第六十四話 おっぱい
おぉぉぉぉぉぉっっっっっっぱぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!!!!
大会から一週間後の月曜日、フリースタイルの振り付けがみるみる決まってくる。結局一年の力では分からなかったので元部長に聞いてみたら、ほんとにやりたいようにやっていいとのことだったので、みんなで楽曲を決めると意外と振り付けはスムーズに決まっていった。
メンバーの関係からロッキンとポッピンを基本にして所々にブレイキンを取り入れる形をとり、各々のジャンルをみんなに指導しながら進めている。
ロッキンの動きはブレイキンに近いものを感じたのですぐに慣れたのだが、ポッピンは難しい。体を弾くような動き(ヒット)のコツや体の一部のみを動かし他の部分は固定する動き(アイソレーション)がブレイキンでは教わらなかった動きなのでうまくいかない。
コツを聞いてみるのだが、こればかりは練習しかないらしい。ただこの二つの動きを覚えると体の動きの自由度を増すのでブレイキンでも間違いなく活きてくるはずだ。
ちなみに一年チームには一人女の子がいるのだが、この子のアイソレーションの動きがエロい。小さくはないおっぱいを体の前に出すのでかなり強調される。あまりタイプではないのだが、身体つきがエロいので目が言ってしまう。胸のヒットの打ち方を説明をしてた時なんか、ぷるん、ぷるん、と小刻みにおっぱい揺れていたので教えてもらうどころではなかった。
今度花にポッピンの話をして胸のヒットをやってもらおう。ぷるんぷるんどころか、ぶりゅんぶりゅんのはずだ。考えただけで見たくなってきた。練習させてみよう。
そんなこんなだが、振り付けが決まりみんなで動きを合わせていく。学園祭は来月の頭なのでまだ二週間ほど時間ある。先輩チームには負けないようにみんなで力を合わせて頑張ろう。
―――――――――――――――――――――
翌日、また雨が降ったので母さんに送ってもらうことになった。ちなみにここ毎日起きると藍が隣で寝ているのでそろそろやめていただきたい。お兄ちゃんが間違えて藍のおっぱい触ったらどうするのかね。
「藍、遼におっぱいぐらいは触ってもらったの?」
「ううん、隣で寝てるだけ」
このばばあ、俺が考えていることわかっていないか?いくら藍でもおっぱい触られるのは怒るだろ。……いや、喜んでその先を要求してくるかもしれない。
「遼、かわいい女の子が隣で寝ているのに何もしないなんて、あんたもしかして男色家?」
「違うから!」
「あら、それなら不能なの?」
「なんでそうなる!?」
「ちゃんと元気になってるよ」
「藍、変なこと言うんじゃない」
ほんとにこの親の頭の中はどうなっていやがる。お花畑でも広がっているのか?
こんな会話が日常的になっている篠崎家はどうかしている。そんなことを考えていると学園に着いたのでこれ以上変な話に巻き込まれないように母さんにお礼を告げて車を降りる。
教室に向かう途中、今日も電気が付いているのが見えたので、また姉さんが掃除しているのかなと教室に着くと花が黒板の前に向かい合ってに立っていた。
「あ、遼さん。今日も早いはですね。おはようございます」
「おはよう。今日は姉さんいないんだ」
「先ほどまでいたのですが、相川先生に呼ばれて職員室に行かれましたよ」
相川先生はうちのクラスの担任だ。こんな早くから姉さんを呼びつけたってことはついに姉さんが何かやらかしたのだな。
そう考えていると花が黒板の上のほうを眺めて黒板消しを構えた。花の身長では黒板の一番上までは届かないので椅子みたいな土台がないと届かないはず。
しかし花は椅子を使う様子がなく、膝を曲げて垂直にジャンプをした。
何が起こったと思う? 夏の海での再現だ。慣性の法則でおっぱいが花の動きに追いつけずに一瞬その場に留まった後動き出す。そして花が最高点に到達し、落ち始めた時におっぱいが最高点に達する。そして花が着地した時にはおっぱいがバイン、バインと弾む。
その瞬間しかと目に焼き付けた。花が黒板の上を拭けたなんて見ていない。俺の目は、しっかりと花のおっぱいに釘付けだ! いいぞ! もっとやれ!
「遼さん? ずっと立っててどうしたんですか?」
「気にしないで続けていいよ」
「少しは手伝ってほしいです」
少しむっとした顔を向けるがそんなことより早く黒板を掃除してくれ。もっと揺れるおっぱいを見せてくれ!
「花が黒板の掃除が終わったら手伝うよ」
「それでしたら早く終わらせますね」
そう言って花は連続でジャンプし始めた。おっぱいがすごい勢いで揺れる。花が少しずつ横に飛んでいるのでおっぱいの動きは先ほどと違い立体的に揺れている。いや、揺れているなんて表現ではない。ばぁうぃんばぁうぃんだ! あの大きいおっぱいが目の前でまるで生き物のように動いているのだ!
「ふぅー。終わりましたよ。それでは手伝ってください」
「花、ありがとう」
お礼を告げるとにこやかに笑顔を向ける。多分掃除してくれたことにお礼を言われていると思っているに違いない。花はそれでいいのだ。その純真さとはかけ離れたおっぱいでもっと興奮させてくれ!
―――――――――――――――――――――
午後の授業は全てHRになったので学園祭の打ち合わせをすることになった。委員長が前に出て司会進行を勤める。初回も含めるとこれが三回目の打ち合わせとなる。前回はメニューを決めたのだが今日は何を決めるのか。先ほどから授業は始まっているのに花がいない。
「今日は女子が着る衣装を決めたいと思いまーす。瀬戸内さんお願ーい」
委員長がそう言うと教室の扉が開いた。出てきたのはメイド服姿の花。なぜこんな格好しているかと言うと委員長が前もって花にお願いしていたのだ。
「うーん。前に着た時よりきつくなっています。やっぱり太ったのかしら」
一言で言うとエロい。かわいいじゃなくエロい。イギリスメイドみたいなロングスカートのメイド服ではなくちまたのメイド喫茶のような短いスカートにガーターベルトだ。そして目に付くのは花のおっぱい。メイド服に納まりきってない。もう少し胸元を下げると先端まで見えそうだ。うん、いいおっぱいだ。
クラスの男子生徒が花に釘付けになっている。言わずともわかると思うがおっぱいにだ。全員が鼻の下を伸ばしている。それを見た女子はドン引きだ。
貴様らが見ていいものではないぞ! 控えろ! あれはいずれ俺のおっぱいになるかもしれないのだぞ! まだわからんがな!
「はい、瀬戸内さんもういいよー」
「すいません。恥ずかしいので着替えてきますね」
そう言って花は教室から出て行く。男子生徒全員が残念な顔な顔になっている。あんなの見せ続けたら暴走する輩が出てもおかしくないので委員長の判断は正解だろう。
前に俺の為に着れくれると言っていたが、あんなの見せられたら俺でも花を襲っていたかもしれない。水着なんかよりもエロく見えたぞ。破壊力満点のおっぱいだった。
「じゃあ女子の衣装は瀬戸内さんが着ていたメイド服を少し露出を抑えたのにしますがいいですかー?」
男子からのブーイングが飛ぶのだが女子からは賛成が出たので女子の衣装は決定した。露出度を完全に無くす案も出たのだが委員長却下した。あの格好を一番やりたいのはもしかしたら委員長かもしれない。
「はいはーい、次は男子の衣装だけど男子もメイド服でいいかな?」
そんなの却下に決まっている。男子からの大ブーイング。と思ったのだが意外とみんなノリノリだ。まさかメイド服を着ることになるとは。
「はいけってーい。あー篠崎君は執事服だから」
「なんで!?」
「だってそれが似合いそうだから?」
委員長の言葉にクラスの全員が納得する。なぜか担任まで頷いている。
いやいや、俺に接客なんて無理だぞ。当日は裏方で料理しながらクラスのおっぱいを堪能するつもりだったのに……
「篠崎、お前しかいないんだ」
「いや、お前もやれよ平」
「俺では……俺達ではダメなんだ。お前が女性客を引っ張ってくるんだ」
クラス全員が全員頷く。これは断る雰囲気ではない。引き受けるしか選択肢が無いみたいだ。
話し合いが終わり放課後になる。部活に行くために帰る準備をすると自分席に戻ってきた委員長に肩をちょんちょんと叩かれた。
「引き受けてくれてありがとうね。実は桜からお願いされていたのよね」
「なんで桜を知っている!?」
「中学まで一緒だったのよ。仲良かったと思う。で、この前学園祭に来るって連絡着たときに話したのよ。篠崎君、桜と付き合っているの?」
「付き合ってはいないが、……あいつの頼みだったら断ることはできないな」
その言葉を聞いた委員長がにやにやし始めたのだが、見ていない振りをしよう。あまり友達の話を聞かないけど桜もちゃんと友達いたんだな。いや、あんな明るい子に友達がいないなんてことがありえないか。でも変態だからな。
それにしてもほんとにこの地域は狭い。大学まで行くと友達の友達が友達なんてこともよくあると姉さんも言ってたからな。この学園は広いから探したら他にも出てきそうだ。
桜も学園祭に来るみたいだしメイド服姿なんて見せるよりも男らしくかっこいいほうがいい。桜の頼みとあらばできることはやろう。……できることならな。
ここ最近の更新でおっぱい成分が足りていませんでしたね
皆様これからもよろしくお願いします




