フラグ立てが上手そうなやつ
何だよ【データなし】って。何こいつもしかしてバグキャラか?
そ ん な こ と どうでもよくて。
隠しNPCとか強そうじゃね?
パーティに強制的に入れてから、逃げても位置わかるから追いかけて....待ってストーカーがここにいます!!
おまわりさーん!!お金くださーい!
って何考えてんだ。意味わかんね。
考えSTOP!本題!本題!
で、俺は今その隠しNPCと話してるんだが、
どうもこいつクエストをプレイヤーに出す系の奴っぽいんだよなぁ。
「あの.....私はもう寝たいので.....クエストを出すからそれをクリアしたら...夜のうちにまた来ますね....」
「待った。寝るな....おい、テレポート使おうとするな。」
きょとんとするな。反応に困る...ようなことをさせてるのは俺か。
「寝させてくださいよ..........私夜行性なんです....ふわぁ...」
「単刀直入にいうとな、お前をパーティに入れたいんだけど?」
もはや目を瞑ってスリープ状態になりそうな猫耳バグ人間
はいきなり目が半目になった。
あれ、目覚めた?
「え、嫌です。メリットがないです。」
「ナチュラルに拒否られた.....ちなみにクエストは何系?持ってくる系?」
「いや?特殊行動をすることでクリアできますよ?」
「じゃあそのクエスト出す方もどっちにしろメリットねぇだろが!!」
「え?」
「え」
「まさかパセリお前しら...ないか。」
「え?それぐらいは知ってるはずですよね?パセリさん??
僕みたいなスライムでも知ってますよ?」
え?何ですか!?
まるで俺が常識を知らないみたいな言い方はぁ!?
「まぁ仕方ないですか。
クエストって、相手に自分が持ってるアイテムを報酬として与えないとまずクエストとして成立しないので、
受ける方しかメリットがないと思われがちですが、
実はクエストを出す方にもメリットはあります。
例えば、お題を事前に作成して、その人にちょうどいいクエストを選択して、
その人がクリアしようがしまいが、経験値がもらえたり、役職の幅が広がるなどというメリットがあります。
ですが、難しかったり、報酬がしょっぱいと自分への対価が大きくても、
そもそも受けてくれなかったりするので、ちょうどいいのを相手側に受けさせるのが重要です。」
え、何で俺は隠しNPCに『クエストの作り方〜メリットとデメリット〜』を教わってんの?
「それに、クエストを出す人はどんな役職でも構いませんし、
クエストを受注したり、依頼したりすると、買い物や商売を有利に進めれるスキルなどを得られたり、
NPCの場合、好感度が上がって、向こうが値下げしたりすることもあります。
逆もあって、クエストを受注してもクリアできなかったり、
依頼しても受けてくれなかったりを連続してやってしまうと、
むしろ初対面で既に好感度が下がって、少し値上がりすることもあります。
昔、ロアト王国で....何でもないです。」
「それって僕のようなモンスターでも可能ですか?」
「できますよ。クエストは種族さえも問わないので。
私みたいな嫌われ者でもかなりクエスト関連を進めてきたので、
今では5割ほど値下げしてくれるのでありがたいです。」
「そんなにですか!?」
「てか、君の場合見た目で舐められそうだけど...」
「そこは大丈夫なんですよねー、そんなことしたらその人ペナルティくらいますよ」
「今度早速クエストのお題作ってみますね。」
「頑張ってください!」
「ストーーーーーーーーーーップ!!!!」
いやまてぇい!!フラグ多すぎだろ!?
しかもこいつ今一瞬ロアト王国のこと話したぞ!?
「何でだよパセリ」
「そうですよ今いいところじゃないですか」
「何で止めるんですか?」
「おまっ....『ロアト王国』だの自分のことを『嫌われ者』だの、重要単語多すぎな!?」
「.....なるほどそういう作戦ですか。」
「「「違う。お前が勝手に喋った」」」
「...あ。」
さあ、洗いざらい知ってること吐こうねーー(圧)
猫耳ピンチ!!
次回 猫耳、縄縛り拷問の刑!
がんばれ猫耳!多分情報開示は確定だぁ!!
猫耳「終わった」
???「あいつら消していい?」
猫耳「いやあなたドラゴンにくわr」
???「聞こえないですがどうしました?」
猫耳「あぁもう、これだから実験体は嫌いだよ寝とけ出てくんな」
???「...チッ、マッドサイエンティストが」




