26.Dasshu Ultraman!
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本花 天夢
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Lv.5 │ 経験値 22/30 │ 無職 創世神
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HP 50/50 │ MP 15/15 │ SP 48/48
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STR 5 │ DEX 7 │ CON 7
INT 6 │ SPI 6 │ CHA 6
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【スキル】
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無機物生成Lv.1 10MP
釣りLv.1 2SP
もがきLv.1 1SP
戦鯨砲Lv.3 3SP
怒鯨開海Lv.4 4SP
木刺 2SP
雷光突刺Lv.1 2SP
鉄壁架勢Lv.1 3SP
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【称号】
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幼鯨 SP上限+5%、鯨系武学ダメージ+5%
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【状態】
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俺はパネルに新しく追加された二行のスキルを見つめながら、この二日間の二人の貴族による「指導」を頭の中で再生し始めた。
マシュグは俺を庭に引っ張り出し、立たせて、腹に一発殴りつけた。
「痛いか?」
「痛い……」
「この痛みを覚えろ! これが『鉄壁架勢』の核心だ!」
「何?」
「さっき痛い時、本能的に腹を引っ込めたろう? 息を止めたろう? これが『鉄壁』だ! この本能を百倍に拡大したものが架勢だ!」
そしてまた一発殴った。
シンディの教え方はもっと上品だったが、特に思い出すほどのこともない。
「天夢! 何ぼーっとしてるの! こっちに来てよ!」
ヒヤシンスの声が俺を回想から引き戻した。
三人の貴族の馬車がすでに屋敷の門口に止まり、レナール、マシュグ、シンディが順に乗り込んでいく。
彼らの傷はほぼ治っていた。
レナールは馬車に乗る前に振り返って俺を見て、肩を叩いた。
「小僧、俺たちが行ったら、この家にはもう男がいない。お前が――支えろ。」
「はい、頑張ります。」
俺! は! お前! の! 息子! じゃ! な! い! し、お前の家には庭師も馬丁も料理人も、それにあの雄犬も――待て、あの犬は雌だったか――いや、問題はそこじゃない! 俺は婿に来たわけじゃない! お前の娘にすら触ってない――いや、パルティは俺より二つ年上だ――違う、そもそも触ろうなんて思ったこともない――
レナールは満足そうに頷き、馬車に乗り込んだ。車輪が石畳を碾き、重い音を立てて転がる。三頭の馬がいなないた。御者が鞭を振り、車体がゆっくりと門へ向かって進んでいく。
右手を挙げて(左手を挙げる者もいる)、振り始める。
ヒヤシンスが俺の左隣、パルティが右隣に立っている。二人とも泣いている。
ヒヤシンスの涙は静かに落ち、まつ毛に掛かったまま、翼の先でこっそり拭われる。手には俺が「無機物生成」で作ってやった石の小鳥を握りしめている。
パルティの泣き方はとても騒がしい。泣きながら「パパ――ママ――じいちゃん――早く帰ってきて――」と叫んでいる。
お前のじいちゃんはそもそも馬車に乗ってないだろうが! お前のママはお前の隣にいるだろうが!
しかもお前らが泣くと、俺がすごく薄情に見えるじゃないか!
俺は手を振る姿勢を保ち、口角にぎこちない弧を維持する。馬車はどんどん遠ざかり、車輪の音もだんだん小さくなるが、まだ完全には消えない。
もう下ろしたい。
本当に下ろしたい。
腕が疲れた。肩も凝った。
だが、ダメだ。
隣の使用人たちがまだ手を振っているからだ。庭師も振っている。女中頭も振っている。小麦粉まみれでまだ洗い落としていない馬丁まで振っている。
俺が最初に手を下ろしたら、明日には鉄砧堡中に「アイゼンベルグ家の数学教師は主人に敬意のかけらもない」という噂が広まるだろう。
もう少し我慢しよう。
馬車が地平線に消えた。
車輪の音が止まった。馬のいななきも遠くなった。だが、俺の手はまだ挙がっている。
隣の庭師がまだ挙げているからだ。女中頭もまだ挙げている。あの雌犬まで尻尾を振って馬車を見送っている。
お前ら一体いつまで振ってるんだよ!
馬車はもう見えないぞ! 空気に向かって振ってるのか!
さらに約十秒後――十秒だぞ! 手を振る世界では永遠だ!――庭師がようやく手を下ろし、腕を揉んだ。女中頭もそれに続き、他の者たちもドミノ倒しのように次々と手を下ろした。
俺はわざと女中頭が下ろした後に下ろした。自分が最初でも最後でもないことを確認して。
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ガイエット王城、公務ホールでは会議が行われていた。
今後の徴税と貿易についてだ。
壇上に立つのは我らが勇者様――相沢悠斗。
壇下にいるのは聖女――イビゴラン、そしてガイエットの全ての王公貴族……
相沢悠斗が絶対に嫌う全ての王公貴族! 相沢悠斗を絶対に恐れ服従する全ての王公貴族!
「以上が、次の三周期の税制だ。質問はあるか?」
壇下の王公貴族たちは口を挟めず、しかし難色を示している。
「言っただろう? もちろん質問はあっていい。どんな質問でも必ずはっきり言え、俺の面前ではっきりとな」
依然として異議はなく、口を挟む者もいない。
「よし、では異議なし。次の議題――」
突然、会議室の扉が押し開けられた。入ってきたのは、だらしないベストにだらしない短パン、だらしない太鼓腹を出し、だらしない脚毛を生やしただらしない大男。両目は焦点が合っていない。
(「誰だこいつは?」)
壇下の王国貴族たちは口を挟まず、悠斗も追加の反応を示さなかった。誰かが処理に来るはずだ。この程度の低等生命にわざわざ色目を使う必要はない。
「次の議題:ソレン王国との貿易事項について――」
「ダッシュウルトラマン! M67星雲から来た宇宙の身体障害者!」
この自己紹介に一瞬驚いたが、会議には影響しない。
「我々はソレンの王室とすでに合意に達した。今後は――」
「地獄の使者であり! 天使の化身でもある! 得意技はウルトラ光線! 心は傲慢! あらゆる強敵を眼中に置かず、心の中では他人などみんなクソだと思っている! 普段は力を潜め、人間の中に紛れ込んでいるが、いざ危機が訪れれば封印を解き、来襲する敵を思うままに圧倒する!」
壇下の一人、風車というゴマすりが好きな貴族が声を上げようとしたが、どれだけ力を込めても力が出ない。何かに押さえつけられているようだ。今はただ祈ることしかできない。
「とにかく今後の一切の連絡と新たに就任する看海人とで行う――」
「お前は何ウルトラマンだ? ウルトラマンに憑依されたいのか? ダッシュウルトラマンは好きか?」
「今後こちら側もさらに多くの職位を新設する――」
「ダッシュ!ダッシュ!神話を創れ!」
「パシッ!」という音! だらしない男がなんと悪臭放つ古びたスリッパで相沢悠斗の頭を思い切り引っ叩いた!
怒り狂おうとしたが、無意識にイビゴランを見て助けを求めた。しかし後者はただ笑って親指を立て、口の形で「頑張れ」と伝えている。
……まあ、我慢しよう。
「ヤー!」
「?」
「ヤー! ヤー! お前はウルトラマンじゃない! お前は! お前は怪獣だ! 俺のダッシュ光波を食らえ!」
なんと、だらしない男は唾液を一筋一筋と糸状に伸ばして鼻の穴に差し込み、そして猛然と吸い込んだ!
「自分で食らえ!!!」
耐えろ悠斗! 耐えろ!
自称ダッシュの狂人が鼻水を相沢悠斗に噴きかけようとした瞬間、後者によって純粋な力で壁に叩きつけられ、血の泥と化した。
「ひっ!」「ひぃ……」「人を殺した!」「お怒りをお鎮めください!」「勇者様?」
壇下の貴族たちはひどく怯え、かけられていた力も消え、立ち上がった。
「悠斗君!」
窓の外、天魔は静かに窓辺から飛び降り、月に向かって飛んでいく。その表情は厳しい。
「こうして、初めて勇者怪獣・相沢悠斗と出会ったダッシュウルトラマンは、こうして敗れた……ダッシュウルトラマン! 我々はあなたを忘れない!」
一つの雲を抜け、体を反転させて泣き始める。
「ううう! ダッシュウルトラマン! どうしてこんなに倒れてしまったんだ! 地球を守るんじゃなかったのか! 故郷のダイキホモウルトラマンはどうするんだ! ううう!」
別の雲を回り込む。
「ううううううううひひひひひひひひはははははははは!」
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パルティのB8騎士がC6へ
天夢のG1騎士がF3へ
パルティのB8騎士がD4へ
天夢のG1騎士がD4を取って――
「ああ!!! 私の小馬!!!」
「小馬が取られた!!!」
「騎士だよ!!!」
「天夢! 待ったしたい!」
「ダメだ、待ったなし」
「お願い!」
「ダメなものはダメ」
「じゃあ他の駒をあげる! 私の小馬を殺さないで!」
「そうだよ! お願いだよ天夢〜」
「お願いします!!!」
「……分かった分かった……」




