でラークと一回寝たけど、また夜も一緒に寝られる
「ただいま!」
「イヴ!大変だ!」
「どうしたの?とーさま」
「魔物侵略時間が起こった!」
「魔物侵略時間?」
「そうだ、10年に1度大量の魔物が一斉にダンジョンから湧いてその魔物が人や家畜を襲ってしまうんだ」
「へー」
そんなものがあるのか、10年もここにいないから知らなかった
「へーとか簡単に済ましていい規模じゃねぇんだよ!」
「じゃあその魔物侵略時間とやらを収穫祭に変えようと思うの」
「収穫祭?」
「はい、経験値を徴収するスキルを作って、その経験値の量に応じて僕から贈り物として人類に配布しようと思うのです」
「な、なるほど……」
「僕からみんなに念話で伝えてみる」
「あ、あぁ」
ヨーデは空いた口が塞がらないようだ
《《みなさーーーーーーーーーーん!聴こえますかーーーーー!!!》》
「な、なんだ!?」
「頭の中に声が!?」
「きゃあ!」
「俺にも遂に隠されし能力が発言したのか……っ!」
「うわひゃあっ!」
《《僕はイヴ・セブンスという者です〜!みなさん知っての通り魔物侵略時間が迫ってきました!そこで僕は魔物侵略時間の間みなさんが倒した魔物の経験値を徴収してその経験値を使って贈り物として、皆さんにスキルや、魔法などを授けたいと思っています!みなさんの頑張り次第でいいスキルになったりします!頑張って魔物をやっつけちゃってください!いきなりこんなことを言われても信じられないと思うので僕から贈り物をひとつ送りたいと思います!》》
「これ本当かな?」
「セブンス?領主様の娘か」
「ギフトくれんの!?まじで!!」
「ギフトと称して呪いとか来たりして」
「おまっ!怖いこと言うなよ!」
「なんのぎふとかなぁ?」
《《【魔法創世】【生成:ステータスアップ15%】【複製:ステータスアップ15%】【検索】【標準設定】【多重詠唱】【譲渡:ステータスアップ15%】》》
ステータスアップ15%を作って複製し、人類という範囲で検索し、標準を定めて多重詠唱で譲渡するという面倒くさい手順を踏んで今生きている人類に付与する
「おお!まじだ!15%ってやば!」
「15%上がるだけでもいい!」
「ステータス15%か……俺の右腕に封印されし悪魔の力と合わせれば……」
「ふぅぉおおおおおっ」
今回はギフトするのが目的であったため、経験値は温存しておきたかった。……まだまだめっちゃあるけど
「レイラ……俺たちの娘は女神か何かか?」
「世界神とかだったりして……」
やめてっ!世かいっ……セリーナに怒られる!
「イヴ……凄いね」
「あ、ちなみに僕の知り合いとか仲いい人は贔屓で20%UPなう」
それが変態のナリータだろうが爆発魔のリアであろうとそれなりに面識ある人は20%だ
「僕は100%UPだよ100%以上は作れなかった」
ちなみに腕輪の制限はもう既に僕のステータスの175%を封印してるものなで今は25%の力しか出ない。それと経験値変換をして全ステータスを1億ずつになるように設定して割り振ったので全ステータスが2億ずつでその175%を封印してる感じで元のステータスの半分位かな?だから全ステータスが2500位だ
1経験値につきステータス1アップだ。元のステータスが5000前後なので一つのステータスごとに9999万5千程度の経験値を消費している
「あ!ラークも100%にしようかと思ったんだけど自分の好きな人だけって言うのはちょっと贔屓が過ぎるかな?と思ったのでラークには僕の一日券を進呈しよう!」
「一日券?」
「僕がラークに耳かきしたり膝枕したりご飯食べさせたり1日中するのれ」
「それってイヴが得する事じゃ?」
「いらなかった……かな?」
少し上目遣いで聞いてみる
「全っ然!寧ろ嬉しすぎて死にそうだよ!」
「死ぬのはやだけど……良かったっ」
「はい、そこリア充さんや、そこまでな」
むぅ……もう少しくっつかせてよ香織……
「あれ?香織、みんなは?」
「ハーベストフィスティバルの始まりだァ!って言いながら全員でエクレールのテレポートで前線へ」
はやすぎるよぉ!
「ん、電話だ」
「はいもしもし僕です」
『えっと……もしもし?ライトです』
「あ、ライトさん?」
『凄いこと始めたね……過去最高の士気になってるよ』
「おぉ!それはよかったです」
『今までは大討伐でまぁまぁの報酬と経験値くらいが報酬だったけど今回はこんな感じでギフトが貰えるってことでみんなやる気が出てるみたいだよ』
「早く片付きそうですね」
『S、SSランク級は君の妹とかが狩ってくれてるみたいだからある程度の安全は保証されてるしね』
「じゃあ僕がやると一瞬なので戦いには参戦しないでおきますね〜あ!ただ、時間制限の超再生をみんなにギフトしときます。」
『それは収穫祭が終わるまで大怪我してもすぐに治るということだね?』
「収穫祭なんだから安全第一ですね」
『やれやれ、人類が長年悩んできたことを解決しちゃって……』
「僕が生きてる間だけですけどね」
「ねぇ、イヴなら不老不死とか作れんじゃない?」
「考えとく」
『助かったよイヴさん。ギルドマスターとかやってみない?』
お、ちゃんからさんに変わってる
「学生の本文は勉強なんで卒業したら考えておきます」
職が冒険者なんてあれだからギルドマスターって職につくのもいいかもしれない。
「じゃあ、そういうことでバイバイ」
『はい、じゃあ失礼するよ』
電話が切れて一瞬の静寂が訪れる
「とーさま、魔物侵略時間は何日くらい続きますか?」
「ん〜いつもバラバラらしいが1週間〜2週間……いや、今回はエクレール達もいるから5日……いや、四日もあれば終わるかもしれないな。今までは俺やライデ、レイラやライトで戦って9日だったからな」
「イヴがいれば一瞬だね」
「はは……そうだな」
「僕は全面的にサポートに徹するよっとそうも言ってられなさそうだ」
「どういう事だ?」
「魔族10人ほど魔物に紛れて入り込んでる1人は異世界の魔王より少し弱いくらいかな」
「異世界の……魔王……」
「ちょっと潰してくる」
「ちょっとっ!」
「【テレポーテーション】」
「やぁ」
「誰だ貴様は」
「僕はイヴ・セブンス、今から君たちを潰します」
「っは!馬鹿も休み休み……なんだと!?」
5人を即殺
「ふ、ふん!やるようだな!だがそいつらは下っ端のよぇ〜奴だ!」
「うるさいやつだなぁお前から潰す」
もう一人魔族が塵へと化す
「バケモノめ……」
「ごめんね?25%じゃその人に勝てない気がするから50%まで引き上げるね」
25%では魔王並みの魔族を殺せないと判断して50%まで解放する
「なに!?俺よりも強いだと!?」
面倒なので残りの4人を即殺して家に戻る事にした
「【紅炎】」
四本の高熱の火柱が魔族を一瞬で焼き殺す
「最初に僕の腕と足を奪ったやつは結構弱かった方なのか」
と、戻ろうとしたところで邪悪な気配を感じた……小百合の背後だ
「小百合!」
「不屈の盾よ我を守り給え【絶対防御】」
駿来が滑り込んでなんとかセーフ……とは行かず、瞬時にその場から消えた魔族は駿来の後ろにいた
「ごぶっ!?」
その動きには見覚えがあった
不可視の攻撃が駿来の心臓を貫き、小百合の腹をえぐった
「お、おま……えは……っ!」
「あぁ……あん時のガキか」
そいつは前に僕の腕と足を奪った張本人だった
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