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死者の記憶を継ぐ者 〜巻き込まれ転生で幽霊になった俺は、王女に未来を託す〜  作者:
逃げた者が戦う準備を整えた章

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掘り起こし

早速、魔女は人手をかき集めた。勿論、護衛付きだ。


ここから歩いて二時間位か?


俺は空が飛べるから、いまいち距離と時間の感覚が無くなっていて、よくわからん。


まあ、魔女に地図で場所は教えてあるから、その辺は上手くやってくれるだろ。


ゾロゾロと、三十名程で列を成し、掘り起こし場所に到着した。


俺が無理やり引き抜いた、崖が目印だ。


魔女には、此処から直線で三十メートル程の奥だと伝えると、魔女がそれを作業員に伝える。


「この辺りよ。慎重に掘りなさい」


……こりゃ、数十日掛かりの作業だな。


まあ、俺は見てるだけだから、特にする事も無いんだけどな。


その間にでも、あの盗賊の墓に花を添えるかな?


いや。


この栗林の、小さい栗の苗木でも掘って、墓の隣にでも植えてみよう。


俺は、魔女に頼んで俺が選んだ栗の苗木を掘って貰った。


中々、元気そうな苗木だ。


……あいつも、喜んでくれるかな?


ついでだから、魔女に墓の横に植え替えて貰うことにした。


「ここね」と、魔女が話す。


「何処ら辺に植える?」


そうだな……


この墓石となっている、大きな石の斜め後ろが良いかな?

大きくなれば、日陰にもなりそうだし。

そうすれば、こいつも成長が見れるかも知れないしな。


俺は、その場所を指差し、魔女に掘って貰った。


苗木を植え、たっぷりと水をあげる。

……ちゃんと育つと、良いな。


そう思った時――何処からか。


「ありがとう……」


言葉が、聞こえた。

俺は、キョロキョロと見回したが、姿は無い。


……あいつが、旅立ったのかな?

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