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じゅうなな 発光体の忠告
不安を紛らわせるように、半次郎はあの発光体に話しかけた。
「なぁ、この非公開ユーザーって知ってるか?」
すると、珍しく返信が遅かった。
数秒後――
『関わるな』
「え、急に怖いんだけど」
さらに続けてメッセージ。
『あれはたまに出る』
『仕様かバグかは分からん』
「いや運営どうなってんの!?」
発光体は珍しく真面目だった。
『ただ一つ言えるのは』
一拍置いて――
『深追いすると面倒なことになる』
「今もう面倒の入口なんだけど!?」
半次郎は思わず頭を抱える。
だが同時に、少しだけ理解した。
これは自分だけじゃない。
「みんな知っててスルーしてるやつか…?」
だとしたら、それが一番怖い。
笑える世界の裏に、触れてはいけない何かがある。




