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エゴイスタスライフ  作者: ペロ子
8/21

グリーン・クサレ・ロング・ヘッアー

今回は、タイトルが本気で思い付かなかった

 「あっそこの髪を染めてるキミ、もし良かったらで良いッスがお洒落なカフェでちょっとお茶しないッスか?」


 新入学した高校生共が現実を知り絶亡してダウナーになる五月、そんな絶亡しかしない月の某日にモールに遊びに来た私は、人生初のナンパされた


 つーかさこのナンパ本当に私にか?ほらここって愚民共が良く集まるショッピングモールだし今日日曜だし髪染めてるヤツなんざ普通に見かけるし、声後ろからかかってるしもし後ろ向いて返事したら他のヤツに声でもかけてましたー何てオチ絶亡的に勘弁な


 「そんな~無視しないでくれッスよそこの緑のマーブル色な頭をしてるキミ~」


 かと思ったがこの禍酉市において緑のマーブル色と言うアホ見たいな頭を染めてんのは、私一人位しかいないからナンパ男は、どう考えても私にしか声をかけてないのが良くわかる

 うん、死にくたばればいい


 振り向き、ナンパしてきたヤツの面を睨む


 最初に目に付くのは、男のくせに女の様に長い長髪と千鳥柄の布製の竹刀ケース


 面の皮は、四つ目をそこそこのイケメンだとするとこいつは、それなりのイケメンで目は、こっちの方が生き生きとしている


 服装は、日曜のはずなのに制服を着ていて、ブレザーのネクタイを緩めている


 そのブレザーの襟の白いラインは、白銀校のヤツだな


  「どーしたッスかそんなにウチの事を睨んで怖いッスよ」


 「絶亡しやがれ」

 「へっ?何スか」


 長髪のカマ野郎がとぼけた声を出す


 「だーかーら、絶亡しやがれって言ってんだよ私の声が聞こえなかったのか?頭にカメムシでめ詰まってんのか?、はっきり言うけどなオマエ見たいなカマ野郎には、興味ねぇんだよマジでキメエから死ーにーやがれ絶亡しやがれって言ってんだよ」

 「そ、そんな事は、言わないでくれっスよあとウチカマ野郎なんかじゃ無いッスよ~」

 「カマ野郎じゃ無いってか男だったらなんだよその髪の長さよ、あれかヴィジュアル気取ってんのかよ男で長髪ってよやってんのわ外に出ねえクソニートかケツマンコのホモ野郎しかいねえぜ」


 「そこまで言う必要あるッスか!」


 「あぁあるぜ基本的にナンパ仕掛けてきたヤツにゃあ人権なんざ無いんだよ、それによ何だよその無駄な語尾、~ッス?ウチ?いらねえから雑なキャラ付けいらないから」

 「それってきつく無いッスか?初めて会ったのにキャラ全否定するってどんだけドSなんスか…」


 クサレ長髪が若干萎れながら言う


 私は、緑のマーブル色の髪を弄る


 あぁかなり気分が良いぜ久し振りに怪しいスイッチが入ったな、今の私は、まだまだ話すことが出来るし話足りない


 「全否定だって?笑わせんじゃねえよ、まだこれしか否定してねぇから」

 「あっまだあるっスか!」

 「ウチとお洒落なカフェでお茶しませんかだって?マジキメエよそんなんで着いてく女何ていねぇんだよボケが」

 「それは、一回話を切り出してカフェで女の子の気を引かせるためッス」

 「あ゛(地声)気を引くためにお茶をしようかってってか?つまんねえなつまらなすぎるな、絶亡的にアホで決まり文句過ぎて欠伸が出て退屈で死んじまうぜ

 だいたいよぅ長髪クサレホモ野郎がさっきから言ってんのは、ウチは、あなたの大嫌いなナンパをしていますが嫌われたくありませんどうかほんの僅かな時間だけでも良いのでお願いします土下座でもしますので手伝ってくださいって言ってるような物だぜ、寂しさで死ぬウサギかよご注文は、貴方ですってか吹くぜ笑えるな絶亡しやがれってこの世に居ないカミサマが言ってるぜ」


 「………………(泣)」


   長髪ケツ○ンコのメンタルは、かなり傷つけられもう某障害を残すまで相手を叩きのめしたボクサーの最終回の姿の様になっていた

 「すいません本当にすいません誠に申し訳ありませんッスもうこのようなアホで短絡的な事は、しないので許してくださいもう何も言わないでください本気でもう本当、もう帰りますので……」


 うわぁもう少しくらいやっとけば良かったなまだキャラを忘れさせる事しか出来てねぇ


 えっ?今日は、良くイラついて悪態をつき他人をけなし過ぎだってかぁ?

 そりゃ毎日の四つ目の頭のおかしい戯言に付き合ってたらたまには、ストレス解消したくなるから

 だから他人にストレス解消するなよってか他人だからやるんだよ!絶亡しやがれ!


 「それじゃあウチは、帰るッスからもう今日の事を忘れてくださいッス」


 クサレホモケツマン○野郎は、初めよりも三割ほど小さくなった背を向けていずこに行こうとする

 …………………………………


 「おーっとちょっと待ちやがれ長髪ホモ野郎が」


 私は、そいつを呼び止めて生気が無いといった風に振り返る


 「何スかもう言われるのは、勘弁ッス」

 「特にけなす気は、もう無えよ」

 「じゃあ本当になんスか…」

 「あのだなテメエ気に入ったわ」

 「気に入ったわってなんなんスか」

 「確かによテメエは、余りにもありきたりでアホらしい口説き文句でナンパしようとしてきて安易で安いッスとか長髪見たいなキャラ付けしかされてねぇ、だがそこが気に入ったわ」

 「それでどういう意味なんスか」

 「だーかーらテメエのナンパに引っ掛かってやるって言ってんだよ、クサレ長髪ケツ野郎が」


 私がそう言うとさっきまで返信が無いただの死体のようだ状態だった長髪野郎の顔にだんだんと、ハイスピードカメラで植物が芽から花になるように生気が宿り笑顔になった


 「えっ!それって本当ッスか!でも何でウチみたいな長髪クサレホモケツ○ンコ野郎に付いていくって言ったんスか!」

 おい長髪野郎、今テメエが言ったのは、下手するとセクハラに入るって分かってんのか?―そうキレそうになったがついさっき私が言った事なので仕方ない


 「テメエがザコくて面白そうなヤツだからだよ」

 「誉められて無いッスけど本気でありがとうございまッス」


 ああ!誉めて無いよ!


 「いやぁどうもッスねウチのナンパに付き合ってくれて、んで今から行こうとする喫茶店なんすケドこのモールで最近出来た所でかなり人気らしいッスそれで抹茶がとっても美味しくてアイスとかグリーンティーがとっても美味しいんスよそれであと…」


 その時私は、思った


 コイツウザすぎるなやっぱり面白そう何て理由だけで付いていくんじゃ無かったと


ナンパ・ダサイ・ゼッタイ

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