第44話 【掲示板回】
【神域】『神域 -Arcadia-』本スレ Part044【第二陣、おとなしすぎて草】
1:名無しのダイバー
前スレ(Part043)が1000に到達したため新スレ立てました。
本日決行された「第二陣」の大量降臨と、各地域の現状について語り合うスレです。
※荒らし、誹謗中傷、暴虐行為の示唆は即BANおよび現実の警察通報対象。
※利用規約(現実世界の法的適用)を遵守して書き込むこと。
2:名無しのダイバー
スレ立て乙。
……で、お前らのところどうだった?
うちの村、一週間かけて丸太で二重の防壁作って、NPCのジジイたちと竹槍持って不寝番立てて待ってたんだけど、降臨してきた奴ら信じられないくらいおとなしくて肩透かし食らったわ。
3:名無しのダイバー
>>2
うちもだよwww
集落の広場にポツポツ降臨してきたんだけど、みんな体育座りして「あ、すみません……」みたいな顔でペコペコ頭下げてたわ。
あの第一陣の初期にあった殺伐とした空気、微塵もなくて笑った。
4:名無しのダイバー
まあ、そうなるわな。
第一陣の暴虐行為で現実世界の警察がガチで動いて、自宅ドア破壊されて逮捕・拘束された奴らのニュース、テレビやネットで嫌というほど見せつけられたからな。
「このゲームで悪さしたら現実の人生が終わる」って教育が徹底されすぎてて、度胸ある奴すらビビり散らしてる。
5:名無しのダイバー
>>4
現実の法規制の威力凄まじいわ。
「VRゲーム内で泥棒したら現実で実刑判決」とか前代未聞のニュースが連日流れてたし、第二陣として新しく入ってきた奴らは全員「超・優良公務員」みたいな安全運転スタイルで降臨してきてる。
6:名無しのダイバー
ただ、まったく暴れる奴がいなかったわけじゃないけどな。
うちの街(ルナミリア周辺)では、降臨直後にイキってNPCの露店からパン盗もうとしたアホが一人いたわ。
7:名無しのダイバー
>>6
マ? 第一陣の教訓を知らん愚者がまだいたのか。
で、どうなった?
8:名無しのダイバー
>>7
第一陣の警戒組とNPCの自警団が「来たぞ!!」って一瞬で囲んで取り押さえた。
てか、取り押さえる前にシステム側のカルマ判定が狂ってたわ。
パン一個掠め取ろうとした瞬間に、そいつの頭上のネームプレートが真っ赤に発光して【逆徒】の赤文字がドカンと表示された。
9:名無しのダイバー
>>8
は?? パン一個で即【逆徒】??
カルマの下限値、第一陣の時より格段に厳しくなってねえか!?
10:名無しのダイバー
>>9
マジで厳しくなってる。
検証したスレ民によると、第一陣の時は「軽犯罪(軽度な窃盗や暴行)」だと警告表示か軽度のペナルティで済んでたのが、第二陣からは「ほんの少しの違法行為」で一発アウト、即【逆徒】判定に仕様変更されてるっぽい。
11:名無しのダイバー
うわぁ……それ、一回【逆徒】ついたら周辺都市のNPC衛兵から無条件で即死攻撃食らうし、プレイヤーからも通り魔感覚で殺されてアイテム全ドロップするやつじゃん。
人権完全に剥奪されるやつ。
12:名無しのダイバー
>>8のパン泥棒、カルマ真っ赤になった瞬間、自分が何やらかしたか理解して顔面蒼白になって震えてたわ。
その後、NPC警備兵に叩きのめされて牢屋にぶち込まれてた。第一陣が手を出して殺すまでもなかった。
13:名無しのダイバー
NPC側の警戒度も異常に高かったからな。
一週間前から第一陣のプレイヤーが「大群が来る」「警戒しろ」って各村や街で触れ回ってたから、NPCの兵士も農民も武器構えて待ち構えてた。
暴れようにも、降り立った瞬間に数十本の槍に囲まれてる状態だから物理的に無理だろ。
14:名無しのダイバー
まあ、血で血を洗う大混乱にならなかったのは本当に良かったんだけどさ……。
ちょっと別の意味で問題が起きてる。
15:名無しのダイバー
>>14
何? 第二陣が実は隠し持ってた兵器とかあるんか?
16:名無しのダイバー
>>15
違う、真逆。
第二陣の奴ら、初日で大量にゲーム辞めていってる。
17:名無しのダイバー
>>16
えっ、ログイン初日で離脱??
あんなに倍率高い抽選当たって、せっかくアカウントの権限ゲットして降臨してきたのにか?
18:名無しのダイバー
理由を聞けば察するぞ。
今日降臨した第二陣の知人に話を聞いたんだけど、「こんな息苦しいゲームやってられるか」って吐き捨ててログアウトしていったわ。
19:名無しのダイバー
>>18
ああ……なるほどな。
ちょっとでも足踏み外したら現実で逮捕&ゲーム内で【逆徒】化して詰み。
かといって普通に遊ぼうとしても、このゲームは魔法ドカンドカン爽快無双できるわけでもなく、寒さに凍えながら薪割りして、重い荷物運んで泥水啜る超絶リアル労働ゲーだからな。
20:名無しのダイバー
第一陣の俺たちは「この世界の理不尽さ」に少しずつ慣らされて、NPCとの信頼関係作ったり過酷な日常に居場所を見出してきたから続いてるけど、第二陣からしたらただの「重苦しい不自由な刑務所」にしか見えんのだろうな。
21:名無しのダイバー
「現実で拘束される恐怖」に怯えながら、ゲーム内でも「カルマの厳罰化」に怯え、かと言ってゲーム的な救いは一切なくてただ重労働させられる。
そりゃ「なんで時間使ってこんな無駄な作業してんだ?」って正気に戻るわ。
22:名無しのダイバー
今日だけで第二陣のプレイヤー、半分以上離脱した説あるぞ。
うちの村に降り立った5人の第二陣、昼過ぎには全員ログアウトして二度と戻ってこねえ。
23:名無しのダイバー
>>22
うちの地域も似たようなもんだわ。
結局、嵐のように警戒していた第二陣の襲来は、暴動でも戦争でもなく、「静かな大量辞退」という一番拍子抜けする形で収束したわけだ。
24:名無しのダイバー
残った第二陣ってどんな奴らなんだ?
25:名無しのダイバー
>>24
うちの村に残った数少ない第二陣は、初日から黙々と薪割りの手伝いしたり、村の畑の溝掘りをしてる無口な奴らだな。
第一陣の俺たちと同じで、「この現実すぎる世界の質感」とか「過酷な環境で生きる泥臭さ」そのものに価値を見出せる、選りすぐりの変人(褒め言葉)だけが生き残ってる。
26:名無しのダイバー
暴れ者も淘汰され、ぬるま湯求めて来たエンジョイ勢も初日で絶滅。
結果として、この広大で残酷な箱庭には「覚悟を決めたコアな生き残り」しか残らないシステムになってるの、マジでこの世界の設計者(神)の悪意を感じるわ。
27:名無しのダイバー
嵐は去った……というか、不発に終わったな。
第一陣の防衛準備が無駄になったわけじゃないけど、村のジジイたちと「来なかったな……」「そうですね……」って木柵の上で脱力しながら夕日眺めてたわ。
28:名無しのダイバー
>>27
絵面がシュールすぎるだろwww
でもまあ、村が踏みに荒らされずに済んだんだから万々歳だよ。
これでしばらくは、またこの広大な世界で静かに薪割って生きていける。
29:名無しのダイバー
静かな日常に戻れるのはありがたいわ。
さーて、防衛のために掘った堀の穴埋め作業でも戻るか……。




