57話、魔法大会休息日
「……お姉ぇ様っ」
「く、くるにゃ!あっちへ行くのだ!」
「……そうは行きませんお姉ぇ様っ」
エルフと言う種族ってなんだっけ?ってなる。多分こんな変態は1人だけだとは思うけどちょっとこれは無いわぁ……
「ま、まて!我より姉上の方が我と同じ魔法であれ以上の火力が出るのだ!姉上の方にいってくれ!」
あ、裏切ったな!姉であり、主でもある僕を!
「……駄目なのですあれ以上は頂けないです。私の限界ギリギリのダメージを与えてくれるのはお姉ぇ様だけなのですっ」
エクレールの全力がナリータの身体の限界値らしいので僕の火力は耐えられないそうだ
言ってみれば今まで物足りなかった刺激を自分の限界ギリギリまで刺激をくれたエクレールをお姉ぇ様と呼んでいるのだ
「えぇい!姉上どうにかしてくれ!」
裏切ったやつがいう言葉かよ……
「さっき僕を裏切ろうとしたよね?」
「あ、ぅ……すまんのじゃ……にゃんでもするからこれをどうにかしてくだされ……」
「今、にゃんでもって言ったね?」
「あぅ……」
「よし、引き受けた」
実はステータス偽装の魔法を使って一つ隠していたものがある、それは洗脳耐性を得た時に手に入れていたのだがちょっと見られるとまずいんだ
[洗脳]って魔法だこれは見られるとかなり、本当にかなりやばい
と言うことで洗脳開始
「あだだだだだだだだだだだ」
脳に負荷をかけて奴属させるものではなく、ドM体質を更生させるだけなので大したダメージにはならない……筈だ
「……ふぐぅ…………」
頭から煙を上げて倒れた……心配要らない比喩だ
「あ、姉上、これ大丈夫かの?」
「ん〜ちょっとわからにゃい……取り敢えず【リフレッシュ】」
バッとナリータが起き上がる
「……い、」
「い?」
「……今の刺激は新鮮でとてもようございましたっ」
!?ドM体質は洗脳の不可さえも快楽として受け止めてしまうのかっ
「……イヴお姉ぇ様っ」
イ、イヴお姉ぇ様!?
「……今の、もう1度やって下さいっ」
「ごめんエクレール、この人は人類の域を脱してる……手段はあるにはあるが次はにゃにを求められるか……たまったもんじゃにゃい」
次は世界神様に何を求められると思う?僕は考えたくもないね
「お願いにゃのだ!その手段とやらでこれを治して欲しいのだ!」
「そうは言っても無理にゃものは無理」
「……私を無視して喧嘩とは……放置プレイ……」
少しこの残念エルフの説明をしておこう
緑色の髪をしていて長髪、引きこもってそうな雰囲気だが超絶ドMだ洗脳でもその性質は治すことも出来ない
「ナリータ、一応聞いておくけどきみはにゃにがしたいの?」
「……私に極上の刺激を与えてくれる方に仕えることです、イヴお姉ぇ様」
普段からこんなんじゃ対処のしようがないな……
「えっと……それは僕たちの仲間ににゃりたいと?」
「……はい、お仲間に加えていただけないでしょうか?そしてたっぷりとお仕置きをしていただきたいっ」
もう手遅れ?
「と、取り敢えず疲れるからその虐めてオーラ出さにゃいでくれにゃいかにゃ?」
「……生まれつきです」
生まれつきでそんなオーラ持ってたの!?恐ろしいわ!そんな赤ん坊いてたまるかっ
「エクレール、ごめん僕には手に負えないみたいだ」
「あ、姉上!急成長をしてからにゃら……!」
「その手が!」
僕は急成長を行い、魔法攻撃強化をし、再度洗脳をかける
「あぐぅあばばばばばばばばばばあはぁん///」
最後聞きたくない声が聞こえたが今度はどうだろう
「【リフレッシュ】」
「……イヴお姉ぇ様今のは最高でした、また時々してくれるとありがたいですっ」
「時々でいいの?」
「……時々で大丈夫です」
「時々だけでいいの?」
「……時々だけでもいいのです。でもちゃんといじめて下さいね?///」
急成長、魔法攻撃強化の影響は大きいらしい、それに“更生”ではなく、“緩和”にしたのが効いたのか
何はともあれ変態が緩くなったのはよか……
「……っは!?私は何を??まさかまたさっきの……」
「にゃに!?」
「姉上の全力の洗脳を自力で解いただと!?」
「ありえにゃい……こいつには僕以上の洗脳耐性でもあるって言うのか……!」
「……もっと…もっとやって下さいお姉ぇ様っ」
「うん、もう無理っ!【テレポーテーション】」
「あ、姉上!待って!われも連れてってくれ!置いてかないで!」
「……お姉ぇ様っ」
「う、うわぁあああああああああ」
「ふう、危なかった、ナリータで半日も無駄にしてしまうとは……」
ん?ちょっとまって?もう半日たった?
「あああああああ!今日はにゃでてもらうの忘れてたぁぁぁああああああ!」
ナリータのせいでほとんどの時間を潰してしまい、またしても猫化を治すことが出来なかったのである
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