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必死の抵抗

二人「大丈夫だよーちょーーーっと路地裏いくだけだからねー」

スライム&猫耳「怖い怖い怖い」

猫耳「ちょ...首、首はやめて....wwww」

二人「じゃあ腹辺り?それとも足?」

猫耳「首でいいです....」

猫耳(どうせ秒で逃げれるしいっか....

昔の話なんてそんなペラペラ話さない....話さない....)


もしこれがフラグなら、回収しそうだなこいつ。

平然と。知らぬ間に。

「ワタシハナニモカクシテマセン、シリマセン」


ロボットになったら許されると?猫耳。

安心してね、俺は可愛いから許すなんていう激甘思考は生憎ないんすわ。


「いや本当に縄解いてください。あと何で路地裏で縛る必要があるんですか」


縄買っといてよかったよ。ホント。

バレると困るし。そんな街のど真ん中で話していいもんじゃないだろ、

情報漏洩&拡散の嵐は困る!非常に!!


「ちょっとかわいそうではないですか?パセリさん、ショートケーキさん。」


「だって遥か昔からこいつ生きてるだろうからさ、

この猫人間さんには悪いけど流石にロアト王国の手がかりがない以上1番怪しいこの人に聞かないと進まないんだよ。」


「そうだぞアンジュ。今からロアト王国に行かないといけないんだ。

何か構造とかロアト王国の最後とか滅びた原因とか知ってるかもだろ?」


うぅ....話したくない、みたいな顔しながら猫耳は結局話すことになってしまった。


「私がロアト王国にいた時、というかロアト王国ができた時からドラゴン(あいつ)はいました。

あのドラゴンに気付いた時、倒そうとしましたが、力が強くてとても王国だけでは対処できませんでした。

その代わりですかね、その周りの半径30キロのあたりは魔物がいなかったことから、人が集まり、

栄えて、いつの間にか大国となっていました。」


みんなの頭に「?」が浮かぶ。


「え?じゃあドラゴン倒さなくていいだろ。襲ってこなかったんだろ?」


「あのドラゴンはまだ卵だったんです。」


ふぇ?卵でそれはエ(・)ッ(・)グ(・)くねぇか?

........えまって寒いんだけど、ここ南極すか?

いや、北極かもしれない...?


「いつ生まれるかはわからなかったけど、ドラゴンはドラゴンです。

それに卵の状態でも殺気と、さらに腐食のような症状が発見されたらしいです。

破壊も不可能で、暴れたりしたら王国が壊滅するのではないかと国王は考えました。

そこで、国の資産によって、

軍事力を増やすのとは別の、対ドラゴン用の極秘研究室を作りました。

ちなみに私は拾われてそこで育ちました。」


ほへー。ドラゴン強そうだなー。


「育った、ってことはもしかして実験体なのかい?」


「....あまり思い出したくないんですが。

けど私は成功者ですが、戦闘能力には欠けていた代わりに、知能が以上に高くかったので

研究員になってから色々業績があったためか、所長にまでなっていました。」



え?じゃあお前改造された人間なのに自分もそっち側になって他の人間も実験体にして改造したってこと?

いや、マッドサイエンティスト!!



「しかし戦争になって、国が襲われた時の砲撃や爆撃の振動で、卵が割れてしまったんです。

あいつはロアト王国を見る影もないような姿へと変貌させ、私たちの実験室も破壊され、

一部の実験体の方は喰われてしまって....」



「そうか。悪いこと聞いたかな?」


「あなたたちが話せといいましたよね?」


「「それはそう」」

「それはそうです」


「ごめぇーんね?可愛いから許して?」


「「「....???」」」



「あ、嘘です。こんな俺みたいなクソゴミ銀髪生命体が可愛いわけないやん。

嘘!冗談! japanese joke!!!!んなわけねぇだろ!」



説得でき...るわけなかったわ。引かれた。だめだ一生後悔しそう。



「....というか、みなさんあの廃墟(王国跡)へ行くのですか?」



「どうせ暇だし。楽しそうだから」


「遠足じゃないんですよ....?レベルもその程度じゃ....あ、確か今(・)の(・)時(・)代(・)に(・)は(・)ペン?があるんでしたっけ?」


「その言い方だと、昔にはなかったように聞こえるんですが。」


どうやらかなり昔からはなかったらしく、見ないうちにどこかから広まり、誰もが持つようになったらしい。

ちなみに、猫耳(こいつ)が持ってる筆の名前は【瞬滅万筆】っていうらしい。

え?読み方がわからんって?(しゅんめつまんひつ)だってさ!

いいなぁーそんな厨二病な筆俺も欲しいよ。

てか「素早く綺麗に描くほどステータス上昇さらに上限なしのおまけ付き」はおまけがすぎねぇか?

誰だそんな筆を与えたやつは!?奪ったろうかな!?



「......もし...たら.......生きて...かも....その時......ず...」


...?気のせいかな?なんか喋ってたような。


「そうですね。じゃあ私も同行しますかね。

....この人たちにこのクエストを出すとは思っていませんでした。

内容を変更するので少し待ってくださいね。」


猫耳が画面をいじり終わったあと、ゲームシステム画面の右上に

【クエストが一件届いています】と出てきた。

____


【クエスト受注『腐食と混沌に終焉を』】

報酬:なし

難易度:不明

受注しますか? YES NO

____


不明て何?どゆこと?

え?報酬!?!?!?!?

はぁ!?(怒)


「まぁ、並べく受けてくれる人の要望に応えるのがクエストを出す人の義務みたいなところあるので。

1週間なら入っても大丈夫かな...と。」



「よし。みんなでドラゴンぶっ倒そうぜ!」


皆乗り気じゃないなぁもう!その目禁止!!

猫耳「絶対に1週間でパーティを抜けて、その後この人たちとはもう関わりたくないです...

初対面で縄で縛られるなんて....」

???「そんな強い言葉使うとフラグ立つよ?」

猫耳「いや流石にこの人たちとこの先も冒険するなんてないでしょw」


多分だけど、それ、めっちゃフラグじゃね??

やっぱ特技に入れとく?

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