↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
36/102

第35話 【掲示板回】

【神域】『神域 -Arcadia-』本スレ Part033【世界宣言】


1:名無しのダイバー

前スレ(Part030)が1000に到達したため新スレ立てました。

本日午前に突如として発生した、全プレイヤーにとって初となる現象「神域の通達(世界宣言)」、

および無差別な環境破壊・乱伐・爆破を行っていたダイバーが【逆徒】として断罪された件について語り合うスレです。


※荒らし、誹謗中傷、暴虐行為の示唆は即BANおよび現実の警察通報対象。

※利用規約(現実世界の法的適用)を遵守して書き込むこと。


2:名無しのダイバー

スレ立て乙。

……おい、マジで何だったんだ今の!?

視界の端に文字が出る普通のシステムウィンドウじゃなくて、空間全体から神の怒りみたいな重厚な声が頭の中に直接叩き込まれたぞ……!


3:名無しのダイバー

>>2

俺もルミナリアの広場で腰抜かしたわ。

「この世界は玩具にあらず」「命は一回にして、失われた魂が再び肉体に宿ることはない」

あの重々しい声が頭の中に直接響いた瞬間、全身の寒気が止まらなかった。

現地の人たちが「語り継がれてきた天の裁きだ」とか言って一斉に膝をついて祈り始めて、完全に世界の理が動いたのを実感したわ。


4:名無しのダイバー

北の深山で爆破石使って鉱脈掘り荒らしたり、森を焼き払ってレベル上げしてた連中、マジで終わったな。

システムメッセージどころの騒ぎじゃない、世界全体から【逆徒】の烙印が押された。

ルミナリアの街中にいた【逆徒】判定の奴ら、宣言が終わった瞬間に騎士団と警備兵に囲まれて即座に捕縛・連行されてったぞ。


5:名無しのダイバー

>>4

領主府が出した『討伐通達』の懸賞金狙いで、一般ダイバーたちも一斉に【逆徒】の懸賞首を追いかけ始めてる。

領主側も「不法者は容赦なく捕縛・討伐せよ」って正式に通達を出してるからな。

治安最悪だった西の街道筋、一瞬で狩り場と化したわ。


6:名無しのダイバー

自業自得だろ。

あいつらが北の山でドカンドカン爆破石打ち鳴らしたせいで、冬眠中だった山クマや小鬼の群れが狂乱して南下したんだぞ?

その煽りを食って、周辺の開拓村がどれだけ悲惨な目にあい、何人の現地人が死んだと思ってんだ。


7:名無しのダイバー

>>6

俺のいた東の開拓村の悲報も聞いてくれ……。

昨夜、狂乱したモンスターの雪崩れ込みで防壁が破られて、村の自警団の若い奴らが全滅した。

俺たちプレイヤーも必死で木槍振って戦ったけど、力不足で防ぎきれなかった。

朝になって、血の海の中で遺族のお袋さんが息子の遺体抱きしめて泣き叫んでるのを見て……生きた心地がしなかったよ。


8:名無しのダイバー

>>7

うわ……きつすぎる……。

「死んだら数日でリスポーンするだろ」って高を括ってた初期のノリが、どれだけ罪深かったか思い知らされるな。

この世界の現地人には二度目の生なんてない。

俺たちプレイヤー側にどんなペナルティがあろうと無かろうと、彼らが失った命は永久に二度と帰ってこないんだ。


9:名無しのダイバー

鍛冶屋を失った村や、木こりを失って単独での復興が厳しくなった過疎村だけど……

要を失った幾つかの村は、生き残った村人同士で身を寄せ合って、近隣の大きな村と一緒に再建を目指すらしい。

自暴自棄にならず、泥に塗れて生き直そうとする現地の人たちの強さに胸が詰まるわ。


10:名無しのダイバー

>>9

そうなんだ……! 全滅じゃなくて、近隣の村と手を取り合って再建に向かってるのか。

代わりのNPCが湧いて元通りなんて甘い仕様はないけど、だからこそ人間同士の助け合いで復興していくんだな。

俺たちプレイヤーも、その再建の土木作業や護衛を死ぬ気で手伝うべきだな。


11:名無しのダイバー

【悲報】爆破グループのリーダー格、現実世界でも警察に身柄拘束された模様。

現実の森林法違反と不法占拠、それにVR事業者の規約違反(現実損害の誘発)で立件準備が進んでるらしい。

「ゲームの中だから何やっても自由」が完全に通用しない時代になったな。


12:名無しのダイバー

今回の「神域の通達」でハッキリしたよな。

手仕事に汗を流し、土と共に生き、現地の人々と温かい絆を結んで生きる奴だけが、この世界に留まることを許される。

効率重視で周囲を踏みにじる暴徒は、世界そのものから排除される。


13:名無しのダイバー

>>12

ほんとそれ。

大斧振り回して無双するゲームじゃないんだよ。

泥を噛んで重い丸太を運び、冷たい水で手を腫らしながら、目の前にいる生身の人間を守るために泥臭く生きる世界なんだ。


14:名無しのダイバー

追いつめられた【逆徒】の残党が、領主府の騎士団や他プレイヤーから逃れるために北や西の辺境の村へ逃げ込もうとしてるって情報がある。

各地の村の自警団やダイバーたち、絶対に村の中に入れるなよ!

奴らは自分たちの保身のために村を盾にしたり、食糧や資材を奪おうとしてくるぞ!


15:名無しのダイバー

>>14

了解。俺の村でも自警団の村人たちと協力して、二重木柵の巡回を二倍に増やした。

防壁を補強して、武器の扱いを徹底的に訓練してる。

もしケイルたち現地人の命を奪う原因を作った無法者が近づいてきたら、村人たちと一緒に叩き出す覚悟だ。


16:名無しのダイバー

なぁ、今回の通達の最後、みんな聞いたか?

「過ちを繰り返すなかれ。命を尊び、手仕事に汗し、土と共に生きる者のみが、この神域に留まる権利を得る」

……この言葉、胸に刺さりすぎて泣きそうになったわ。


17:名無しのダイバー

>>16

俺もだ。

VRゴーグル被って別世界に来たつもりだったけど、ここは「もう一つの現実」なんだよな。

五感の生々しさも、手に残るタコの感触も、温かいスープの味も、仲間が死んだ時の血の匂いも……すべて本物なんだ。


18:名無しのダイバー

三月の風が吹き始めて、各地の村で畑の畝作りや防壁の再建、合同での村の再編成が始まってる。

亡くなった現地の人たちの冥福を祈りつつ、俺たちは今生きている彼らの手を固く握り返そう。


19:名無しのダイバー

ああ。二度の後悔はしない。

無法者どもの脅威から村を守り抜き、春の大地に新しい種を蒔こう。

手仕事の重みを知るすべての開拓者たち、それぞれの村で生き抜こうな!


20:名無しのダイバー

すべてのダイバーへ。

あなたの隣にいる『生きている現地の人たち』を、自らの手で全力で護り抜け。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。