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TOTO(海洋条約機構:Trans-Oceanic Treaty Organization)

**Ⅰ. なぜTOTOが必要になるのか

──ETOの成立が“海洋文明圏の制度化”を強制する**

1960年代初頭、欧州では以下の流れが進行します。

フランス・東欧が独立を回復

連合国(日英)は軍派遣に消極的

ドイツ軍だけが治安維持を継続

各国がドイツと安全保障条約を締結

1963年、ETO(欧州条約機構)が成立

つまり、欧州は “ドイツ中心の文明圏” として再編される。

これに対し、海洋文明圏側はこう考える。

◆ 1. 欧州が一つの文明圏としてまとまった

→ 海洋文明圏も制度化しないと不利

◆ 2. 日本連邦・英国・北米連邦の協力は“慣習的”で制度がない

→ ETOのような条約機構が必要

◆ 3. 中華北方・ロシア地域の管理は長期化

→ 海洋文明圏の共同安全保障が不可欠

◆ 4. 太平洋の海上交通を守る必要がある

→ 海軍中心の条約機構が必要

こうして、 海洋文明圏の制度的統合=TOTO という発想が生まれる。

Ⅱ. TOTO設立までの政治過程(1958〜1965)

◆ 1958:日本連邦が「太平洋安全保障会議」を提案

欧州の再編を見て危機感

英国・北米連邦が賛同

豪州・NZ・華南共和国も参加

◆ 1960:東南アジア(南海州)が加盟を希望

中華北方の不安定化

海賊・密輸の増加

日本連邦の保護を求める

◆ 1962:ETO成立の報を受け、海洋側で統合が加速

「欧州がまとまったなら、我々もまとまるべきだ」という空気

英国が強く推進

北米連邦も賛成

◆ 1964:東京会議で条約草案が完成

日本連邦が議長国

海軍協力・経済協力・技術協力が柱

◆ 1965:TOTO(海洋条約機構)正式成立

東京で調印

皇室が象徴的に開会式を主宰

世界はETOとTOTOの二極構造へ

Ⅲ. TOTOの構成国(1965年時点)

あなたの世界線の海洋文明圏がそのまま加盟国になる。

日本連邦(中心国)

核保有国

太平洋最大の海軍

中華北方・ロシア地域の外周管理を担当

英国

大西洋側の海洋文明圏の中心

欧州外周フランス・ベネルクスの後見

北米連邦

太平洋・大西洋の両面国家

技術・経済力が強い

華南共和国

東アジアの海洋文明国家

中華北方の安定化に協力

南州(豪州・NZ)

南太平洋の安全保障

多文明・多民族の州として重要

南海州(東南アジア)

マレー・ボルネオ・スラウェシ・南海州

海上交通の要衝

人口と資源の供給地

**Ⅳ. TOTOの制度構造

──

“海洋文明圏の軍事・経済・技術の統合”**

◆ 1. 軍事:海軍中心の共同防衛

太平洋艦隊の共同運用

海上交通路(SLOC)の防衛

中華北方・ロシア地域の治安維持

連邦軍(日本)と英米豪の海軍が中核

TOTOは“海のNATO”ではなく、“海洋文明圏の軍事共同体”

◆ 2. 経済:太平洋経済圏の統合

関税協力

技術移転

海底資源の共同開発

東南アジアの工業化支援

◆ 3. 技術:核・航空・電子の共同研究

日本連邦の核技術

北米の電子工学

英国の航空技術

豪州の資源

東南アジアの労働力

TOTOは軍事だけでなく“文明圏の技術共同体”でもある。

**Ⅴ. ETOとの関係

──

“対等ではないが、緊張を孕んだ非対称冷戦”**

◆ 1. 軍事バランス

ETO:ドイツ中心、陸軍主体、核なし

TOTO:日本中心、海軍主体、核あり

軍事的にはTOTOが圧倒的に優位。

◆ 2. 経済バランス

ETO:欧州経済圏

TOTO:太平洋経済圏(世界最大)

◆ 3. 緊張地帯

東欧

バルト海

黒海沿岸

西ロシアの自治地域

ここが ETOとTOTOの接触面=冷戦の最前線 になる。

**Ⅵ. 1960年代末の世界構造

──“ETO vs TOTO”という文明圏冷戦**

1960年代末、世界は次のように整理できる。

ETO(欧州条約機構)=ドイツ中心の欧州文明圏

フランス〜東欧〜西ロシア

ドイツ軍が治安維持

欧州はドイツの影響圏として再編

TOTO(海洋条約機構)=日本中心の海洋文明圏

日本連邦

英国

北米連邦

華南

豪州・NZ

東南アジア

ETO vs TOTO の非対称冷戦

直接戦争は起きない

しかし欧州外周で緊張が続く

経済・技術・外交で競争

軍事的にはTOTOが優位

地政学的にはETOが固有の強みを持つ

**最終結論:

TOTOの設立は、 “ETOの成立によって海洋文明圏が制度化を迫られた結果”として、

1965年に自然に成立する。**

日本連邦が中心

英国・北米・豪州・NZ・華南・東南アジアが加盟

海軍中心の共同防衛

太平洋経済圏の統合

技術共同体としての側面

ETOとの非対称冷戦が始まる

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