生徒会と対決
中に入る前に、
「結斗様、名波。お願いがあります。
私が何を言ってもなるべく口を出さずに見ていてほしいのです。」
と真剣な目で見つめます。
「何か考えがあるならいいよ。
どうせ止めても聞かないんだろう?」
「私も、何があっても桜花に従います。」
「二人とも、ありがとうございます。」
「失礼します。」
3人で中に入ります。
「いきなり何だ?」
今話したのが会長の蒼井聖様。俺様説の方が多い方ですね。
「お仕事中申し訳ありません。
ご相談があって参りました。」
「何かしら?」
会長の婚約者で副会長。薬師寺いろは様。きつめ美人さんです。
「えらく美人な子だねー、どう?私とお喋りしない?」
会計の桐生青葉様。ちなみにれっきとした女性です。
「いやいや、青葉。その子は僕と喋りたいと思うんだけど?」
書記の日向楓様。こちらも女性です。
「二人とも話をちゃんと聞こう?」
庶務の長谷帝様。真面目に見えて、中身は腹黒らしいです。
以上が生徒会の面々です。
「相談というのは、校則について、変えていただきたい箇所があり、ご協力を願いたいのです。」
「あ?一生徒の頼みなんか聞けるはずねぇだろうが。」
そう、ここでは私はただの一生徒としてしか動けない。
「はい、そうだと思います。
ですが、生徒会は生徒の為にあるものですやよね?
生徒の為に変えずに、どうなさるのですか?」
「そんなん言われたくねぇよ。
大体、校則を乱してるのはお前ら富豪側だろうが。」
「確かにそうですわ。ですから、もっと厳しいものに変えてほしいのです。」
「無理だな、富豪共が何て言うかわかりゃあしねぇ。」
「それは、私が押さえます。一生徒ですが、権力対抗となればどうにか出来るでしょう。」
「でもね、簡単なものではないのよ、桜峰のお嬢さん。」
「わかっています。でも、変えなければならないのです。それとも、そんなことも出来ない程今期の生徒会は能力がない方々とでもおっしゃいますか?」
「おもしれぇ。受けてやろうじゃねぇか。」
「待って、君たちの能力を試したい。」
止めたのは長谷様。
「どういうことですか?」
「言葉通りだよ。富豪達を止めるというときになって出来ませんでした、じゃ困るからね。
僕たちと勝負をして、そちらが勝ったら校則を厳しくするのもちゃんとしよう。
でも、負けたらこの話はなかったことに。
会長、どう?」
「いいんじゃねぇか?」
どうやら、長谷様は生徒会の頭脳のようですね。
「こちらもよろしいです。」
「ルールは簡単。お題に沿って代表者を決めて、代表者同士で戦うんだ。代表者はこの学校の生徒のみ。
お題はそっちが決めていいよ。」
「分かりましたわ。」
そして、生徒会と対決することになったのでした。




