69話、精霊契約
「よし、全員たすけたかな?」
「こっち側にはもういないよ」
「あっちもういないのである」
エクレールと香織が戻ってきた、全員もう終わったかな?
「よし、取り敢えず怪我治したけど挟まってて回復が効かなかった人とか治そうか」
「「【標準設定】【完全治癒】」」
怪我人を全員治し、国王のところへ行くことにする。他の皆は遅いので念話で伝えておく
「国王さん終わりましたよ」
「うむ、返しても返せないほどの借りが出来てしまったな」
「復興大変ですね……」
ラークは優しいなぁ……でもね?
「【魔法創成】【生成:復元:神】」
「イヴ何するの?」
「まぁ見てて、【標準設定】【復元】」
街の瓦礫のが浮き上がり、元の場所にパズルがハマるように建物などが復元されていく
「な、なんだこれは……」
「流石姉上、発想が豊かである」
「僕も流石にこんなことが出来るとは思わなかったよ……イヴはホントすごいね」
「復興までやって貰うとは……どう恩を返せば良いのか……」
「たしかこの世界の王家は精霊と密接な関係を築いている筈ですね?」
「何故それを、国家機密ですぞ?」
いつの間にか国王の側近が気配を消して後ろにたっていた
「わっ……あぁ神様に聞いたんですよ」
「神様だと?怪しいな……」
「よい、下がれ私は勇者と話をしている。で、精霊がどうしたと?」
「時の精霊いますよね?契約をさせて欲しいんです」
「確かにいる、だがここ数100年誰1人として認められた者はいなかった。」
「大丈夫です、案内してください」
時の精霊ばっかりは魔法学園にもいないからね……
「そこまで言うなら……ではついてきてくれ」
王城の地下深くにダンジョンがあり、そこはモンスターは湧かないように精霊が管理している
何故精霊がそんなことをしているのかと言うとこの国の初代国王が精霊王との契約をして、そう言う契約をしたかららしい
全世界にも精霊はいて、全世界共通で精霊王は1人なのでかなりすごい事だ、ちなみに地球にも普通に精霊はいるらしい
僕は特例で入るため、他の皆は王城で待機だ
そうこうしてるうちに最奥まできた
「この扉の向こうを進んだ先にいる」
「入っても?」
「勿論だ」
「おじゃましまーす」
中に入ると小精霊がいた
「雷の精霊から来るのは聞いています。さぁこちらへ……」
小精霊は玉のような形で大きさは掌くらい
「雷の精霊が?」
「はい、雷の精霊は全員で5人までしかいません、その中でも特に強い力を持った雷の精霊と契約しているはずです」
ああ、僕のね
「ここの部屋です」
「ぐっ……」
部屋に入ろうとした時胸が苦しくなってきた
「な……なんだ……っ」
胸の痛みが頂点に達した時
「おいしょっと」
胸元から電気を帯びた……雷の精霊が飛び出してきた
「久しぶりだネ!私、あなたと契約してる雷の精霊だヨ!」
「ちょっと待ってくださいよ。僕の知ってる雷の精霊はもっと厳格そうだったんですが!?」
「ん〜……進化したからじゃないかナ?」
「そんな……」
「さァ!時の精霊を仲間に加えるんだヨ!」
「はい……」
僕はガッカリ精霊に促された通り部屋に入る
「よく来たね」
部屋の中で待っていたのは、肩乗りサイズの男の精霊だった
「えっと時の精霊ですよね?」
「そうだよ〜」
「契約をして貰えますか?」
「うん、いいよ〜」
「今まで契約をしなかったのはなんでですか?」
「私の能力でこの先来るだろう私に相応しいパートナーが来るとわかったからそれまで契約はしたく無かったのさ」
「それが僕、と?」
「そうさ」
これは嬉しいね時の精霊に相応しいパートナーとして見られているのは嬉しいな、スムーズに契約できた。
「じゃあ契約しよう」
そう言って時の精霊は雷の精霊と契約した時と同じ詠唱を始めた
【我が精霊の王の名の元において、ここに契約の義を始める、我、時の精霊は汝と契約する】
時の精霊の体が光って僕の身体に入ってくる
「ぐぅっ……」
それなりの痛みが襲うが耐えられないほどではない、赤子の時は体が出来上がってなかったから気絶してしまったのだろう
光が収まり、ステータスを確認すると[精霊魔法:時空間:神]が追加されていた
《私と契約すると数秒先の未来を見ることが出来るよ。私自身ならどれだけ遠くの未来でも時間をかければ見られるんだけどね》
なるほど魔眼みたいな感じかな?
よし、無事契約できたし戻るとするか……
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