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第6話 魔力量の異変

翌朝、東棟の廊下に朝の鐘が響き渡った。

カイルの部屋の窓から差し込む光はまだ薄く、学園の朝は早い。壁の向こうから、セリアが身支度をする物音が聞こえてくる。水音、椅子を引く音、何かを落として慌てる気配。忙しない朝の風景だった。

やがて控えめなノックが扉を叩いた。


「カイル、おはようございます。朝食、一緒に行きませんか」


声は昨夜の気恥ずかしさを引きずっているのか、わずかに上ずっている。だが逃げずに声をかけに来たあたり、あの小さな主人なりの覚悟なのだろう。

食堂への道すがら、学園の空気は昨日とは明らかに質を変えていた。生徒たちの間を抜ける二人に向けられる視線は、もはや好奇や嘲笑ではない。本能的な警戒。触れてはならないものを避けるような、原始的な忌避だった。

二人は配膳口で朝食を受け取った。食堂の入口付近では、生徒が数名、カイルを見て席を離れていた。セリアが空いた席に腰を下ろしても、周囲の席は埋まらなかった。

スープを掬いながら、声を落とした。


「……慣れてるつもりだったんですけどね、避けられるの。前は馬鹿にされてて、今は怖がられてる。どっちがマシなのか、正直わかりません」


苦笑いを浮かべたが、スプーンを持つ手は安定していた。昨日よりは、幾分か腹が据わっている。

その時、食堂の入口に一つの影が現れた。長身で、金の刺繍が入った三年生の制服。だがダリオではない。背筋の伸び方、纏う空気の密度、そのすべてが格上であることを物語っていた。

深い紫の瞳には、雷鳴を閉じ込めたような鋭さがあった。その傍らには、獅子の胴に山羊の頭と蛇の尾を備えた異形の獣が従っている。キマイラ。Sランクの召喚獣だった。

食堂の喧騒が、波が引くように静まった。

スプーンが止まった。顔から血の気が失せる。昨日のダリオとは比較にならない緊張が、その細い肩を強張らせた。


「お姉……ちゃん」


消え入りそうな呟きだった。

レイナは、真っ直ぐに歩いてきた。セリアでもカイルでもなく、その中間の空間を見据えるような視線で。テーブルの前に立ち、腕を組む。キマイラが低く唸り、カイルの匂いを嗅ぐように鼻面を向けた。

レイナの視線が、カイルを捉えた。品定めでも敵意でもない。ただ、妹の隣に立つ存在を見極めようとする、姉の目だった。


「あなたが、セリアの召喚獣」


声は低く、よく通る。質問ではなく確認だった。


「やあ、我が主の姉君か?」


片眉がわずかに上がった。軽い口調で話しかけてくる召喚獣に対し、表情は微動だにしない。

キマイラが低い唸りを続けているが、手で制する素振りすら見せなかった。獣が主人の感情を読んで自制しているのだ。


「姉君、ね。随分と馴れ馴れしい」


レイナは、腕を組んだまま、カイルの全身を上から下まで見た。視線が指輪で一瞬止まり、すぐに離れる。


「昨日の演習場の件は報告を受けた。Bランクの召喚獣を戦わずして半壊させたそうだな」


声に感情の色がない。称賛でも非難でもなく、ただ事実を並べている。

セリアは、椅子の上で縮こまっている。スープはとっくに冷めていた。姉の前に出ると、学園長の前より萎縮するらしい。口を開こうとしては閉じる、を繰り返している。

レイナは、セリアを一瞥した。その視線は厳しかったが、どこか痛みを堪えるような影が混じっていた。

すぐにカイルへ戻す。


「一つ聞く。お前はセリアを強くできるのか」


周りくどい前置きも、探りも、駆け引きもない。Sランクの魔法使いらしい、直截な問いだった。キマイラの尾がゆっくりと揺れ、蛇の頭が静かに鎌首をもたげている。

食堂全体が息を潜めていた。学園最強の一角が、正体不明の召喚獣と対峙している。スプーンの音すら聞こえない静寂の中、レイナの紫の瞳がカイルの答えを待っていた。


「強く出来るか、か。主にその意思があるのなら我はそれを最大限手助けする。知恵も力も貸す」


その答えを聞いても、表情は変わらなかった。だが組んでいた腕がわずかに緩んだ。無意識の反応だろう。キマイラの唸りも、いつの間にか止んでいた。


「手助け、か。甘いな」


レイナは、テーブルの向かいの椅子を引き、腰を下ろした。食堂中の視線が集まっているが、気にする素振りもない。Sランクの矜持というより、そもそも他人の目が視界に入っていないのだ。


「この子は昔から、自分を追い込むだけ追い込んで、肝心なところで折れる。努力の方向を間違える癖がある。知恵や力を貸すだけでは足りない」


セリアは、びくりと顔を上げた。反論したそうに唇が震えたが、言葉が出ない。姉の言葉が的を射ているからだ。

レイナは、セリアを見ない。見れば妹が余計に萎縮すると知っている。視線はカイルに据えたまま、声だけを少し落とした。


「私はこの子を守れなかった。同じ学園にいて、姉でありながら」


一瞬だけ、紫の瞳に揺らぎが走った。厳格な仮面の下から覗いた、剥き出しの感情。それはすぐに押し込められたが、カイルの目は見逃さなかっただろう。


「ミレーヌ・ヴァイスのことも、ダリオ・クレインのことも。知っていて手を出せなかった。Sランクの姉が庇えば、この子は永遠に一人で立てなくなる」


レイナは、テーブルの上で指を組み、カイルを真正面から見据えた。

レイナはさらに声を落とした。


「お前がただの召喚獣なら、こんな話はしない。だが、竜種なのだろう」


顔が跳ね上がる。


「え……お姉ちゃん、なんで……」

「学園長から通達があった。詳細は伏せられていたが、この子の反応を見れば察しはつく」


レイナの傍らのキマイラが、カイルへ鼻面を向けた。唸り声はもうない。獣の本能が、目の前の存在との力の差を感じ取っているようだった。


「だから一つだけ頼む」

「頼む」という言葉が、この女の口からどれほどの重さを持って出てきたか。食堂の空気がさらに張り詰める。

「この子が折れそうになった時、手を差し伸べるな。代わりに、立ち上がる理由を与えてやれ」

立ち上がった。椅子が石の床を擦る音が、静まり返った食堂に響く。セリアの頭にぽんと手を置き、すぐに離した。触れたのはほんの一瞬。だがその手は微かに震えていた。


「……朝食、残すんじゃないわよ」


それだけ言って、キマイラを従え、背を向けた。足音は規則正しく、一度も振り返らなかった。


「不器用な奴だ」

姉の背中が食堂の出口に消えるまで、じっと見つめていた。テーブルの上で握りしめた拳が、ゆっくりと開く。手を置かれた頭の場所を、無意識に触った。


「……昔から、ああなんです」

冷めたスープに視線を落とす。声は湿っていたが、泣いてはいなかった。

「全部わかってて、全部見てて、でも絶対に自分からは助けない。私が自分で立てるようになるまで待ってる。ずっと、そう」


スプーンを取り直し、冷めたスープを一口啜った。味はしなかっただろう。それでも残さず食べるつもりらしい。姉に言われたから、ではなく、それが彼女なりのけじめだった。

食堂のざわめきが少しずつ戻り始めた。Sランクが去ったことで緊張の糸が緩んだのだろう。

だが二人の周囲の空白地帯は相変わらず健在で、まるで見えない結界が張られているようだった。

その喧騒の中、入口近くのテーブルでガレスが味噌汁を盛大にすすりながら、ちらちらとこちらを窺っていた。近づく度胸はないが、離れる気もないらしい。隣のシオンは黙々とパンを千切りながら、一度だけカイルの方を見て、すぐに視線を戻した。その横顔に浮かぶ表情は、昨日の値踏みとは少し違う色を帯びている。

セリアは、スープを飲み干し、パンに手を伸ばしながら、ぽつりと呟いた。


「カイル。今日の授業、魔法理論の後に属性適性の再検査があるんです。私、無属性のままだと思いますけど……竜種って、属性はあるんですか?」


何気ない質問のつもりだったのだろう。だがその目は、朝の光の中で昨日より少しだけ前を向いていた。


「属性? 得意とするのは闇だが、他が使えないわけではない」

パンを千切る手が止まった。闇、という言葉が食堂の空気に落ちた途端、周囲のざわめきが一段低くなった気がした。近くの席で聞き耳を立てていた生徒が、さりげなく距離を取る。


「闇……上位属性の」


声を抑えたが、その目は好奇心で光っていた。魔法理論の授業で習っている。上位属性は通常の四属性の上に位置し、扱える者は学園全体でも片手で数えるほど。しかも闇属性は精神干渉や弱体化を得意とし、王国では使用者が監視対象になることすらある禁忌に近い領域だ。


「あの、それ……再検査の時にあんまり大きな声で言わないでくださいね。闇属性って、この学園だと色々面倒なことになるので」


小声で忠告しながらも、その表情にはどこか嬉しそうな色があった。自分の召喚獣が上位属性の使い手だという事実が、素直に誇らしいのだろう。すぐに我に返って咳払いをしたが。

二人が食堂を出ると、午前の授業の鐘が鳴り響いた。魔法理論の教室は本館の二階、属性適性の再検査はその後に別棟で行われる。廊下を歩く道すがら、セリアが小走りで半歩先を行き、時折振り返ってはカイルの歩調に合わせた。

教室の扉を開けた瞬間、中にいた生徒たちの会話がぴたりと途切れた。昨日と同じ反応。だが今日は一つだけ違う点があった。最後列の隅に、ガレスが陣取っていたのだ。普段は最前列で居眠りする男が、わざわざカイルたちの近くに席を取っている。

カイルと目が合うと、ばつが悪そうに視線を逸らした。だが席を移る気配はない。耳の先が赤くなっているのを隠すように、教科書で顔の半分を覆っている。その教科書が逆さまであることに、本人は気づいていなかった。

カイルは、最後列の隅でこちらを窺う赤毛の男に目をやった。教科書が逆さまなことに気づき、ふっと鼻で笑った。


「……おい」


ガレスの方へ顎をしゃくった。


「教科書、逆だぞ」


ガレスは、びくっと肩を跳ねさせ、教科書を見下ろした。数秒の沈黙。顔が耳まで真っ赤に染まり、慌てて教科書をひっくり返す。


「わ、わかってたし! わざとだし! 新しい読み方を試してただけだ!」


声が裏返っている。弁明として最低の出来だった。周囲の生徒が小さく吹き出したが、ガレスの視界に入った途端、咳払いに変えた。Aランクの召喚獣持ちを笑う度胸は、今のこの教室には存在しない。

カイルの隣の席に座りながら、ガレスの方をちらりと見た。いつもは遠巻きにされるだけの教室で、自分たちの近くに座ろうとする物好きがいることに、戸惑いが隠せない。

ガレスは、教科書を正しい向きに持ち直し、ふんと鼻息を一つ。それからカイルをじっと見据えた。

怯えはあるが、それ以上に何かを堪えきれない顔をしている。


「あのよ。昨日の演習場の件、俺も見てた。あの圧、マジでやばかった。正直腰が抜けかけた」


声を落としたが、熱は落ちていない。拳を膝の上で握り、ぐっと前のめりになった。


「だからこそ聞きてえ。お前、強えんだろ。どのくらい強い? 俺のマグマポッドとやり合えるか?」


セリアは、額に手を当てた。この男は昨日あの場にいて腰が抜けかけたと自分で言いながら、戦いたいと申し出ている。熱血バカという噂は本当だったらしい。

教室の前方で、魔法理論の教官が教壇に立った。授業開始の鐘が鳴り、ガレスの問いへの返答は中断を余儀なくされる。だがガレスの目は授業が始まっても消えることなく、ちらちらとカイルの横顔を盗み見ていた。その視線には恐怖よりも、火に手を伸ばす子供のような無謀な好奇心が灯っている。

ガレスの問いが宙に浮いたまま、授業が始まった。魔法理論の教官が属性間の相互作用について板書を始めるが、カイルにとっては子供の積み木遊びを眺めるような内容だった。窓の外に目を向ける。

授業が終わりの鐘を迎える頃には、ガレスは椅子の上で限界だった。授業中ずっとカイルを横目で見ては、足を貧乏揺すりし、ペンを回し、教科書の端を折り、あらゆる形で落ち着きのなさを発散していた。鐘が鳴った瞬間、弾かれたように立ち上がる。


「で、どうなんだよ! やれんのか、やれねえのか!」


周囲の生徒が席を立つ中、ガレスだけがカイルの机に手をついて身を乗り出していた。マグマポッドが彼の足元で、主人の興奮に呼応するように赤熱している。

教科書をまとめながら、呆れた目でガレスを見た。


「ガレス君、次は再検査なんだけど……」

「再検査なんざ一瞬で終わる! 俺は炎だ、去年も炎だった、来年も炎だ! そんなことより!」


カイルに向き直り、目が爛々と輝いている。恐怖が消えたわけではない。だがそれを上回る何かが、この男の中で燃えている。戦いたい。純粋な、混じりけのない衝動だった。


「シオンの野郎にはまだ勝てねえ。でもお前は、あのシオンですら動揺してた。つまりお前に食らいつければ、俺は一段上に行ける。そういうことだろ!」


論理が盛大に飛躍していたが、本人は大真面目だった。

教室に残っていた数人の生徒が、信じられないものを見る目でガレスを凝視していた。あの演習場の圧を体感しておきながら、自分から戦いを挑みに行く人間がいるとは。正気を疑う視線と、どこか感心したような視線が半々だった。

教室の入口で、シオンが足を止めていた。出て行きかけた背中が、ガレスの言葉を拾って動きを止めたのだ。振り返りはしない。だが耳だけがこちらに向いているのは明らかだった。

カイルは、椅子の背にもたれたまま、ガレスを見上げた。机に手をついて前のめりになる赤毛の男の目には、打算も敵意もない。ただ燃えている。それだけだった。

口の端がわずかに持ち上がる。


「面白い奴だな、お前」


カイルは立ち上がり、ガレスと正面から向き合った。


「いいだろう。だが今じゃない。再検査が終わってからだ。それと、一つ条件がある」


左手の指輪を軽く掲げた。


「俺はこれを外さない。学園長との約束でな。つまりお前が相手にするのは、この封じられた状態の俺だ。それでも構わないか」


ガレスは、一瞬きょとんとした後、獰猛な笑みが顔に広がった。拳を打ち合わせる音が教室に響く。


「封印状態だろうがなんだろうが関係ねえ! むしろ丁度いい、全力のお前とやったら俺が灰になっちまう!」


二人のやり取りを見上げながら、深いため息をついた。だがその目は困惑の奥で、どこかほっとした色を浮かべている。カイルに対して臆さず近づく人間がいるという事実が、彼女の中の何かを少しだけ軽くしたのかもしれない。


「……再検査、遅れますよ、二人とも」


教室の入口で足を止めていたシオンが、静かに廊下へ消えた。その横顔に浮かんでいた表情を読み取れた者は、誰もいなかった。

三人が教室を出ると、廊下は再検査に向かう生徒たちでごった返していた。ガレスが先頭を切って人波を割り、セリアがその後ろをちょこちょこと歩き、カイルが最後尾をゆったりと続く。奇妙な隊列だった。

別棟の検査室は、天井の高い円形の広間だった。中央に据えられた水晶柱が淡い光を放ち、そこに手を触れることで属性が判定される仕組みらしい。教官が名簿順に生徒を呼び、次々と検査が進んでいく。水晶柱は触れた者の属性に応じて色を変え、赤なら炎、青なら水、緑なら風、黄なら土。

ガレスは、呼ばれるなり大股で水晶柱に手を叩きつけた。柱が激しく赤に染まり、表面に亀裂が入りかける。教官が慌てて引き剥がした。


「ほらみろ、炎だ! 言った通りだろ!」


得意げに胸を張りながら戻ってくる。柱の亀裂を修復する教官の苦い顔には気づいていない。

数人の後、セリアの名が呼ばれた。広間の空気がわずかに変わる。Fランクの落ちこぼれがどんな結果を出すのか、見世物を期待するような視線がちらほら。

立ち上がり、水晶柱に向かった。背筋を伸ばしているが、指先が微かに震えている。柱に右手を当てた。

沈黙が流れた。水晶柱は、変色しなかった。薄い白光がぼんやりと灯るだけ。無属性。去年と同じ結果だ。

だが、教官の眉が寄った。記録板に目を落とし、水晶柱をもう一度見直す。


「……おかしいな。魔力量の数値が去年と全く違う。桁が一つ……いや」


言葉を切り、カイルの方を見た。それから手元の記録板に何かを書き込み、セリアに小声で告げた。


「アーデル。後日、個別で再検査を行う。今日のところは戻りなさい」


席に戻る足取りに、困惑が滲んでいた。カイルの隣に座り、声をひそめる。


「魔力量が変わってるって……そんなこと、あるんですか?」


その問いの答えを持っていそうな存在は、すぐ隣に座っていた。


「当然だ。召喚獣と召喚士の間には、魔力のパスが生まれる。知っているだろう。今回はそこを通じた我の魔力まで、測定器が拾ったのだろうな」


セリアは、目を瞬かせた。教科書の記述を頭の中で引っ張り出すように、視線が宙を彷徨う。


「魔力のパス……召喚契約で繋がる魔力の供給路、ですよね。召喚獣の維持に召喚士の魔力が使われて、逆に召喚獣の魔力特性が召喚士側にも影響を及ぼす、って」


そこまで言って、自分の言葉の意味に気づいたらしい。口が半開きになった。


「待ってください。つまり、私の魔力量が跳ね上がったように見えたのは、カイルとのパスが原因……?」


ガレスは、隣の席から身を乗り出してきた。声を抑える気が全くない。


「おいおいマジかよ。契約しただけで魔力量が桁違いになるとか、どんだけ化け物なんだお前」


ガレスの発言にびくっとしたが、今はそれどころではなかった。自分の両手を見つめ、掌を開いたり閉じたりしている。


「でも、私自身が扱える量とは違うんだね。属性も、無のまま……」


検査室の隅で、教官が記録板を持ったまま同僚と何やら深刻な顔で話し込んでいた。時折カイルの方へ目を向け、すぐに視線を逸らす。通常ありえない数値の変動は報告義務の対象だ。今日中に学園長の耳に届くだろう。

そしてもう一つ。検査室の入口付近で、シオンが壁に背を預けていた。自分の検査はとうに終えている。にもかかわらず立ち去らず、セリアの検査結果を見届けていたことになる。

その翡翠色の瞳が、ほんの一瞬だけカイルを捉え、静かに細められた。


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