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金四郎のスマホ世界でのある場所の活動記  作者: pipingjam
■第3編:異変編
16/22

じゅうろく 日常のふり

不気味な出来事のあとでも、ランプの世界はいつも通り動いていた。


イベントは再開され、ランキングもリセット。


「結局また地獄やるのかよ…」


半次郎はため息をつきながら、日課のログインボーナスを受け取る。


料理人からメッセージ。


『今日も少しやる?』


「この人マジで癒し」


共闘を始めると、昨日のことが嘘みたいに普通に進む。


ポイントもそこそこ稼げて、会話も弾む。


『昨日のバグ、笑ったよね』

「笑えねぇよ!」


だが楽しい。


「まぁ、こういうのでいいんだよな」


そう思った矢先、また通知。


非公開ユーザー。


「来たよ…」


内容は一言。


『それ、楽しい?』


半次郎の指が止まる。


さっきまでの軽い空気が、一瞬で冷えた。


「……なんなんだよ、ほんとに」


日常の中に、確実に“異物”が混じり始めていた。

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