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第一死 勇者が死ぬ度にステータスを引き継いだまま過去に戻されるおかげでいつの間にか最強に!それでもやっぱり死んでしまう勇者を助ける方法知ってる人いる?

 ブツンッ……



       『 Result 』


         16500P NEW RECORD!!

       報酬 女神の神眼 対象のステータスの確認が可能となる。

      

       称号

       雷霆の女神

       世界樹の()半神びと 

       


       JOB 賢者

                

       力    1356+520  

       魔力   12830+4356   

       体力   1230+426  

       すばやさ 1968+687


               

 

       女神の祝福                   

    【世界平和】Lv003          

    【神官プリースト】Lv001     

    【呪術師シャーマン】Lv001    

    【魔法使い(マジシャン)】Lv001   

    【生物学者バイオロジスト】Lv001  

    【魔導士ウィザード】Lv002    

    【賢者セージ】Lv005

    【盗賊シーフ】Lv001


      スキル

     危険察知 MAX スキルアップ   

     隠密 MAX   スキルアップ         

     投擲 MAX   スキルアップ   

     暗殺 MAX   スキルアップ         

     魔法合成 MAX スキルアップ          

     魔法操作 MAX スキルアップ       

     帯電 MAX   スキルアップ   

     魔導 MAX   スキルアップ   

     耐火 III   スキルアップ

     恐怖耐性 MAX スキルアップ 

     盗む V

     開錠 II

     罠察知 II


      必殺技フェイバリットスキル

     雷神龍撃槍らいじんりゅうげきそう

     隕石メテオ 


      魔法 

     初級回復魔法プチキュア 

     中級回復魔法キュア

     上級回復魔法ハイキュア

     初級呪魔法プチカ    

     初級解呪魔法リプチカ  

     呪毒魔法カーズ     

     解呪毒魔法リカーズ   

     初級属性魔法(火水氷土雷風)

     中級属性魔法(火水氷土雷風)                   

     上級属性魔法(火水氷土雷風)

     爆裂魔法フレア

     魔法封印マジックシール

     解魔法封印リマジックシール

     




      魔導

     浮遊レビテーション MAX

     雷神降臨ライトニングインストール MAX  

     探知サーチ MAX 

     飛行フライ III

     

             




     『 残り時間45秒 』



 は?


 いやいやいや。ブツンッじゃなくてさ……


 

 一話読み飛ばしたかと思って戻る押しちゃったじゃない。



 あの一瞬でリゲル死んだの?


 はぁ……ごめーん。完全に油断してた。


 だってさー。


 新装備じゃん? 新防具じゃん? 会場には間違いなく人類最強の部類に入るアケルナル剣聖とシリウス若返った校長がいる訳じゃん?


 いくら魔王が来たからってさー。油断というか、勇者がいきなり死んだりするとは思わないよね。



 状況をぱっと思い出してみる。


 魔王マイオスが会場に入ってきて挨拶をした。すごく丁寧な挨拶だった。


 魔王ってもっと冷酷で、いきなり全員が死ぬような魔法でも使って来るのかと思ってたから、普通の挨拶をしてきたのでビックリ。


 みんながあっけにとられている間に、既にアケルナル剣聖が魔王マイオスに斬り込んでいた。


 剣聖の剣は魔王の指二本でピタッと止められ、同時に発動したシリウス校長の千烈爆滅陣サウザンド・フレアも魔王の使った謎の魔法で消される。



 私も即座に雷神降臨ライトニングインストールを発動。


 すでにプロキオンと斬りあっているリゲルを横目に、貰ったばかりのフルムーンスタッフを使って雷神龍撃槍らいじんりゅうげきそうを魔王へ放つ。


 私の放った雷神龍撃槍らいじんりゅうげきそうを、レグルスが爆龍拳で防ごうとするが、そのまま貫通してレグルスの右腕を粉砕する。


 エメラダとヴェガが必殺技フェイバリットスキルの魔力を貯め始めているのを確認したので、止める為にまずは魔王の横のエメラダへ向かって一直線に走る。


 


 その瞬間、魔王がプロキオンと斬りあい中のリゲルに向かって、殺意に満ちた何かの黒い魔法を放った。それもプロキオンごと巻き込む様な感じで……




 ……


 

 普通、部下ごと殺す? いや……部下も躊躇なく殺すから魔王なのか……



 もう一度謝る。ごめん。本当にごめんねリゲル。




 んで? とりあえずこの音楽なに? いつものファンファーレの日の国アレンジ? 


 ヘヴェリウス国の遥か東にある日の国。行商人がヘヴェリウスまで来ていたし私も知っている。SUSHIとかKATANAとかでしょ。


 その日の国テイストで行くのがFourth Seasonかぁ。なんか風情って奴があるね。



 でも、ドンドンってステータスとかを表示するときに出る音は変わってないみたいだけど…・・・



 うーん。お久しぶりですResultさん。会いたくなった訳ですがよろしくお願いします。



 


 まず、リゲル生存ポイントは16500PのNEW RECORD!!。


 レグルス戦で死ぬはずだったからそれを3年半引き延ばして16500P。


 報酬として『女神の神眼』。効果はなんと対象のステータスの確認が可能となる。んんん~?


 何コレ……もしかしてリゲルのステータスとかも見れちゃうわけ? 


まぁ見なくても、いつも稽古してるしリゲルのステータスならだいたいわかるけど……あ、ノロケではありません。苦情です。


 敵のステータスも見れるならすごくいいよね。どうせ魔王のは見えないんだろうけど。


 


 新しく増えた称号欄に、雷霆の女神、世界樹の()半神びとが追加。


 雷霆の女神って自分で付けてなんなんだけど、段々恥ずかしくなってきた。


 世界樹の守り半神…… 私の体が半分吹き飛んだから世界樹の魔素マナを足したらしいけど、それでなんで半神になるんだろう。



 女神の祝福には【盗賊シーフ】が追加。これすっかり忘れてたよね。ずっと賢者が願いだと思ってた。ハダル神父は流石そういう職業についているだけはあるね。

 


 そして一番驚かされたステータス。最初一桁間違っているんじゃないかと疑う程おかしい数値になっていた。


 力と体力とすばやさが2倍近くあがっていて、魔力はなんと10倍……12830+4356ってなに? 魔力が17186もあるって事?


 数値に間違いがないなら、間違いなく私は……最強? 



 勇者が死ぬ度にステータスを引き継いだまま過去に戻されるおかげで、いつの間にか最強になっていたみたい……


 それでもやっぱり死んでしまう勇者を助ける方法知ってる人いる?



 よし、タイトル回収。



 いやでも実際どうするか……マジデ知ってる人いる?


 魔王マイオス+魔王軍四天岩。単体でもめちゃくちゃ強いのに一緒に来るとかひどすぎない?


 あと彼らが来るタイミングも最悪。


 魔王軍は私の女神の祈り終了と同時にやって来る。多分だけどこれはもう変えられない。


 私がResultから帰れば即バトルとなるだろう。


 いつもなら3年間とか猶予があって、自分を鍛え直して挑めた。


 だけど今回は違う。


 なにしろ作戦を考える余裕もこのリザルトの45秒間だけだ。


 


 わかっているのは魔王マイオスはアケルナル剣聖とシリウス校長二人がかりでも倒せないって事。


 魔王はこちらのメンバーを殺すのに躊躇が無く、目的のためなら自分の部下さえ犠牲にする事。


 後は、プロキオンとリゲルが互角で、レグルスの片腕くらいなら初撃で破壊出来るってことかな。


 

 うーん。これは考えれば考えるほど無理じゃないかな。



 決めた。



 とりあえずリゲルを第一優先で守る。あの場で魔王マイオスと魔王軍四天岩を倒す必要はない。



 私がそう決意し、目を閉じると丁度45秒で、私は眩しい光に包まれた。



 眩しい光が治まると、目の前にはハダル神父が立っていた。


 辺りを見渡してヘヴェリウス国の大広間だと確認し、安堵の溜息をつく。


 女神の像が壊されたのを思い出し、もしかして3年前の高校入学式に戻るんじゃないかと不安になったからだ。



 目の前のハダル神父が、コントの準備をし始めたので慌てて止める。


「ハダル神父。賢者です。私の願いは世界を平和にする勇者と一緒に賢者です」


「へっ? スピカさん久しぶりに会ったのにいきなりそれは……あまりに冷たくないでしょうか?」


「はいはい。いいから。ちょっとマジで急ぎでお願いします。賢者。はい賢者ね」


「わかりました。スピカさん。立派な賢者の道を歩み下さい」


 護女神トレミー様の像からリゲルと同じ熱風が吹き、そして魔王の攻撃によって女神の像が破壊される。



「いつもお世話になっております。魔王のマイ……」


 ハダル神父との会話中に練っていた魔力を解放し、小型の電撃玉サンダーボール400個を、大広間に入って来たばかりの魔王に放つ。


 これだけ詰めて放てば流石に避ける幅は無いはず。


 リゲルを守るとは言ったけど、攻撃しないとは言ってない。攻撃は最大の防御って言うしね。


 

 電撃玉サンダーボールの炸裂によって出来た煙で、魔王達の姿は見えないが、普通の人間なら即死だろう。


 つまり、普通の人間ではない彼らが死ぬわけもないので、追撃の『雷神撃サンダースパーク』を放つ。


 私の魔法連打に感づいたシリウス校長も、千烈爆滅陣サウザンド・フレアを使い、扉付近を破壊する。


 巻き上がる爆炎がその威力の高さを証明する。


 が……

 

「自分達が見えない程攻撃するのは悪手と思われます。ほら、こうして大事な方も守れないのですよ」


 ゾッと寒気のする声がリゲルのいた方から聞こえる。


「やめて!!!」


 魔王の手がズシャッという音を立てて、リゲルの新しい鎧の胸の部分を貫き……


 魔王がこちらを見てにやりと笑う。


 せめて女神の神眼を使用して魔王のステータスを……だめだ。妨害されてる。


 ブツンッ……

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