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第二死 突然のResult!巻き戻る学園生活!勇者リゲル暁に死す! 中編

       『 Result 』


         8200P New Record

       報酬 詳細表示(1回のみ) 

              

力  105    :物理攻撃力に影響      :現在の成長補正*1.7

魔力 184    :魔法攻撃力・魔法耐性に影響 :現在の成長補正*1.8

体力 85    :スタミナ・物理防御力に影響 :現在の成長補正*1.4

すばやさ 122  :行動の速さに影響      :現在の成長補正*1.6


               

 

   女神の祝福   :スタータスの成長補正 Lv*1.1 各職業スキル・魔法マスター確率Lv*2%UP。                   

【世界平和】Lv003     :力・魔力・体力・すばやさに成長補正。

神官プリースト】Lv001     :力・魔力に成長補正。

呪術師シャーマン】Lv001    :魔力・体力に成長補正。

【魔法使い(マジシャン)】Lv001   :魔力・すばやさに成長補正。

生物学者バイオロジスト】Lv001 :力・魔力・すばやさに成長補正。 

魔導士ウィザード】Lv001    :魔力・すばやさに成長補正。

     

      スキル

危険察知 III   :危険を察知する。範囲はレベルによる。

隠密 III     :存在を隠蔽する。効果はレベルによる。発見された場合は効果が切れる。

投擲 III     :投げる行動の命中・距離に補正。効果はレベルによる。

暗殺 II     :潜んで攻撃した場合の成功率に補正。効果はレベルによる。     

魔法合成 II    :魔法を合成する成功率に補正。合成できる魔法の数はレベルによる。   

魔法操作 II    :魔法を操作、造形する成功率に補正。効果はレベルによる。       

帯電 II      :体内に電気を滞留させ、触れた相手に自動反撃の効果及び耐雷の効果。威力・効果はレベルによる。


      必殺技フェイバリットスキル

雷撃槍らいげきそう

魔力合成により『雷』と『風』を合成し付与した武器を投擲する。5倍撃。魔法で作成した物質に対しての付与も可能。


      魔法 

初級回復魔法プチキュア :傷を治す。即死ダメージには効果無し。

初級呪魔法プチカ    :軽微な呪いをかける。効果は不運、寒気、免疫機能の低下。

初級解呪魔法リプチカ  :軽微な呪いを解く。上位者の呪い程解除率が低下する。

呪毒魔法カーズ     :呪いの毒をかける。効果は猛毒。回復魔法の効果遮断。

解呪毒魔法リカーズ   :呪いの毒を解く。上位者の呪い程解除率が低下する。

初級属性魔法(火水氷土雷風):初級属性魔法を全種において使用できる。

中級属性魔法(火水氷土雷風):中級属性魔法を全種において使用できる。                     


     『 残り時間30秒 』







 ……マジカ。


 えーっとResultさんお久しぶりです。ず、ずいぶんご無沙汰してましたね。5年ぶりでしょうか?


 なんだかファンファーレの曲もバージョンアップしたみたいですね。


 Second Seasonって奴ですかにゃ?


 あと、項目が沢山増えてドンドンドンドンって、めっちゃうるさいんですけど……




 ………




 え、嘘でしょ? マジなのこれ? ドッキリとかじゃない? ちょっと誰か男の人呼んで!!!




 ………



 取り乱した所で何の反応もない。


 ああ、本当なんだこれ。リゲルが死んだって事なんだ。


 騎士学校と魔法学校の合同演習で、嘆きの洞窟に行ってリゲルは死んだんだ。間違いない。


 そりゃ魔王軍四天岩と比べればまだまだだろうけど、かなり強くなったはずのリゲルが死ぬ事態とは一体……


 と、ともかく制限時間が来る前にResultの確認しないと。



 なんかのポイントが8200Pで☆New Record☆ヤッタネ!!


 何で稼いだかホントわかんないけど、報酬まで頂いちゃいました。


 報酬の詳細表示で、一回だけResultさんを裸に出来るみたいね。


 よーしスピカ覗いちゃうぞ~。




 女神の祝福には成長補正効果、まぁこれは予想通りだけど、トレミー様に願う度に重複して増えていくのかぁ。


 女神さまへ祈った1回だけの願いの効果『1.1倍』じゃ、昔パパが言ってたようにおまじない程度かもしれないけど、積み重なると流石にすごいね。


 もっともこんなに何種類も積み重なるのなんて、Resultを繰り返してる私くらいだと思うけど。


 その結果、魔力は普通より1.8倍の早さで増えてるってことなのかな。


 現在の魔力184が、どの位の高さなのかの基準がわからないけど、研究所から持って来た、高等部向け教科書の『魔導士入門』がほとんど見えないレベルってことは確か。


 


 スキルに増えた魔力合成とか魔力操作は、魔法について色々研究して、頑張ったもんねって感じ。


 魔力合成は属性同士の相性があって、例えば『火』と『水』はどうやっても私には合成出来なかった。


 魔力操作に得意な属性もあるみたいだし、本人の生まれもった属性があるのかもね。


 あ、ちなみに私は『雷』の属性持ちなんだと思う。


 


 追加された暗殺のスキル……随分物騒ですね。


 そりゃ確かに隠れて沢山魔物を暗殺したけど……いやいや、だって正面から戦う必要なんてないじゃない?


 あいつらドロドロだったりべとべとだったり、足がやたらに多くて気持ち悪いんだから。


 正面きって戦うのは勇者さんにお任せしますよ。



 帯電は男性的幸運ラッキースケベ撃退スキルだっちゃね。はいビリビリ~~っと。




 必殺技フェイバリットスキルには雷撃槍らいげきそうが追加。


 私が名前も考えた、言わばオリジナルスキルなはずなんだけど、しっかりResultに名前が表示されていた。


 もし私が『うさぎがぴょんぴょん』なんて名前にしていたら、やはりResultに表示されるのは『うさぎがぴょんぴょん』だったんだろうか。


 だとしたら次の必殺技フェイバリットスキルは名前もしっかり考えなきゃね。


 可愛いのにしちゃう? センスが問われるねー。


 皆さんは可愛いくて、キュートでゴリラみたいな力コブのスピカちゃんに、どんな技を使って欲しいかな? 募集中でーす!


 それにしても雷撃槍らいげきそうの5倍撃って強いね。発動までの時間と、命中率が悪い気もするけど、まさに浪漫砲だ。


 

 魔法は、頑張って初級と中級の属性魔法を全部覚える事が出来たみたいだね。それと、こっそりと呪毒魔法カーズを覚えておいたのがバレましたね。



 うん。


 あっと言う間の30秒でした。制限時間30秒て短すぎるよね。せめて1分にしてくれないかしら。


 次回はよろしくResultさん。(次回が無いことを祈りながら)


 そして眩しい光に包まれ……って、いつに戻るの? 5年前のまさか村の教会? え? マジデ?






 眩しい光が収まり、ハダル神父が目の前に現れる。


 えっと場所は……よかった学校の大聖堂……中等部の入学式の時だ。

 


「さて、お久しぶりですね。スピカ・プラーエ。どうしましたかキョロキョロして」


「お、お久しぶりですハダル神父。なんだか長い夢を見ていたような気分で……キョロキョロしてすいません」 


「ふむ、まぁいいでしょう。それではスピカよ。あなたは守護女神トレミー様へ、何を祈り何を願う。【神官プリースト】とか絶対おすすめ!!」


 相変わらず、【神官プリースト】を勧めてくるハダル神父。


『幸運になれる神官への旅路』とか『なって良かった神官の理由ベスト16』なんて本を、無理やり手渡そうとしてくる。



 いやいや、要りませんから。私の祈りはすでに決まっていますし。



「魔法の神秘の探究【魔導士ウィザード】でお願いします」


「へっ!? 【神官プリースト】ではなく【魔導士ウィザード】? ホントに? 今ならこの本2冊と同じ本2冊、さ・ら・に『そうだ、神官になろう』もついてますけど?」


「【魔導士ウィザード】!!!」


わかりました((´;ω;`))。スピカ・プラーエ。あなたの願いは【魔導士ウィザード】!!」


 高々と声を上げながら、私にその本達を無理やり渡そうとしてくるのやめてくんない? そもそも同じ本2冊もいりませんし。


 ホントどんだけ私を【神官プリースト】にしたいのよ。



 私の今回の願いは前回と同じく【魔導士ウィザード】。


 リゲルが死んじゃった理由がわからないから、助け方も思い浮かばない。


 私のやれることは死の原因を防ぐために強くなること。


 とりあえず、『魔導士入門』が、まだ全然読めていないから、三年間で魔導士が使える魔法をマスターして、嘆きの洞窟に行って死んじゃうリゲルを助けなきゃね。


 


 あ、そうそう。カペラの守護女神トレミー様への祈りなんだけど、【素敵なお嫁さん】はやめて【魔法使い(マジシャン)】にしときなよって言っておいた。


 これでカペラも一個くらいなら魔法が覚えられるでしょ。感謝しなさいよね。


 って思ってたら、今、壇上で【素敵なお嫁さん】を大声で願ってる発情イノシシが……ダメだこいつ。


 まったくもー「わかりましたわ」って言ってたじゃないの。


 後で聞いたら、「壇上に上がったらリゲル様の姿が見えたので思わず」だってさ……どうしょうもないね。





 はい。

 

 という訳で私の楽しい中等部の学校生活が、ふ・た・た・び、始まりました。……ぴえん。


 前回は目立たない様に、ホドホドに……というか、魔法の使えない落ちこぼれ的演技して生活をしていたけど、今回は事情が違う。


 リゲルを救わなければ、この三年間を何度もやり直す事になりかねないのだ。


 とりあえず、嘆きの洞窟への合同演習だっけ? 男女混合のハレンチお泊り会に参加出来るようになる為に、まずは優秀な6人に選ばれないとね。


 

 あと、「助けてスピカさん。わたくし、魔法を使いたいんです。使えないと困るんです」なんて言いながら、私の足に縋り付いて泣いているイノシシ女もなんとしないとね。



 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 



 どーも。皆さん。15歳で、えっと何年だっけ? 32年? ともかく見た目より長く生きているスピカです。


 いやー楽しい学校生活でしたね。


 優等生みたいに眼鏡クィッ!



 冗談はさておいて、私はこの3年間は優等生を演じたよ。ほどほどにね。


 結果はこれ、じゃじゃーん。


 『騎士学校と魔法学校の合同演習参加者へのお知らせ』

 

 なになに……


 この度、騎士学校と魔法学校の友好的な関係を深めるため、両校の代表者による合同演習を行います。


 行先については当日連絡いたします。


 2泊程度を見越した準備をお願いします。



 参加者は下記の通り。☆印は代表者。


 騎士学校 3名


 ☆アルタイル・ヘヴェリウス 3年 男子

  リゲル・ロワーエ     3年 男子

  ポルックス・ジンバブエ  3年 男子


 魔法学校 3名

 

 ☆スピカ・プラーエ     3年 女子

  デネブ・フォーマルハウト 3年 女子

  カペラ・サンダルフォン  3年 女子



 どう見ても合コンです。本当にありがとうございました。


 このハレンチな合コンの参加者に選ばれるのは、たいして難しい話じゃなかった。


 普通の一般的な科目についてはもちろんだけど、やはり魔法学校ですから、魔法を何個マスターしてるかっていうのが重要。


 初級魔法が1個マスター出来ればまぁまぁ優秀。2個マスターで超優秀。過去に中等部で3個マスターした子はいませんって噂。


 じゃあ、まぁ私は2個マスターしてるよって事にしとけばいいかな、なんて甘く思ってたけど、デネブさんが神官系の初級魔法を2個マスターしているそうで……


 慌てて実は私3個マスターしてたみたいですと、後だしで報告しに行ったら、校長が白い目をしてたよ。(お前ホントはもっと使えるんやろ的な目)


 張り合ってる訳じゃないんだけど、絶対に参加者に選ばれたかったから仕方なかったの。




 それより、もっと大変だったのはカペラが合同演習に参加出来た事。


 これがほん~~~~~~~~とに大変だった。


 カペラは一般科目が優秀。


 魔法を2個マスター出来れば、合同演習の参加者に選ばれそう。


 だから私はマスターするのが比較的に簡単な『風』と『土』を勧めたのよね。

 

 それをこのメスイノシシは……


「あら、教えて下さるならわたくし、『火』の魔法がよろしくてよ。我がサンダルフォン家は代々火の魔法を象徴としているの。ほらこの学校もわたくしは火の魔法をマスターするのが目的で入りましたの」


 コイツ……


「あ、2個教えて下さるという事であれば、火を消すための『水』でお願いね」


 ……だったら【素敵なお嫁さん】なんて願ってんじゃないわよ。なーにがリゲルの姿を見たら頭が真っ白になってしまったので。よ。目~潰したろか。


 とりあえず、カペラが10歳の時に女神の祈りを【魔法使い(マジシャン)】にしてくれてて良かったよ。

 

 なんとか1年で魔法の構成を理解してもらって、2年目には魔法の具現に成功。

 

 なんとか小指程の火を出せるようになり、3年に入ってからは火の玉を、にぶつける毎日。アチチ!


 そして、合同演習の参加者を決める前に『初級火魔法プチファ』をマスター。


 あーあ熱かった。おかげで私の火耐性絶対上がってるよね。


 やっば、水魔法覚える時間ないじゃんとか思ったけど、「あら?それならとっくに覚えましたわ。ほれピューピューっと」とか言って、もの凄い勢いの水をぶっかけてきたから、きついお仕置きをしておいた。


 本当に結構すごい勢いの水ね。


 ぶっちゃけカペラって多分。水魔法の方が得意だと思うよ。


 サンダルフォン家は火の家系ね。へ~。


 

 と、まぁ優秀な生徒を演じて、各種魔法学校のイベントに積極的に参加しつつ、カペラへの魔法指導に明け暮れた3年だった。


 他の生徒達からも信頼が厚く。後輩の女子達からはスピカさま!なんてよくラブレター貰ったものよ。

 

 一応女子中ではないんだけどね。男子からはなぜか人気が無かっただけ。



 そうそう実は学校の各種イベントに参加してたおかげで、騎士学校へ行く事も稀に良くあり。


 えっと……その……リゲルと会う機会が結構あった。


 まぁたまに会う位で、恋愛への進展はなかったけどね。


 近くて遠い存在。あんなに一緒だったのに。


 「いつでもスピカに会えるだろ」なんて言ってたのは誰でしたかね。


 とりあえず、リゲルと話すと騎士側の女の子達の目が厳しいんだ。


 ちょっと話すだけで、「あらあら、リゲル様行きましょ」みたいな感じで攫って行くし。



 ん~まぁしょうがないよね。学校が違うんだし。



 そしてついに明日は合同演習への出発の日。明日リゲルは嘆きの洞窟で死ぬ。



 絶対に。絶対に救って見せるんだから……

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