ギルティ蕎麦とマヨ
放課後になった!
クソゲー見たいな学校の終焉を告げるチャイムが鳴ると同時に愚民共(生徒逹)は、フライング気味に教室を飛びたし一刻も速く放課後を謳歌するために走り出した
部活に行きたい奴等は、部活棟がある旧校舎の方に歩き、学校外で青春を楽しみたい奴等は、一刻も速く校外に出ようと行進する
もちろん私は、後者で愚民共よりもで禍酉校を出ていきたいが、最短距離で出れる正面玄関は、愚民が沢山いる
ぶっちゃけ言ってこの私と言う人間は、かなり危なく痛い人間だ
どれくらい痛い人間かと言うと好きなバンドのライブを見に行こうとしても余りにも群衆が恐すぎてライブに行けないくらい痛々しい人間だぞ
そんな人間が帰宅ラッシュでごった返す正面玄関で帰れるはずが無え
だから今、誰にも会わずに帰るために屋上の端に立っている
この禍酉高は、山の上に建っているため敷地が狭く建物と建物の隙間もかなり狭いそのため校舎と旧校舎の間は、三メートルも無い
少し助走をつけて飛べば行ける距離で簡単に隣の旧校舎のベランダに飛び移る事ができる
ほーら簡単に侵入できちまうぜ
あとは、ベランダの錆び付いて立て付けの悪い扉から旧校舎に入り旧校舎玄関のから出て裏口の方から帰れば誰にも見付からず帰る事ができる
帰ったら何しようか、フードコートに行こうか考えながら歩いていてベランダの扉すぐ近くにある美術部の前を通り過ぎた時いきなりセーラー服の襟を捕まれ美術部の中に連れ込まれた
×××× × ×
「非常に!手荒いマネしても謝らない!だけど!小野妹子を男の娘と言う位危ない事があるんだ!助けてくれよ!本当に!」
眼鏡だけが目立つ四つ目が見本通りの綺麗な三点土下座をしながら叫んだ
あの後部屋に連れ込まれた私は、すぐさまスカートのポケットに入れてあるスタンガンを引き抜き四つ目の脇腹にぶちこみ崩れた所を二回ほど蹴りつけ無力化した
「それで、私に言いたい事は、それだけか?」
私は、土下座している四つ目の頭を踏みつけながら言う
「反省はしてないけどそれ以上に後悔なんてしていないだってそれ以上に大切な事があるんだもんさ」
「あっそうかい、絶亡しろ」
足に力を入れてグリグリと押し付ける
「痛いからさ!望ちゃんさぁキミの安全靴が肩甲骨に響いてくからヤメレ!」
「反省してねぇテメエが悪い」
私は、吐き捨てるように言う
「まぁ閑話休題それは、置いといてだよ望ちゃん頼みたい事が二、一センチほどあるんけどあとちなみに二、一センチほどつーのわ一寸のヤツね」
「知らねえよ下らねぇボケは、いらねえから、それで頼みたい事って何だよ用件によっちゃあやってやらなくても無いぜ」
「望ちゃん手伝ってくれる雰囲気醸してるつもりっぽいけどやってる事が一つ間違えれば女王サマプレイだよ」
「安心しておけ絶対に手伝わねぇからよ」
「あっそこなのそこだけ安心なねわそれしかないんちゃかねぇ手伝ってよいつも通りに靴舐めるからさ」
「いつも舐めさせてねー!」
四つ目の顎に足を入れて突き上げる
四つ目は、綺麗に小さな放物線を飛び後ろさらにあるダビデ像に後頭部を打ち付けのたうち回る
本気でざまあ
おっと、いけねえな何か四つ目痛ぶるのが気持ち良すぎて新しい扉開いちまうな
「ひゃははははは痛いな痛いな望ちゃんさぁやっぱり望ちゃんってドSだよねオイラがけなす度にに暴力ふるって来るよね最高だね」
「ドSじゃねえよ蹴りつけても笑ってるってテメエこそドMじゃねえの」
「ドMかドSか言われたらそれはもちろんドL」
「意味分かんねえ」
「意味わかんなくて結構それがオイラのアイデンティティーDAKARAなそれで望ちゃんに頼みたいお仕事ってのわ製本作業なんだけど」
「オイ、話急に変わりすぎだろもうしゃべるな後絶対に手伝わねえからな」
それでも四つ目は、話を続ける
「この紙袋にコピーされた原稿が入ってるからしおり通りに一枚づつ上にページを並べてよね」
「何勝手に話進めてんだよ私の話を聞け」
「それでこのホッチキスに気よ付けてよね普通のと違ってかなり威力があっててに刺さると死ぬから」
「そのホッチキスで前頭葉ぶちまけるか?」
「はは冗談きついぜ望ちゃん要は心配何だろ私にうまくできるかってさ倍丈夫だから人はいつの時代になっても死ぬのはビギナーだから安心しときな」
「良かったら良い病院紹介するぞ最初の診察料くらいは、出してやるから検査で異常が見つかってもう病院から出てこないで絶亡しろ」
確実に四つ目が言った事は、確実にイラつくな本当に他人をイラつかせる天才だなコイツ、やっぱりあれか未成年なのに煙草吸って脳ミソ萎縮してるせいか
「と畏怖訳だからよろしくねオイラは、二十ページから先をやるから望ちゃんその前をお願いね」
「話聞いてないなテメエ」
「何言ってんのさ望ちゃん人の話を聞かないなんて人間的にアウトでしょ聞いた上で言ってんだよオイラ」
「話聞いてねえより質悪すぎだろそれこそ人間的にアウトだ」
「てな訳で作業お願いね望ちゃん」
「いや、やんねーし」 「えっやらないの望ちゃん別に良いじゃないか」
「だから話を聞けって言ってんだよ、何度も同じ事言わせてんじゃねえよ絶亡しろ」
「あっあれだよねお菓子だよね手伝う代わりのお菓子だよね」
「あたしゃ腹ペコキャラじゃねえぞ」
「お菓子渡してもやらないのそれでもお願いさ(デューワー)」
「次そのタモリの角度で私に何か言ってきたら玉砂利喰わせて殴るぞ」
「無課金には右ストレートってやつだねゴメンね可愛い望仔猫ちゃん」
一瞬さっき言った事を狂言実行したくなったが一応私は、何かあったら直ぐ手が出る安いラノベキャラで無いため四つ目の謝りに免じて許してやる
「でも望ちゃんって腹ペコキャラでしょ過去二回ほどアップルパイと瑠璃屋の大福に釣られたじゃん」
否定出来ねえなクソが絶亡しやがれ
「腹ペコキャラでさょ」 「次腹ペコキャラったら絶亡しろ」
「殺気から同じ事言い過ぎーイライラし過ぎーカルシウム足りてないんじゃないのー」
「放課後謳歌しようとしていたらいきなり拉致られたらイライラもガリガリもするっつーの」
「酷いなソイツ望ちゃんを拉致るなんて一体誰がやったんだよ」
「テメエがやったんだろ、頭に風穴でも空いてんのか」
「空いてねえっちゃよ脳ミソに穴なんてさ」
「まぁさっさと私は、帰らしてもらうぜ」
「あーもう!望ちゃんもうなにやっても手伝わ無いでしょ分かったよ帰りなさい」
四つ目が珍しく理解良く話を聞きあっち行けと手をふる
鞄を取って帰ろうとするとケータイがメールを受信した
件名は、ババア
中身は、今日頼んだ庭の草むしりを速くしろとの事
「…………………」
返信、良く付き合ってる友達からどうしても断りきれない大切な作業を依頼されたから今日は、出来ません
送信っと、都合の良い時だけ四つ目は、友達扱いだ
絶対、友達じゃねえけどな(かなり重要)
おっともう返ってきたかさすがババア、連絡が速いな
OKの二文字、好感触だな
「あーのだな四つ目、やっぱり手伝える事になったわ絶亡的に不本意だがな」
ここで別に四つ目の手伝いをしなくても良い気がするがウチのババアは、なぜか私の嘘を百パーセント見破る力を持ってるから嘘対策のために実際に作業しねえといけねえ
「ありゃ?急にどういう風の吹き回しだゆ望ちゃん」
「ただ先に入ってた予定をキャンセルするために利用するだけだよ」
「あっそーさんくーそれじゃあ作業お願いね」
さーて製本作業始めるかかなりめんどくさいけどな
えーと確かこの紙袋にコピーされた原稿が……入ってるな
まず原稿を入れる時に分かりやすくするため一ページずつ並べる所から始める
「なあ四つ目この原稿って学校のコピー機で印刷したやつだろ」
「そうだけどどうかしたの?」
「業者とかに頼まねえの?」
「そいつぁ無理だゆそれなりの部費を貰ってるけど全部フィギュアとか本の備品に回すつもりだから業者に頼むのはちっときついぜ」
四つ目は、部屋にある大量の本とフィギュアその他色々を示しながら言う
「ふーんそうかい」
私が何の興味も無く返事をすると四つ目のケータイが鳴った
「あぅはい四つ目だよ…あぁそうかい…へー…なるほどね…うん分かったよ…行けんのね……おーけーオーケー」
「誰からだ?」
「かわいい爽やかなメンヘラ臭がする後輩あと望ちゃんもう帰っていいから」
「は?」
「今回望ちゃんに作業を依頼したのも後輩が来られ無かったKARAだしだからもう良いから」
四つ目がどこか申し訳なさそうに言う
「そうかいだけど手伝うぜ私、」
「あっせじゃあ終わったら皆にラーメン奢るよ」
四つ目が嬉しそうに言った
クソ四つ目との珍しくキレイな青春の1ページな気がした
青春何て絶亡すれば良い




