新しい我が家へようこそ!
目を開けるとそこは見知らぬ天井だった。
というか天井たっかいな…軽く4〜5mないか?
左右を見ようと思っても首が動かねぇ…
なんだ!?声も上手く出せないぞ?
そんなこんなで軽くパニックになりかけていると
目の前に俺を覗き込む2人の男女。
女の方は赤みがかった茶髪で
髪の長さは胸辺りまで。
それなりに整った顔立ちだ。
目がぱっちりしていて深い茶の瞳で鼻は小さくも
鼻筋は通っているそれなりに美人だ。
歳は20代半ばくらいだろうか…
顔立ちからか予想よりも若そうにも思う。
男の方は手入れの行き届いた金髪で
上品そうな雰囲気を醸し出した
耳に髪がかかる程度の髪型だ。
顔は……チッ、イケメンだ。瞳はなんとブルー。
鼻の下に髭を生やしているが似合ってない。
歳は30手前くらいだろうか。
前世の俺と同い年くらいかもしれない。
そんな2人が俺を見て満面の笑みである。
というか(覗き込まれている)?
女が手を伸ばし顔を撫でてくる、
その手は女にしてもデカすぎる程だ。
(これはまさか…俺か小さくなっている…?だとすれば高過ぎる天井も首が動かない事も女の手がデカい事も理解できる。)
そうか…異世界「転生」。
俺は生まれ変わったのか。
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さてひとまず状況はわかった。
この男女は俺の新しい両親という事だ。
抱き抱えられて色々家の様子を見てみたが
中々の家柄のようだ、屋敷は広く
調度品も廊下の所々に品良く置かれている。
外には庭もありなんと馬もいて馬車もあった。
メイドと執事もいて俺の世話を焼きにくる。
いやー前世も悪くは無かったが
今回は大当たりだぜ!またも金には困らないな!
とかなんとか黒い笑みを浮かべていたら
抱いていたメイドに引かれたようだ。
ところで俺は見た目こそ赤ん坊だが
中身は考えられる28歳の大人だ。
夜泣きもしなければそう手間かからない。
言葉はまぁ聞いているので
単語自体の聞き取りはスムーズになりつつある
どうも瞳が赤く髪も赤いらしく
周りの大人は騒いでいる。
なんで騒いでいるのかは知らないが
どうも神様がどうとかなんとか言ってる気がする
俺の中で神サマと言えば目隠し女神サマと
子供神サマの2柱だ。
(まぁ他にも有象無象のその他大勢もいたが。)
その片方子供神サマの見た目と俺の見た目に
似通った所がある、という事だろうか。
まぁいい。とりあえず乳飲んで
早く出歩けるようになろう。
あっと忘れていた。
俺の新しい名前はラシッド。
母親はレイラ、父親はルーベンだそうだ。
家業は商売を営んでいるらしく
それもそこそこ繁盛しているらしい。
街の大きさや流通の程度がわからないので
実際どうかはわからないが…
俺にやれる事はたくさんありそうで
今から楽しみだったりする。
とりあえず3歳程度まではおとなしく
言葉を覚える事から始めようと思う。




