22話、ルームメイト
今日一話目の更新です
この魔法学園は3年制で、1学年約200名ほど居る、そしてこの学園は寮生である1部例外もあることもあるが、ルームメイトは上級生と2人である
「ここが僕の部屋か、変な人じゃなきゃいいなぁ……」
ガチャ……
「え?……」
「あ!イヴだ、ルームメイトになったんだね?宜しく!」
……部屋の中にいた上級生の生徒は……ラークだった……そうだ、ラークは7歳だからもう学園に入っててもおかしくなかったんだ……
「……ラーク?」
「そーだよ!僕は今2年生なんだ」
「よ、よろしく……」
「うん、これからよろしくね」
「あ、そうそう、この部屋ね、本当はひとり部屋だったんだ、でも父上がルームメイトを入れるっていうから誰が来るか心配だったんだけどイヴならベッドひとつでも大丈夫だよね!」
「ベッドひとつなの?」
「前一緒に寝てたし大丈夫でしょ?」
「ま、まぁ大丈夫だろうけど……」
「じゃあいいよね!」
「あ、……うん」
「明日も授業あるし、僕はもう寝るね」
「あ、そうだラーク」
「なに?」
「なんかね、香織に、『寝るときは腕輪外しておいてってラークに言っときなさい!』って言われたんだけど……」
「腕輪?うん、わかった」
ラークが腕輪を外してベッドに潜り込む……なんで外させたんだろう……
「お休みぃ……」
「僕は明日の授業の準備とかしたら寝るよ」
「ん、わかった」
僕は明日の授業の準備を終え、パジャマに着替えてベッドに潜り込んだ
「ふぅ~温かい……これならすぐ眠れそう……」
「むにゃ、イヴ~」
「!……寝言か……」
うとうとして寝かけた時……
がばっ
「へ?」
ラークが抱きついてきた……無理やり剥がすと怪我させてしまうかもしれないので、抱きしめられたまま僕は眠りについた
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翌朝
「ラーク、ラークってば」
まだ寝ているラークを揺すり起こす
「ふぁ~……」
「おはようラーク」
「おはよう……イヴ……眠いなぁ」
「ほら起きて、寝坊したら怒られるよ」
「うん、……」
朝起きたらラークから開放されており、着替えを済ませてルークを起こした
その時ドアが開いて香織が入って来た
「イヴ、教室いこ……う……?」
「おはよう香織」
「イヴのルームメイトって……ラーク……?」
「そうだよ?」
ガシッ
「イヴ、なんかされてない??耳は?腕輪ちゃんと外してもらった??」
「え、なにいきなり……」
身体を揺すらないでぇ……
「いいから答えて!」
「なんっもされてっないよっぉ~」
喋ってる時に揺するなよ~……
「本当ね?本当に何もされてない?」
「抱きしめられたけど……それだけだよ……?」
「危険すぎる!私の部屋に来て!この部屋はだめ!」
「どうしたのさ香織、ラークは何もしていないじゃないか……」
「そうよ、何もしないのよ、何もしなくても寝てる間に無意識でやってしまうのよ!恐ろしい!さぁ、早く来て!」
「何をするのさ!?教えてよ!」
騒がしい朝は颯爽と過ぎ去って行った……本当にラークは何をするっていうんだ……気になる……
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「ふふふ、ルームメイトにする事で一緒に寝らざるを得ない状況を作り出し、更にイヴをラーク好きにさせてやる……ふふはははは!」
ラークは自分の家のベッドでないと、寝相が少し緩和されるので一番の要因の寝息が耳にかかる事はなく国王様の目論見は少しだけ外れていくのである……
今日は何話更新しようかな……
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