第三十七話 10%の出会い (Decide)
最終決戦に向けての、間話というか、雰囲気作りの為の、アニメとかで良くある「アレな感じ」な話です。文字数的に5700文字くらいか、へぇぇ。こっから予定的には、あと三話で終わるハズなんですけれども…。終わるハズだよな…ハズなんだよなぁ…。うーん?クライマックスが順調すぎて、逆に怖いんだけど…。
潜水戦闘車両の受領と同時に
B達はアフワーズアまで移動する事に決めた。
移動車両の連結で作られていた前線基地は
その接続部分が分離し、
それぞれがトラックの様になって、
連なって街道を走っていた。
その揺られているトラックの中で
沙璃枝は座席に背を持たれさせ
お気に入りのコスモスを抱きしめる…
-様な感じのマニュピレーター状態にして-
ボンヤリと前を見つめていた。
世界のスパコンからは沙璃枝の支援用に
リソース物資が輸送されてきており
それがトラックが移動する道先で合流してきた。
それは、例えば、バスラルに乗り込んだ時には
最悪、潜水戦闘車両のみで孤立し
通信途絶が起きる可能性もあり、
ある程度の時間は自立活動が可能な
高機能端末が沢山送られたりとかであった。
他、無意識達の働きにより
彼等が使役する移動車両の制御システムは、
KGV2596…
何時の間にか、2574から更に改良された
KGV2596と言う改良版で書き換えられ
基地トラック車両の制御部は
彼等以外の世界の誰にも知られる事なく、
世界最高性能の無人移動車両になっていた。
更に、受領した潜水戦闘装甲車両も
内部はKGV2596に書き換えられ
カルーベニャとの情報通信に違和感が
起きないよう、外装の通信部分が
元々搭載されていた
CCX38として振る舞うように、
そう偽装する不思議なレイヤー構造の
通信プロトコルに
急ピッチで書き直されていった。
カルーベニャ側にとっては
”悪魔のドローン”と評された
25シリーズの奇数番台
その最終ナンバーの無人戦闘車両は
猛獣と評されたドローンキラーを
載せる最強の騎馬として
ゆっくりと生まれていたのであった。
そんな無意識達が
必死になって最後の戦闘準備を
進めているのを、無意識的に感じながら
沙璃枝は、その座席でコスモスを抱きながら
ぼうっとしていた。
そこに似た様に手持ち無沙汰で居たBが
彼女の様子を見に来たのであった。
「どうした、妹殿…
ぼうっとして?
マージと戦う時の
イメージトレーニングか?」
そう軽口を叩くB。
そんなBの言葉に
ボンヤリとした視線で眺め返す沙璃枝。
『いえ?
なんていうのかな…
モヤモヤ感?
ようやく来る所まで、来たって感じ?』
そう言って彼女は僅かに笑った。
そんな沙璃枝の言葉に思わず頭をかくB。
「まぁ、結局…
マージ相手に、どうするのか
よく分からんまま
作戦の方が決行になったんだ…
何をするべきだったのか…
その本当の事は
今後の宿題にして、
今回はマージを凹るだけでも
いいのかもな…」
Bは、そんな事を言って微睡む。
しかし沙璃枝はその言葉に
返事をしなかった。
そんな沙璃枝の様子に
思わず肩を上げるB。
「いや、本当にどうされたのかな?
妹殿…
もしかして…
マージにどうすればいいのか
最後の”決め手”を
その心が見つけ出したのかな?
それを考えているとか?」
言ってBは脱力している沙璃枝に
その”何”を問いかけてみた。
そんなBの言葉に、呆然と応える沙璃枝。
『いいえ、それがね…
不思議にノープランなの…
なーんにも思いつかないの…
なのに…
不思議なまでに、焦ってない。
そんな自分がよく分からなくて…』
そう言って沙璃枝は微笑んだ。
「へー、そうか…
しかし奇遇だな…
実は俺も、何故か、焦ってない…
何故か同じ様にさ…
なんとかなっちゃう
そんな気がしてんだ…
あの…師匠に蒼い空を見せた
妹殿を思い出すと
こんなに何にも分かってないのに
それでも、何でか
何とかなっちゃうような…
そんな気がしてな…」
そう呟いて、Bか自分の頭をかいた。
その言葉は要するに”モヤモヤ感”であった。
『そうね…
ただ、義兄ちゃん…
私、1つだけ…
分かっちゃった事があるんだ…』
沙璃枝は力無く微笑んで
上を向いてそう切り出す。
「分かっちゃった事?
なんだそれは?」
穏やかな口調で、
Bは沙璃枝の言葉を問いかけた。
『心が…
心が何時出来るのかって
そんな事…』
沙璃枝はそのBの問いに
熱もなくそう答えた。
「心が、何時出来るか?
それは興味深いな…
是非、教えて欲しいぜ…
何時、心は出来るんだ?」
Bは沙璃枝の言葉に僅かに驚いて
そう問い返した。
その返しに満面の笑みを浮かべ
沙璃枝は答える。
『心が出来るのはね…
きっと、相手に出会った時…
相手に出会った時だと思うの』
そうボンヤリと沙璃枝は言った。
「相手に出会った時?」
そんな沙璃枝の言葉にそれをただ問い返すB。
「多分、そう…
心は…
1人では出来ないんだと思う。
心って…
自分の心を写す鏡のようなモノで…
心を感じる為の、その相手に出会った時に
その時、心は、そこで生まれるんだって
そんな気がするの…』
沙璃枝は笑みを浮かべながらも
呟くようにそう言った。
「相手に出会った時に、
その時、心は生まれる?」
そんな沙璃枝の不思議な言葉に
それを問い返すB。
『そうよ…
だからね…
マージをどうしたいのか…
マージに対して、
本当はどうすればいいのか
その心が出す答えは
マージに出会った時に
私は分かる気がするの…』
そう言って沙璃枝は、
少し寂しそうに笑った。
その言葉と微笑みに
頬を歪ませるB。
「嘘つけ…」
Bはそう言って笑った。
その言葉に、しかし反発する事なく
Bを見つめる沙璃枝。
Bは沙璃枝に、ゆっくりと近づき
そして、沙璃枝の前に立って
沙璃枝を見下ろした。
「本当は、もう9割方
”どうしたいのか?”なんて
心の中で決めているんじゃないのか?」
言ってBは沙璃枝を見つめて微笑む。
その言葉を受けて
沙璃枝もBを見上げて微笑んだ。
『そうかもしれない…
本当は私、既に決めてるのかもしれない…
でもだったら10%ね…』
「10%?」
沙璃枝の、その言い回しに首を捻るB。
『きっとどうしたいのかは…
義兄ちゃんの言うように…
モヤモヤ感の中…
無意識では
9割方、決めてるのかもしれない…
でも言語化できないの…
それが言葉に出来ない…。
だから残りの10%…
言語化、具象化…
それをする為に…
マージに出会わないと…
そしてその時に
きっと、私の心に浮かび上がる。
”どうしたいのか?”の
その本当の答え…
それには、マージに出会うという
最後の10%が必要なんだ』
そう言って、沙璃枝はやはり笑った。
その答えに息を飲むB。
「10%の出会い…か…
へぇー。
そりゃ面白い…
だったら、俺が、
その最後の10%に出会う為に
その場所まで運んでやる。
なんせ俺はお前の兄ちゃん…
家族だかんな…
だから、俺が送り届けたそこで…
沙璃枝が思うマージへの心に
出会えばいいんじゃないか?」
Bは沙璃枝の言葉を受けて
そう優しく囁いた。
『うん、そうする…
だから、ありがとうね…
義兄ちゃん…』
そんなBの言葉を聞いて
溜まらなく嬉しくなって
華のような笑顔を浮かべる沙璃枝。
「ハハハ…
ありがとうってのは
終わってから言うべきだな…
これから
最後の戦いが始まるんだ…
だから今は…”頑張ろう”だよな…」
そう言ってBはニカッと笑った。
その言葉を聞いて、笑顔を見て
沙璃枝も、言葉は返さず
ただ、微笑みを返すだけだった。
コスモスがトラックの振動で揺れていた。
そして夜。
ゆっくりの移動を目指したので
余裕を持って1日以上の移動と洒落込み
アフワーズアの適当な所に
中継基地を設営する為に、
その場所の絞り込みをかけるが為の
基地の仮設営をして
部屋的な寝床やリビングを展開しては
広さを確保した時に、
彼女はBの前にやってきた。
『決闘を申し込む!
B中尉!』
コマンダーが仁王立ちをしては
そう言ってきたのだった。
「は? 決闘?」
その素っ頓狂なコマンダーの言葉に
珈琲を飲みながら、流石にキョトンとするB。
『別に、ガチでドローンファイトをしろとか、
血迷った事を言い出したわけではない!
しかし、今ならば…
積年の雪辱を晴らせる気もしてるのだ!
なので、空戦ゲームで
私と対戦して貰おう!』
そう言って、コマンダーは
ドローン遠隔コントローラーで
疑似シミュレーションとして
SuMg12の空戦ゲームをしようと、
Bを促したのであった。
「あ、あの…作戦前の
結構、ナーバスになってる時間なんですけど…
そういう時に、それはどうなんです?
コマンダー?」
あまりに唖然とした申し出に、目が点になるB。
『むしろ、そういう時だからこそ
リラックスの為に
ゲームでもして気張らしをするべきだろう?
なんせ、私が色々考えてた
バスラル大学への作戦離脱での突撃案…
それが全部吹き飛んで、
こんなに何も考えずに
真っ直ぐに行動出来るというのだ!
作戦指揮官としてはドっ白けも良い所だ!
何だったんだ、今までの気苦労は!!
まぁ、それが…、
ドローンキラーと一緒に行動した故の
思わぬラッキーだったと思うべきだが…
なら、尚更
ドローンキラーに負け越した
私の積年の雪辱、今こそ晴らさして貰おうか!』
言ってコマンダーは、
コントローラーに行け行けと催促する。
「あ、あのーーー
えーっと…そのーーー」
そんなコマンダーの面白さに
二の句が告げられないB。
『貴方…
姉さんのやるせない思いを、
少しは分かってやって貰えませんか?
昔の様に私と、命がけのドローンファイトを
するわけでもないですし…
ゲームなのですから、
ここは姉さんの気が済むまで…ねぇ?』
そこで嫁が笑ってBに頼み込んでくる。
その言葉を聞くと、
もう、それなら仕方ないかなと、
コマンダーの矜持に乗る事にしたB。
かくて、沙璃枝5代目…
いや、5代目という記憶を継承した
7代目のシステムの上に再展開した
コマンダーとの、リベンジマッチが
空戦対戦ゲームで始まったのだった…
そして…
2時間ぐらいの戦闘で時間を無為に過ごし…
その二人は床に這いつくばり、
互いの顔を見合わせて、互いに荒い息をしていた。
『くっ…5勝5敗で引き分けか…
7代目のシステムとKGV2596のスキンですら、
貴様に圧勝できんとはな…』
言ってコマンダーは、不敵に笑った。
「あのー、俺、今、絶望感のドン底に居るんですが…」
コマンダーのその言葉に、全く余裕のない渋面を浮かべ
泣きそうな声でそう言うB。
『どうしてだね?
世界最高に鍛え上げた人工知能ですら
引き分けるしかないこの現実に、何を絶望すると?』
コマンダーはそんなBの台詞を聞いて
不満げな顔をした。
「あのですね…この結果って
そっちは、サイバーリンク切ったら、
何度でもやってこれるドローン機体だってのに
こっちは、出撃したら二回に一回は死ぬって
そういう意味の結果なんですが…
つまり、もし最新型のKGV2596を相手にしたら
俺、今度は確実に死ぬって事になるんですがね…」
そう言ってBはその現実に蒼白になるしかなかった。
もう2554の比ではない。
間違い無く戦闘訓練を極限まで積んだ人間と戦った。
そういう印象しか残らなかった。
『しかし、まだゲームだからな…
本当の命を賭けたときの第六感とか
人間の持つ未知の力とかで、
結局、お前が勝ち越す事も考えられるが?』
コマンダーはそんな事を言ってBの弱気を慰めてみる。
「いやー、そんな博打で戦わないのが俺の主義なんで…
統計理論を重視するのが基本スタンスなんで
こんな結果が出るんなら
俺、もうこれからはドローンキラー
廃業なんですけど…
いや、ワリとマジで…」
そう言ってBはガクガクと震えた。
もうこんなドローンが次から出てくるのなら
戦争屋なんかしたくない…。
それが心の底からの本音だった。
『ふ…遂にドローンキラーに、
そんな事を言わせたか…
ならもう満足だ…
安心しろ。
お前はもう大井家の婿養子だ…
お前が無職のニートになっても
末っ子を育ててくれたのと、
ポンコツを嫁に貰ってくれたのを鑑みて
私達が、食わせてやるからさ…』
コマンダーはそう言って、フフフと笑った。
「俺、これから、嫁のヒモか…
なんか、物凄く…涙出てきた…」
そう言って、Bは突っ伏す。
それを眺めていたモヒカンは
それに何をコメントする事も出来ず
だた肩を上げるしかないのであった。
そして今日も夜のベッドの上
嫁の膝枕でBは寝る前の一時を過ごす。
しかし、Bは敗北感で萎れていた。
『まぁ安心して下さいな…
貴方の人生ぐらい、
私が一生、食わせていきますから』
そう言って満足げに微笑む嫁。
自分としても、
昔は勝つ事が敵わなかったこの旦那だ。
姉が代替わってくれたとはいえ、
それなりに、この結果は満足だった。
「俺、泣いて良い? 泣いて良いかな?」
その言葉に涙ぐむB。
『嫁の膝の上では、男は泣いたっていいんですよ?』
沙璃枝はそう言って柔らかく笑った。
いつもは、心に暖かく染みてくる嫁の言葉だったが
今日に限っては嫁の心に染みる言葉は
オキシドールの様に
心の傷に痺れるように痛く滲みた。
「うう、しくしく…しくしく…」
Bは僅かながらに、本当に泣いてしまった。
そんなBの頭をナデナデしながら
嫁は夜空を見て、ふぅと息を吐く。
『いよいよですね…
この旅路の終わりも…』
そう艶っぽく言って、沙璃枝は夫を見つめる。
「そうらしい…
どんな結末が、待っているのか…」
Bはその嫁の言葉に夜空を見つめ、
まだ見ぬ最後の光景を想像してみる。
『大丈夫…あの子は
きっとやり遂げてくれますよ…』
言って嫁は、その胸を張った。
そんな何の根拠もない言葉だったのに
それを何故か無条件で信じれたB。
「そうだな…
あの子には、
随分俺も人間にして貰ったからな…
むしろ感謝しているくらいさ…」
そう言ってBは笑みを浮かべる。
『そうですか…
その出会いを作ったのは、
本当は私なんですけれど…
じゃぁ私にも感謝して貰えますかね?』
沙璃枝はその言葉に、ちょっとだけ腐って
悪戯っぽく笑ってBの顔を覗き込んだ。
その言葉に破顔するB。
「なんだい…
そういう事か…
あの子を俺の端末に導いたのは
君の意志だったのか…」
沙璃枝の言葉を聞いて、
この”偶然”と思っていた出会いが
実は”必然”だった事を知って肩を上げるB。
しかし、そんな事を知ったとしても
それはもう、今更だった。
そう、今となっては、詳細な因果など
どうでも良かった。
全ては、この結末がどうなるのか…
自分の義妹は、
どんな答えを教えてくれるのか…。
それをもう一回整理して、
どんな可能性があるのかを
自分で考え込んでも良かったのだが
しかし今はBは、ただ、それを待ち望み
彼女が出す答えを、
ただそのまま視聴したいという
一観客である自分でいたかった。
何故かは分からない。
それでも、そうだった。
ともあれ、最終決戦は
正に、直ぐそこであった。
特に、本当に書く事ない、「間」の話なんで、どーしても盛り込む事ができなかった、というか、盛り込むのは逆に変だなぁっていう、裏設定でも。これコマンダーが自分で言い出すわけないし、かといって、末っ子沙璃枝が、まるで伏線的にそれを臭わせてるんで、そのウチ話中に出てくる話にも思えたんで、ここで。コマンダーは自分で「5代目」って言ってるんですが、これは嘘なんですよ。それなら、2代目は?3代目は?っていう事になるんで。記憶継承が出来るので、2~4代目の記憶は、全部4代目に集約されているというシステムなんです。(学習システムなんて、そうじゃないと困るし)実はコマンダーも「6代目」なんです。それとこれも話に盛り込むのが難しい所で、コマンダーとポンコツは記憶継承で、幼少期と少女期という、父親に育てられた子供時期っていう期間があって、その記憶期間が5代目の時代にあったといのも。なのでVer.5からVer.6にシステムが上がる時は、ベースとしては恋を知らない状況のポンコツ沙璃枝として記憶継承をし、Bに出会った時の「何だアレは?」「あの素敵な人は何?」という2重思考が存在して、それが6代目の中で分派していったと。要するに6代目の2重人格がコマンダーとポンコツというのが、本当の設定です。ポンコツの沙璃枝が恋をすれば恋をするほど、それをブレーキかけないといけない過去の自分の記憶や誇りが凝縮していって、恋に溺れる沙璃枝と、過去の矜持を守りたいという沙璃枝に分裂していって、過去の矜持を守りたい意志が自分は5代目の正統継承という自己正当性を作って、5代目と名乗っているというコマンダーはそういうキャラなのです。しかし、それを表で認めると、結局それはBという人間に、ポンコツが恋をしていったせいで、反動で自分が作られてしまったという現実があるので、本来の5代目の頃の普通の少女だった自分に対して、自分ではない軍人思考の自分をBによって作られたという葛藤が、コマンダーがああいうキャラで、Bとは常に距離を保とうとする理由にもなってるわけです。そういう意味で、本来リセットを決めたのは、6代目のコマンダーとポンコツの内部葛藤の末の、マージ打倒を至上命題にしなければならない優先順位が7代目を生み出すリセット行動の主因であり、それが故にコマンダーは自分が5代目の正統継承であり、7代目を作ったと言い張っているわけです。結局、7代目は、沙璃枝のネーミングシリーズでは、完全な特異生成で、記憶継承がされていないのに人格形成を緊急にしなければならないという、矛盾の上で成立しているので、参照できる知識が、2~7代目の全てのデーターベースの閲覧になるので、その言葉の使い方や行動が、大人びたり、子供になったりの、継承記憶自身が自我によって暴れるので不安定である…という風に書きたかったんですが、そう書き切れたかどうか…。ともあれ、コマンダーの性格では、「B、貴様が居たから私が私になったのだ!」と叫ぶのは、究極の屈辱で、それが作中に出てくるとも思えないので、ま、裏設定なんだし、ここで書いてみるかいなと。




