秋津皇国興亡記
☆第5回一二三書房WEB小説大賞銀賞受賞作☆
東洋の端に浮かぶ島国「秋津皇国」。
戦国時代の末期から海洋進出を進めてきたこの国はその後の約二〇〇年間で、北は大陸の凍土から、南は泰平洋の島々を植民地とする広大な領土を持つに至っていた。
だが、国内では産業革命が進み近代化を成し遂げる一方、その支配体制は六大将家「六家」を中心とする諸侯が領国を支配する封建体制が敷かれ続けているという歪な形のままであった。
一方、国外では西洋列強による東洋進出が進み、皇国を取り巻く国際環境は徐々に緊張感を孕むものとなっていく。
六家の一つ、結城家の十七歳となる嫡男・景紀は、父である当主・景忠が病に倒れたため、国論が攘夷と経済振興に割れる中、結城家の政務全般を引き継ぐこととなった。
そして、彼に付き従うシキガミの少女・冬花と彼へと嫁いだ少女・宵姫。
やがて彼らは激動の時代へと呑み込まれていくこととなる。
東洋の端に浮かぶ島国「秋津皇国」。
戦国時代の末期から海洋進出を進めてきたこの国はその後の約二〇〇年間で、北は大陸の凍土から、南は泰平洋の島々を植民地とする広大な領土を持つに至っていた。
だが、国内では産業革命が進み近代化を成し遂げる一方、その支配体制は六大将家「六家」を中心とする諸侯が領国を支配する封建体制が敷かれ続けているという歪な形のままであった。
一方、国外では西洋列強による東洋進出が進み、皇国を取り巻く国際環境は徐々に緊張感を孕むものとなっていく。
六家の一つ、結城家の十七歳となる嫡男・景紀は、父である当主・景忠が病に倒れたため、国論が攘夷と経済振興に割れる中、結城家の政務全般を引き継ぐこととなった。
そして、彼に付き従うシキガミの少女・冬花と彼へと嫁いだ少女・宵姫。
やがて彼らは激動の時代へと呑み込まれていくこととなる。
97 暗行御史の呪術師
2021/09/09 12:26
98 妖狐の少女と蠱毒使いの術者
2021/09/12 12:17
99 帯城脱出
2021/09/15 12:00
100 終わらない軍乱
2021/09/18 12:18
第六章 極東動乱編
101 長距離列車の情景
2021/10/16 12:15
(改)
102 兵部省への報告
2021/10/19 12:00
(改)
103 親の心、子の心
2021/10/22 12:00
104 盤上の駒
2021/10/25 12:00
105 姫たちの協力体制
2021/10/28 12:00
106 呪術の軍事的利用
2021/10/31 12:19
107 意地の張り合い
2021/11/03 12:18
108 経済的半島征服論
2021/11/06 12:13
109 軍事衝突の本格化
2021/11/09 12:00
110 シキガミの少女と忍の少女
2021/11/12 12:00
111 大本営設置
2021/11/15 12:00
112 動員令
2021/11/18 12:00
113 真夏の開戦
2021/11/21 12:28
(改)
114 独立混成第一旅団
2021/11/24 12:00
115 対斉作戦計画
2021/11/27 12:33
116 再びの陽鮮半島
2021/11/30 12:00
117 封建制軍隊の弊害
2021/12/03 12:00
118 宣戦布告
2021/12/06 12:00
(改)
119 第二軍の苦悩
2021/12/09 13:00
(改)
120 陽鮮半島の決戦
2021/12/12 12:18
第七章 対斉戦役編
121 勝利の蹉跌
2022/02/19 12:19
(改)
122 不必要な勝利
2022/02/22 12:14
123 作戦構想の分裂
2022/02/25 12:00
(改)
124 皇帝の賭け
2022/02/28 12:00
(改)
125 冬季攻勢
2022/03/03 12:00
126 第三軍の冬営
2022/03/06 12:14
127 前線の異変
2022/03/09 12:00
128 斉軍大反攻
2022/03/12 12:20
129 独立混成第一旅団の初動
2022/03/15 12:13
130 二十五万の奔流
2022/03/18 12:00
131 戦線後退
2022/03/21 12:00
132 戦地の夜
2022/03/24 12:00
(改)
133 後退援護
2022/03/27 12:20
134 夜間後退
2022/03/30 12:00
135 指揮権掌握
2022/04/02 12:00
(改)
136 第二次攻防戦の始まり
2022/04/05 12:00
137 海からの援軍
2022/04/08 12:00
138 逆襲敢行
2022/04/11 12:00
139 斉軍の軍使
2022/04/14 12:00
140 戦場と怨霊
2022/04/17 12:14
幕間 姫君たちの皇都
1 変わりゆく日常
2022/04/23 12:14
2 宗家と分家
2022/04/30 12:16
(改)
3 姫たちの駆け引き
2022/05/07 12:15
4 孤独な者たち
2022/05/14 12:14
5 姫君たちと国内政治
2022/05/21 12:18
6 半島の姫君と修信使
2022/05/28 12:17
7 南泰平洋問題
2022/06/04 12:00
(改)
8 冬季攻勢の余波
2022/06/11 12:18
9 姫君たちの限界
2022/06/18 12:15
10 最初の一年の終わり
2022/06/25 12:17
第八章 中華衰亡編
141 北方の帝国
2022/07/31 12:13
(改)
142 陸軍徴傭船
2022/08/05 12:00
143 将としての苦悩
2022/08/10 12:00
144 攻勢転移
2022/08/15 12:16
145 軍監本部と封建制の葛藤
2022/08/20 12:20
146 黒い夢
2022/08/25 12:00
147 目覚め
2022/08/30 12:16
148 戦線復帰
2022/09/04 12:17
149 雪中の夜襲
2022/09/09 12:00
150 騎兵対火力
2022/09/14 12:19
(改)
151 戦勝の苦悩と軍師少女
2022/09/19 12:17
(改)
152 次なる攻勢
2022/09/24 12:16
(改)
153 宵と宮中勢力
2022/09/29 12:00
154 戦場と呪術
2022/10/04 12:13
155 作戦準備の合間
2022/10/09 21:18
(改)
156 中華の憂鬱
2022/10/14 12:00
(改)
157 上陸作戦と空挺作戦
2022/10/19 12:00
158 中華帝国の皇国旗
2022/10/24 12:00
159 陰陽師対方士
2022/10/29 12:22
160 蒙塵の始まり
2022/11/03 12:19
幕間 北国の姫と封建制の桎梏
1 御家再興
2022/11/05 12:26
2 卒業を迎える者たち
2022/11/10 12:00
3 北国の姫と埋まらない溝
2022/11/15 12:22
4 後継者の資格
2022/11/20 12:32
5 不穏な前兆
2022/11/25 12:00
(改)
6 皇都と姫と浪士と
2022/11/30 12:00
7 宵姫襲撃事件
2022/12/05 12:00
8 責任のとり方
2022/12/10 12:17
9 不信の末
2022/12/15 12:00
10 苦い幕引き
2022/12/20 12:25
第九章 混迷の戦後編
161 戦後秩序の描き方
2022/12/25 12:20
162 流血の休戦協定
2022/12/30 12:15
163 それぞれが抱え込む問題
2023/01/05 12:00
(改)
164 講和問題
2023/01/10 12:15
165 穏やかならざる春
2023/01/15 12:17
166 利権獲得競争
2023/01/20 12:00
(改)
167 和平の成立
2023/01/25 12:00
(改)
168 新たなる問題
2023/01/30 12:00
169 三国干渉
2023/02/05 12:20
170 帰国と新たな任務
2023/02/10 12:00
過去編1 南洋の士族反乱 前編
2023/02/15 12:00
過去編2 南洋の士族反乱 中編
2023/02/20 12:00
(改)
過去編3 南洋の士族反乱 後編
2023/02/25 12:25
171 南洋への出発
2023/03/01 12:00
172 騎兵科の行方
2023/03/05 12:00
173 次なる戦役に備えて
2023/03/10 12:00