↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
「ゴッドギア」  作者: りゅう
第1章 闇ギルド

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
5/16

アクタス

今回は、ゾルペスのアジトに突入!


暗闇に包まれた洞窟内では、次々とゾルペスのギルドメンバーが襲いかかる。

敵を倒しながら奥へと進むエゼルたち。

しかし、その中でアクタスの様子に異変が……?

果たして、アクタスに何が起きたのか――。

エゼルたちがギルドに戻ると、ライザたちも戻ってきた。


「よし、調査結果を聞かせてもらおうか」


「まずはライザたちから頼む」

ラルドが全員を見渡し、話を切り出す。


「俺らは聞き込んだが、手ごたえはなしだ」

ライザが肩をすくめながら答えた。


「そうか……。エゼルたちはどうだった?」


「俺らは、ゾルぺスのアジトと思われる場所を見つけた」

エゼルの言葉に、ラルドが目を見開く。


「なに!? まじかよ」


「本当にゾルぺスの奴らで間違いないのか?」


「腕に紋章があったから間違いないと思う」

マナが答えた。


「なるほど……。そこまで確認できたなら、可能性は高そうだな」

ラルドは険しい表情でうなずいた。


「ところでマスターたちは?」

ノルドマンがラルドに視線を向ける。


「俺たちもかなり聞き込んだが、何もない」


「我輩たちは、もう聞き込みのプロと言ってもいい」

アクタスは大きくうなずいた、


――もちろん、ラルドたちは聞き込みなど一切していない……。


「あぁ、そうか……」

(絶対、聞き込みしてないな)


――その場にいた全員が、嘘だと悟った。


「じゃあ、奴らのアジトに乗り込むぞ」


ラルドの号令とともに、メンバーはゾルペスのアジトへと向かった――。


アジトに到着すると、ラルドが作戦の指揮を取った。

「よし、作戦だが、まずライザとセイフォンとノルドマンが見張りを片付けろ」


「片付けたら、そのまま入口付近で待機だ」


「他のメンバーは中に入り、一人残らず片付けろ」

全員がうなずき、作戦を開始する。


「あ? なんだお前ら」

見張りの男が近寄って来る。


「お前らゾルぺスだな」

セイフォンが一歩前に出て、男たちを睨みつけた。


「侵入者か! ぶった切れー!」


「わりぃな」

ライザは不敵な笑みを浮かべ、迫りくる敵を迎え撃った。


ズバァン!! スパッ!


ライザとセイフォンが見張りの敵を倒す。


「よし、突入だ」

ラルドの号令とともに、残りのメンバーが洞窟内へと突入した――。


「うわ、なんだ!?」


「侵入者だー! 殺せー!!」

敵の叫び声が洞窟内に響き渡る。


――その声を聞きつけ、敵が次々と現れた。


「邪魔だ!」

先頭の敵を吹き飛ばし、エゼルたちは奥へと突き進む。


「はぁーっ!」


マナも次々と敵に攻撃を仕掛け、洞窟内は激しい戦闘へと突入した――。


「どけ、お前たち。俺様が相手をする」

奥から大柄な男が現れる。


「3人とも先に行け。俺が相手をする」

エゼルが迎え撃つ。


「気をつけろよ」


「行くぞ」

ラルドはエゼルに声をかけると、仲間たちを引き連れて奥へと進んだ。


「ひゃっはー! 待ちやがれ!」


「お前は俺が相手してやるよ」

更に、大鎌を持った男が現れ、アクタスを足止めする。


「アクタス、頼んだぞ!」

ラルドとマナは先に進む。


「え、あ、すいません。僕、トイレ借りに来ただけです」

アクタスの発言に場が凍りつく。


「おい、その黒いのを殺せ」

大柄な男が大鎌の男に命令する。


「ひぇー!」

アクタスは逃げ回りだした。


「わはは、なんだあれは」

大柄な男は腹を抱えて笑い出す。


「お前たちは芸でもしに来たのか」


ドンッ!!


エゼルが大男を殴り飛ばす。

「どうした、遊びはいらないぜ」


「ほう……お前もなかなか面白いな」

大柄な男が不敵に笑う。


「はぁー!」


ドンッ!! ドンッ!!


二人の拳が激しくぶつかり合う。


「ズドンッ!!」


ビリビリビリビリッ!!


「ぐわー! 腕がしびれる!」

大男が思わず腕を押さえる。


「……こんなもんか」

エゼルの拳に、凄まじい量の雷が集まり始める。


バチバチバチバチッ!!


「ライトニング・ヴレイカー!!!」


ドォォォォンッ!!!!!


凄まじい雷撃をまとった拳が、大男を真正面から打ち抜く。


「ぐおおおおおおお!!!」

大男の身体が吹き飛び、洞窟の奥の壁を突き破る。


バリバリバリッ!!


周囲に雷が走り、洞窟全体が大きく揺れる。

エゼルは拳を下ろすと、アクタスの方へと視線を向けた。

「おい、アクタス。いつまで遊んでるんだ」


――その頃、アクタスはというと。


「おぎゃー! なにゆえー! 追いかけてくるのだー!」


「いい加減、止まれよ黒いの!」


「くそが……デス・クロス!」

大鎌を交差させ、X字の斬撃を放つ。


「あひゃー! 危ないではないか!」


「うるせぇ、気持ちわりぃんだよ、雑魚が」


その瞬間――

辺りが一瞬にして真っ暗になる。


「……誰が雑魚だと?」

一瞬にして、アクタスの雰囲気が禍々しく変わる。


「な、なんだ!?」


「消えろ。愚か者」

次の瞬間、闇が大鎌を持った男を包み込む。


「ぎゃあー!」

男の悲鳴が洞窟内に響き渡り、そのまま崩れ落ちた。


「行くぞ。ついてこい」

アクタスは何事もなかったかのように歩き出す。


「ようやくか」

エゼルは呆れたようにつぶやき、その後を追った。


――アクタスのこの様子は、一体……。


二人は洞窟の奥へと進んでいく――。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます!

もし面白いと思っていただけたら、ブックマークや評価で応援していただけるとうれしいです。


毎週火曜、金曜、日曜に更新しています。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。