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第七十八話 靴の内側

## 第七十八話 靴の内側


 めぐみは、人の名前を戻す仕事をしている。


 けれど、真柴直樹の名前だけは、まだ戻してはいけなかった。


 京都の後方支援拠点では、朝が早い。


 日が昇る前に湯が沸く。


 洗濯機が回る。


 水の箱が運ばれる。


 医療品の数が確認される。


 靴下が分けられる。


 名簿が開かれる。


 人がまだ眠っている時間に、生活だけが先に起きる。


 宮崎めぐみは、机の前に座っていた。


 眼鏡の奥の目は、眠そうには見えない。


 だが、湯気の立つカップは少し冷めていた。


 一度も口をつけていない。


 机の上には、小さな靴が三足あった。


 十七センチ。


 十九センチ。


 二十センチ。


 どれも新品ではない。


 誰かが履かなくなったものを洗い、乾かし、紐を替え、底を見て、まだ歩けるものだけを残した靴だった。


 若い職員が、布のタグを持って立っていた。


「外側に縫いますか」


 めぐみは靴を手に取った。


 黒い運動靴。


 つま先に少し擦れがある。


「内側にしてください」


「外の方が分かりやすいです」


「分かりやすいものは、取られやすいですから」


 職員は針を持ったまま止まった。


 めぐみは、靴の内側を指で示した。


「でも、本人が分からないと困るから、ここに」


 内側の、足を入れる時に親指が触れる辺り。


 そこに小さく印をつける。


「履く時に、自分だけが分かる場所ですね」


 職員は頷いた。


「名前、ひらがなでいいでしょうかねぇ」


「本人が読める方で」


「まだ読めない子は」


「呼ばれた時の音で」


 職員は少し考えた。


「音、ですか」


「その子が振り向く音です」


 めぐみは、別の靴を手に取った。


 左足だけ、かかとが外側に減っている。


 歩き方に癖がある。


「この子は、左の内側に印をもう一つ。たぶん左右を間違えます」


「分かるんですか」


「靴が教えています」


 職員は、靴底を見た。


 めぐみはそれ以上説明しなかった。


 説明しすぎると、相手は覚えない。


 手を動かした時に分かったことだけが、身体に残る。


 洗濯機の音がした。


 古い建物の奥で、水が回る。


 壁には、もともとの地域交流センターの掲示物が残っていた。


 高齢者向けの健康体操。


 夏休み工作教室。


 古い防災訓練のお知らせ。


 どれも端が反り、色が薄くなっている。


 今は、その下に別の紙が貼られていた。


 水。


 食事。


 医療。


 洗濯。


 移送。


 夜間対応。


 名前確認。


 数字より、名前。


 めぐみの字だった。


 丸くはない。


 整いすぎてもいない。


 ただ、読み間違えにくい字だった。


 別の職員が、書類を持って近づいてきた。


「移送リストです。八名と職員一名の分です」


 めぐみの手が止まった。


 止まったのは一瞬だけだった。


「声を落として」


「あ、すみません」


「人数を先に言わないでください」


 職員は書類を持ち直した。


「名前から、ですね」


「はい」


 めぐみは書類を受け取った。


 一枚ずつ、紙をめくる。


 名前を見る。


 声には出さない。


 でも、目で読む。


 ただ確認するのではなく、相手に会うように読む。


 名前。


 年齢。


 体調。


 薬。


 食べられないもの。


 夜に泣くか。


 初対面の大人を怖がるか。


 手をつないで歩けるか。


 靴下を嫌がるか。


 誰の声なら眠れるか。


 その欄だけ、空白が多かった。


 めぐみは鉛筆を持った。


 空白の横に、小さく書き足す。


 確認。


 あとで聞く。


 名前を呼ぶ人を決める。


 職員が横から覗いた。


「そこまで必要ですか」


 めぐみは紙から目を上げなかった。


「夜に名前を呼ぶ人がいないと、朝まで戻れない子がいます」


「戻れない」


「眠れない、より近いです」


 職員は黙った。


 めぐみは、次の紙に移った。


 ひとつの名前の横に、薬の欄が空白のままだった。


「この子、薬の確認が抜けています」


「すみません。あとで」


「今やってください」


 声は強くなかった。


 それでも職員は背筋を伸ばした。


「はい」


「あとで、は消えやすいです」


 めぐみは鉛筆を置いた。


「名前も、薬も、あとでは消えます」


 職員は書類を抱えて走りそうになった。


 めぐみはそれを止めた。


「いそがなくていいです」


「でも」


「走ると、誰かが不安になりますよ」


 職員は足を止めた。


 めぐみは、小さく頷いた。


「歩いて。急ぐ」


 職員は歩いて行った。


 急いでいるのに、走らない。


 その背中を見送ってから、めぐみは冷めたカップに手を伸ばした。


 湯気はもう薄い。


 口をつける前に、入口の方が少し騒がしくなった。


 黒瀬が来ていた。


 夜明け前に一度来た男。


 何かを渡し、すぐに帰った男。


 その車の助手席に、誰かがいた。


 めぐみは、そのことを思い出した。


 思い出したくなくても、思い出した。


 ガラス越し。


 距離がある。


 顔はよく見えなかった。


 けれど、止まり方を見た。


 肩ではない。


 目でもない。


 手でもない。


 止まり方。


 人は、本当に動揺した時、動きを止めるのではない。


 いつもの動きに戻ろうとして、少しだけ遅れる。


 あの男には、その遅れがあった。


 昔、寒い日に同じ止まり方をする少年がいた。


 平気な顔をしていた。


 寒くないと言った。


 手だけが冷たかった。


 めぐみはカップから手を離した。


 今は、それを思い出す時間ではない。


 机の上には、名前がある。


 薬の確認がある。


 靴がある。


 洗濯がある。


 水がある。


 生活は、誰かの感傷を待たない。


 黒瀬から預かった封筒は、机の右端に置いてあった。


 薄い封筒だった。


 重くはない。


 だが、そこだけ机の色が変わって見えた。


 めぐみは、それを開けなかった。


 先に、子どもの靴の名前を縫い終える。


 針を通す。


 布を押さえる。


 糸を引く。


 小さな名前が、靴の内側に沈んでいく。


 外からは見えない。


 でも、履く子には分かる。


 その場所に、名前を残す。


 めぐみは三足分を終えてから、ようやく封筒に手を伸ばした。


 中には、写しが入っていた。


 照会票。


 車両情報。


 外箱記号。


 京都方面への通路。


 山口方面への線。


 生活環境調整班。


 三号。


 犬塚央。


 そして、一枚の照会票。


 真柴直樹。


 その文字を見た瞬間、めぐみの指が止まった。


 紙の端を押さえたまま、動かなくなる。


 息は乱れなかった。


 涙も出なかった。


 声も出なかった。


 ただ、鉛筆の先が、机の上で小さく折れた。


 折れた音は、誰にも聞こえなかった。


 真柴直樹。


 めぐみは、その名前を目で読んだ。


 声には出さない。


 出してはいけない。


 その名前は、ここで呼ぶには強すぎた。


 名前は、人を戻す。


 けれど、戻る場所を間違えれば、人を壊す。


 めぐみはそれを知っている。


 夜泣きする子に、間違った大人が名前を呼ぶと、余計に泣く。


 保護された人に、昔の名前を急に返すと、立っていられなくなることがある。


 名前は、鍵だ。


 鍵は、扉を開ける。


 だが、鍵を無理に差し込めば、扉は壊れる。


 なお。


 その音が、胸の奥まで上がってきた。


 めぐみは唇を閉じた。


 声にしなかった。


 彼女は、誰かの名前を戻す仕事をしている。


 でも、その名前だけは、まだ戻してはいけなかった。


 職員が戻ってきた。


「薬、確認取れました」


 めぐみは紙を裏返した。


 動作は自然だった。


 職員は気づかなかった。


「ありがとう。書いてください」


「はい」


 職員が記入する。


 めぐみは別の紙を引き寄せた。


 手が震えていないかを、紙の重さで確かめる。


 震えていない。


 なら、仕事に戻れる。


 戻らなければならない。


 拠点の奥で、子どもが一人泣いた。


 長くは泣かなかった。


 誰かが名前を呼んだ。


 小さな声。


 急がない声。


 その子は、少しずつ静かになった。


 めぐみは、その声を聞きながら、折れた鉛筆を机の端に置いた。


 捨てなかった。


 折れたものでも、短い線なら引ける。


 昼前、黒瀬から短い連絡が入った。


 めぐみは廊下の端で受けた。


 窓の外には、洗濯物が揺れている。


 白いシャツ。


 子ども用の肌着。


 タオル。


 名前のない布は、ここではすべて仮の場所に置かれる。


 誰のものか分かるまでは、捨てない。


「見たか」


 黒瀬の声だった。


「見ました」


「名前は」


 めぐみは少しだけ黙った。


「呼んでいません」


「正しい」


「正しいかどうかは、まだ分かりません」


「少なくとも、今は正しい」


 めぐみは窓の外を見た。


 洗濯物が風で少し膨らむ。


 人のいない服が、そこに身体の形を作る。


「車にいた人は」


 黒瀬は答えなかった。


 めぐみも、すぐには続けなかった。


 聞けば、黒瀬は必要な分だけ答える。


 必要でない分は、黙る。


 そういう男だった。


「無事ですか」


「今は」


 その言葉に、めぐみの目がわずかに動いた。


「今は、ですか」


「今は、だ」


「そうですか」


「会わせない」


「分かっています」


「分かっている顔じゃない」


 めぐみは、少しだけ息を吐いた。


「黒瀬さん」


「何だ」


「私は、名前を呼ぶ仕事をしています」


「知っている」


「でも、呼ばない仕事もあります」


 黒瀬は黙った。


 めぐみは続けた。


「今は、そちらをします」


「助かる」


「助けるとは言っていません」


 それは、エレーナが言いそうな言葉だった。


 自分で言ってから、めぐみは少しだけ目を伏せた。


「通路を開けるだけです」


 黒瀬は短く言った。


「十分だ」


 通信が切れた。


 めぐみは、しばらく窓の外を見ていた。


 洗濯物の向こうに、京都の空がある。


 青くはない。


 白く濁った朝だった。


 その下を、たくさんの車が走っている。


 その中に、名前を消す車もある。


 名前を運ぶ車もある。


 名前を戻す車もある。


 見ただけでは分からない。


 だから、紙を見る。


 手を見る。


 止まり方を見る。


 午後、拠点に小さな揉め事が起きた。


 年配の男性職員が、名簿の整理をしていた。


 新しく来る子どもたちの欄に、仮番号だけを振っていた。


 効率のためだった。


 その方が早い。


 間違いも少ない。


 彼は悪気なく言った。


「名前は後で入れます。先に番号で動かした方が早いので」


 めぐみは、名簿を見た。


 赤ではない。


 黒でもない。


 薄い青の罫線が引かれた紙。


 そこに、仮番号だけが並んでいた。


 一。


 二。


 三。


 四。


 五。


 六。


 七。


 八。


 めぐみはしばらく黙っていた。


 職員は言った。


「あとで直します」


 めぐみは、机の上に手を置いた。


「あとで、は消えます」


「でも、今は時間が」


「時間がない時ほど、名前を先にしてください」


 声は大きくなかった。


 だが、部屋の中の何人かが手を止めた。


 めぐみは、仮番号の横に紙を置いた。


「番号は使っていいです。必要です。でも、番号だけで動かさないでください」


 年配の職員は、少し不満そうだった。


「現場が混乱します」


「名前がない方が混乱します」


「でも、長い名前や読めない名前もあります」


「読み方を聞いてください」


「本人が言えない場合は」


「言える人を探してください」


「それでも分からなければ」


「分からない、と書いてください」


 めぐみは、仮番号の一番上に鉛筆を置いた。


「空白は、消えたように見えます」


 職員は黙った。


「分からない、はまだ探している途中です」


 部屋の奥で、洗濯機が止まった。


 短い電子音が鳴る。


 誰もすぐには動かなかった。


 めぐみが顔を上げると、若い職員が慌てて動いた。


「洗濯、出します」


「熱いので気をつけて」


「はい」


 いつもの声に戻っていた。


 年配の職員は、名簿を見下ろした。


 めぐみは、彼を責めなかった。


 責めても名前は戻らない。


 やり直す手を残す方がいい。


「一緒に確認します」


 めぐみは椅子を引いた。


 隣に座る。


 一枚ずつ、紙を見る。


 番号の横に、名前を書く。


 読めない名前には、ふりがなを確認する印をつける。


 まだ分からない欄には、分からない、と書く。


 空白にはしない。


 年配の職員は、少しだけ肩の力を抜いた。


「宮崎さんは、細かいですね」


 めぐみは手を止めなかった。


「細かいところから消えるので」


「人がですか」


「はい」


 それ以上、説明しなかった。


 夕方前、めぐみは少しだけアトリエに入った。


 アトリエと呼ばれているが、もとは倉庫だった。


 窓は小さい。


 壁には古い棚がある。


 棚には、色鉛筆。


 紙。


 使いかけのスケッチブック。


 子どもたちが描いた絵。


 支援物資の箱に入っていた緩衝紙。


 描けるものなら、何でも置いてある。


 めぐみはそこで、短い時間だけ絵を描く。


 仕事ではない。


 でも、仕事に近い。


 写真に残せないものがある。


 記録に書けないものがある。


 名簿には載らない輪郭がある。


 それを残すために描く。


 今日は、小さな靴を描いた。


 内側に名前が縫われた靴。


 靴だけでは寂しかったので、横にカップを描いた。


 湯気を少し。


 その奥に、椅子を一脚。


 椅子には誰も座っていない。


 誰も座っていないのに、誰かを待っている形になった。


 めぐみは、鉛筆を止めた。


 その椅子の背に、知らないうちに古い癖を描いていた。


 片方だけ少し浅く座る癖。


 すぐ立てるように、膝を引く癖。


 昔、そういう座り方をする少年がいた。


 落ち着いているようで、いつでも逃げられるように座っていた。


 めぐみは、絵の端に何かを書きかけた。


 なお。


 書く前に、手を止めた。


 その名前は、まだ紙にも置けなかった。


 めぐみは、代わりに椅子の影を濃くした。


 暗くしすぎないように。


 でも、そこに誰かがいたと分かるくらいに。


 扉が軽く叩かれた。


「宮崎さん」


 若い職員の声だった。


「はい」


「夜間担当の件で」


「今行きます」


 めぐみはスケッチブックを閉じた。


 閉じる前に、椅子の絵を一度だけ見た。


 誰も座っていない椅子。


 それでも、消せなかった椅子。


 アトリエを出る時、カップの湯気は消えていた。


 夜が近づく頃、黒崎は別の建物で記録を見ていた。


 白い机。


 黒いファイル。


 赤いペン。


 部屋には余計なものがなかった。


 観葉植物も、写真も、湯気の立つカップもない。


 机の上にあるのは、分類するための紙だけだった。


 黒崎は、真柴直樹の資料を開いた。


 元自衛隊。


 国外活動歴。


 戦闘経験。


 旧南第三周辺への影響。


 未確認協力者。


 親族線。


 健二。


 黒崎は赤ペンで余白に書いた。


 特定元自衛隊影響。


 文字は細く、揺れがなかった。


 次に、福岡仁の資料を開く。


 黒崎は、そこでペンを止めた。


 別人として処理されている。


 だが、線の一部が近すぎる。


 近すぎるのに、重ならない。


 普通なら、偽名。


 逃走。


 身分隠し。


 そう分類する。


 だが、これは少し違う。


 黒崎は、二枚の紙を並べた。


 真柴直樹。


 Jin FUKUOKA。


 同じ人物として結ぶには、紙の上で一箇所がずれる。


 別人として扱うには、現場の反応が近すぎる。


 黒崎は赤ペンを置いた。


 しばらく紙を見た。


 名前の逃走ではない。


 まだ言葉にはしなかった。


 だが、その手前まで来ていた。


 扉の外に、白い作業服の若い男が立っていた。


 黒い手袋。


 胸元の小さな数字。


 三。


 黒崎は顔を上げた。


「三号」


「はい」


「京都の窓口周辺を確認します」


「はい」


「接触は不要です」


「はい」


「名前を聞く必要もありません」


「はい」


 黒崎は、少しだけ目を細めた。


「名前で呼ばれても、反応しないこと」


「はい」


「犬塚央は使いません」


 若い男は答えなかった。


 一拍遅れて、言った。


「はい」


 黒崎は、その遅れを見た。


 人を見る目ではない。


 記録のズレを見る目だった。


「三号で十分です」


「はい」


 若い男は部屋を出た。


 黒崎は、赤ペンを持ち直した。


 犬塚央の記録を開く。


 本名欄を見た。


 線は引かない。


 消せば、かえって目立つ。


 黒崎は、横に書いた。


 三号。


 対象区分。


 生活環境調整班。


 周辺確認。


 必要時処理。


 その最後の言葉だけ、赤ではなく黒で書いた。


 赤は、消す時に使う。


 黒は、動かす時に使う。


 夜の京都に、黒い車が入った。


 ライトは強くない。


 速度も出していない。


 普通の車のように、細い道を曲がる。


 後部座席の若い男は、黒い手袋を外していなかった。


 外せと言われていない。


 だから外さない。


 窓の外に、洗濯物の影が見えた。


 古い建物。


 明るすぎない灯り。


 入口の水の箱。


 人を戻す窓口。


 そう教えられている。


 男は、胸元の数字に触れなかった。


 触れる必要がない。


 触れれば、意識する。


 意識すれば、遅れる。


 遅れれば、作業に支障が出る。


 それでも、頭の奥で音が鳴った。


 央。


 短い音。


 誰かの声。


 倉庫の冷たい床。


 箱を持つ手が止まった一瞬。


 男は黒い手袋を握った。


 音は消えなかった。


 名前は、まだ残っていた。


 同じ頃、めぐみは夜間担当表の横に、小さく書き足していた。


 呼ぶ人を間違えない。


 書いてから、少しだけ手を止めた。


 外で、車の音がした。


 珍しい音ではない。


 この拠点には、夜でも車が来る。


 水。


 薬。


 移送。


 支援物資。


 職員の交代。


 車の音だけで警戒していたら、ここでは働けない。


 それでも、めぐみは顔を上げた。


 理由は分からない。


 ただ、鉛筆の先が紙の上で止まった。


 窓の外には、まだ何も見えなかった。


 洗濯物が揺れている。


 名前を縫った靴が、棚の上で乾いている。


 カップの湯気は、もう消えている。


 めぐみは、鉛筆を置いた。


 静かに立ち上がる。


 名前を戻す場所の夜が、少しだけ深くなった。


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