ハーレム拡大
評価ポイントをまたいただきました!
ありがとうございます!
文章1ストーリー4
文章は、本当にどうにかしたい!
ストーリーを高評していただいてるだけに、さらに思います。
致命的な問題なのは理解していますが、こればっかりは難しい。
鋭意善処していきます。
二日連続で1,000PV突破しました!
こちらも嬉しかったです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
完結まで頑張ります。
研究所
俺達は、ビストラ市去り、その日は村で夜営し、翌日には聖堂院に立ち寄って村人の様子を見てから、昼前には研究所に帰還して皆に報告をした。
オーク戦後は、報酬の受け渡しや、防壁を守れなかった事への謝罪と補填を、素早く尚且つ多少強引に推し進め、戦後処理を手早く終えた俺達は、研究所への帰路に着いた。
防壁を守れなかった事への補填は、ハッキリ言って建前だ。
防壁というのは、街を守る要で、街の顔にもなる。
それを、強固にした俺達に対する感情が悪くなることは少ないと思う。
つまり、善意を押し売りして、こちらの好感度を稼いだのだ。
更に、俺達が運んだ、軍から奪った売れ残りの食糧、これをビストラ市に寄付した。
食糧難が去り、これらの在庫は邪魔なだけだったので、ついでに寄付したのだ。
避難民も、食糧を持ってきては居るだろうが、これから冬なのだし、食糧が多くて困る事は……たぶん無いだろう。
これも、好感度稼ぎだ。
そして、オークの魔石の分配だが、こちらは規定通り折半した。
こちらがかなり下手に出ていたたので、もっと譲歩を迫られるとも思っていたが、すんなりと折半は済んだ。
むしろ、ハイオークやオークジェネラルの少し特殊な部類に入る魔石を、俺達に渡そうとまでしてきた。
個人的には好感が待てたが、貴族なら、取れるものは全部取るのが礼儀だと言ってもおかしくないし、取るべきだと思っていたので、なんだか複雑な気分になった。
こちらとしては、友好関係の構築が進みそうで、良かったと思う。
ただ、これらの処理を担当したのが、この街の領主ではなく、領主の娘であるアクエルさんだと言うことが、少々問題だ。
処理自体は、正式に領主代行なので問題は無いが、これらの判断をしたのがアクエルさんだと言うことなので、彼女の父は、また違った判断をしてくるかも知れないのだ。
流石に敵対的、商売の禁止などはしてこないだろうが、どう転ぶかは分からない。
なら、何故アクエルさんからの求婚を断ったのか、というと、関係が親密、近すぎる関係になってしまうからだ。
俺達が築きたいのは友好関係、利用しあう関係で、血の繋がりによる同盟は避けたい。
血の繋がりによる同盟では、遠征などに戦力の派遣を要請されるかも知れない。
我々のゴーレムの特性上、魔力供給可能範囲から離れることは出来ない。
なので、遠征はほぼ不可能だ。
友好関係程度の、薄い関係なら、防衛代行ぐらいで手打ちにできる。
これぐらいが、我々にとっての最善手だ。
昼食を挟みながらの報告を終えた後、マリーが話しかけて来た。
「広坪様、アクエルについてお話があります」
アクエルさんについては先程の報告で話したので、特に問題は無いが、友人でもあったと言うし、個人的に話したいのだろう。
「分かりました。まぁ、座りましょう」
マリーは妊娠四ヶ月と少しで、まだ安定期に入っていないので、椅子を勧める。
「ありがとうございます。それで、アクエルについてですが、広坪様はアクエルを娶るのは嫌ですか?」
「……アクエルさんを娶れと言う事ですか?」
「いえ、そうでは無いのですが……。アクエル、彼女は、その、カティ義姉さんみたいに、嫁ぐ人の種類を決めています。それは、何に特化した戦闘能力を持ち、自分の気に入った人物でして……。その、多分ですが、押し掛けて来ると思います。実家と縁切りしてでも、です」
「俺は目をつけられた。という事ですか」
「はい。そうなります。私としても、大切な友人なので、広坪様に娶っていただけると、アクエルも幸せに慣れると思いますので、是非前向きに検討していただきたいです」
「妻が四人、側室二人、これだけ居れば十分だと思うのですが……。それに、俺はマリーの夫です。その、友人とは言え、良いのですか?」
何がとは言えないが、マリーに尋ねる。
「広坪様以外の人が夫だったなら嫌だと思ったでしょうし、最初はお姉ちゃんの提案に戸惑いました。けど、私も広坪様に嫁ぎたかったので、多少は仕方がない、と思っていました」
マリーが他の人の妻に……。
想像するだけで嫉妬心が湧いてくる。
それにしても、やはり、女性の側にも独占したいという思いがあるのか。
「ただ、広坪様の妻になってからは、その、沢山居ないと大変だと実感しました」
「うっ」
痛いところを突かれた。
マリーとカティは、同じ時期に妻にしたので、当番制で俺の相手をしてもらっていた。
カティはすぐに妊娠したので、妊娠発覚後はマリーだけだったのだが、何度か気絶する様な事があった。
日が空くと、その分野性的になってしまうのだ。
「求められるのは嬉しいのですが、一人二人では足りませんので、ステラちゃんの事も考えると、真剣に増やした方が良いと思います。それも、相手が望んで来てくれるのです。広坪様がお嫌でなければ、是非」
「か、考えておきます」
それだけ言って、俺は自室に戻った。
俺は、自室でアクエルさんの事を考えてみたが、答えは出なかった。
俺はモテたという経験が無い。
ハーレムなんて形成しておいてなにを!と思うかも知れないが、事実だ。
それに、モテる。というよりは、女性と交際、恋人や付き合い方というものに詳しくない。
ルティには告白をして妻として娶ったが、それ以外はルティの手引きが大きいので、猛アタックされる事が無かったので、アクエルさんの行動には少々戸惑う。
一人で考えても答えは出そうに無かったので、ルティを頼った。
「そうですね。私は、コウ様の妻を増やすことについては賛成です。一人二人では持ちませんから。ただ、私はアクエルという者を知らないので、一度会ってから判断したいです。コウ様が、どうしても望まれるなら、文句はありませんが、てきればコウ様に仇なす者か確かめたいです」
即娶れと言われるかと思ったが、意外にも保留となった。
俺としても、絶対にアクエルさんが欲しいという訳では無いので、おれも保留に賛成した。
後はルティ次第という事になるが、これだけは言っておかなければならない。
「ルティが嫌がる者は娶りません。そして、ルティが俺の一番なので、それだけは忘れないで下さい」
「コウ様、ありがとうございます」
その後は、ルティと雑談しながらゆっくりとした時間を過ごした。
戦闘後なので、訓練が無かったというのもあるが、少ししたらまた忙しくしなければならなくなるので、今の内に妻達との時間を楽しんでおく。
そして、その日の夜はステラと共に過ごす予定だったのだが、俺の部屋に来たのは、ステラだけでは無かった。
限定奴隷で、成人している者二人が一緒だった。
どちらもステラと共に俺に売られた少女だったハズだ。
「名前は……ニーナとメリッサだったか。どうした?何か話があるのか?」
俺は、わざわざ夜に尋ねて来たのは、何か特別な用件があるのだと察し、獣になろうとしていた心を静めながら、ステラに尋ねる。
「はい。実は二人を広坪様の側室にしていただきたく連れてきました。ルティ様、オシホ様には、許可をいただいております」
「え?」
「こちらが、ルティ様からのお手紙です」
俺は、とりあえずステラから手紙を受け取って読む。
手紙に書かれてた事を簡潔に説明すると、ステラの体が心配なので、ステラ推薦の二人を追加するそうだ。
俺は手紙を読み終え、ステラを見る。
「大丈夫です。二人とも避妊薬は服用しています」
「いや、俺が聞きたかったのは、ステラの体の事だ。大丈夫なのか?」
「あ……。はい。広坪様が加減をしてくれているので大丈夫ですが、僕は広坪様が心配です。その、僕一人では十分にお相手出来ないと思い、二人を誘いました」
「誘ったって……。気持ちは嬉しいが、二人に無理をさせたかは無い。それに――」
「手放さない。ですよね?承知しています」
「私もです!」
俺の言葉を遮り、メリッサちゃん、三つ編みのお下げ二つの女の子が発言し、ポニーテールのニーナちゃんも続いた。
「いや、承知しているって、俺の妻が側室になるって事ですよ?それは、解放されても、俺が死ぬまで続きますよ?二人は良いのですか?」
「限定奴隷は、妻や側室を探す目的にも使われます。私達が選べる立場にはありませんが、広坪様がもらっていただけるなら有り難いです」
メリッサちゃんが説明してくれた。
限定奴隷にはそんな目的もあったのか。
てっきり、女性の口減らし防止と美味しい所だけ食べるための物だと思っていた。
「キレイなまま限定奴隷から解放されると、行き遅れ決定ですし、問題がある女として、嫌煙される事になり、あまりいい未来がありません。私としても、広坪様にもらっていただけるなら嬉しいです」
ニーナちゃんも教えてくれる。
好きに手を出しても良いのに、手を出さないとなると、問題アリとして、嫌がられるのか。
「なら、成人している者は売に出した方が良いのか」
「広坪様!待ってください!」
俺の呟きに、ステラが慌てて止めに入り、メリッサとニーナの二人が顔を青くする。
「二人は広坪様の事を慕っています。ですので、是非側室にしてあげて下さい!」
「あぁ、いや、違います。俺の妻や側室になりたくない者を、このまま残しておくのは可哀想なので、売った方が幸せなのかと思ったのです」
俺の説明に三人が安堵する。
「そうでしたか。ですが、売られる事を希望する者は居ないと思います」
「え?何もされずに解放された限定奴隷は扱いが悪いという話でしょう?俺の妻になりたがらない者は、売ってあげた方が良いでしょう」
「それはそうですが、聖堂院から保護された方々やルティ様達から広坪様の話をよく聞かされていますから、売られる事を希望する者は居ないと思いますし、僕の確認した限りでは、居ませんでした」
ステラが気になることを言った。
「それって洗脳なんじゃ……」
「いえ、ルティ様やカティ様の馴れ初めや、夜の事を……」
「そ、それはどれぐらいの者に?」
「馴れ初めは全員に、夜は成人している者限定です」
「ぐあぁぁぁ!」
俺は恥ずかしさのあまり、声を上げてしまう。
「広坪様、落ち着きましたか」
「あぁ、大丈夫です」
「それで、二人の事なのですが……」
「最終確認ですが、浮気は許さないし、俺が死ぬまで手放しません。それでも良いですか?」
「「はい!」」
「では、今日は誰が相手をしてくれますか?」
「いえ、僕達三人全員です」
俺は、変態から大変態へクラスチェンジした。
翌朝、全力でスッキリした俺は、遠征の準備に入った。
ビストラ市をオークから救ったのは良いが、領都の西がオークに襲われて壊滅している可能性があるので、王国軍主力の援護に向かうことにした。
王国軍前線基地となっているであろうジルト市に向かうには、魔具がまだ足りない。
だが、途中までは行けるので、偵察やルートを選定するために、今から南西方向の偵察をしながらまぐを設置に向かう。
魔具の必要数が揃うのに最短で五日、予備を考えれば一週間は必要だが、ゴーレムの足でも移動に10時間以上はかかるので、夜営地や休憩所の準備も必要だし、偵察も行っておきたい。
やれる事は色いとあるのだ。
ルティ達の未来のために、出来ることを頑張る。
久しぶりに完全にスッキリしていた俺は、精力的に遠征準備を行ったのだが、限定奴隷47人全てを娶る可能性に気付いたのは、三人が再び部屋を訪れた夜の事だった。




