第7話 失くした昼休み
翌日の昼休み、第七魔法競技部の部室には三種類の音が鳴り響いていた。
一つ目。
どん。
ロイ・キャベルの光弾発動音。
二つ目。
ぱん。
ロイ・キャベルの風弾発動音。
三つ目。
ごん。
ロイ・キャベルが自分の足を机にぶつけた音。
「三つ目は魔法じゃない」
俺が言うと、ロイは涙目で足を押さえた。
「でも、痛いです」
「分類の話をしている」
「痛みとしては一番強いです」
「競技で使うな」
ネル・アーレンが部室の壁際で腹を抱えて笑っている。
珍しい。
あいつがここまで遠慮なく笑うのは、たぶんロイの足音があまりにも見事だったからだ。
ネルは笑いながらロイを指した。
「今の、ごん、いいじゃない」
「よくないです!」
「危険の合図に使える」
「僕の足が危険です!」
「自覚があるなら大丈夫」
「大丈夫じゃないです!」
ロイの声が少し大きくなる。
机の上の青い練習旗が、びくりと跳ねた。
俺が呼ぶ。
「ロイ」
ロイはすぐに口を押さえた。
「……すみません」
小さい。
昨日よりずっとましだ。
人間の成長は素晴らしい。
基準は低いが。
「もう一度。光弾、風弾、警告。三種類」
俺は作戦盤に書いた印を見る。
光弾の発動音は低く響く。
集合、または注意を引く合図。
風弾の発動音は高く弾ける。
旗の逃走路変更、または相手の視線を散らす合図。
警告音は、今のところ未定。
ロイの足を犠牲にする案は却下した。
「警告音、どうしましょう」
コレット・セインが小首をかしげる。
「そもそもロイの発動音を合図にするなら、味方が聞き分けられないと意味がない」
「聞き分ける練習は必要ね」
「ロイが間違えて発動したら?」
「みんな混乱するわ」
「分かってるなら、なぜ笑顔で言う」
「だって、混乱しないように練習するんだもの」
コレットは相変わらず、頼りなさそうな顔で無茶を言う。
けれど今日は、昨日より少しだけ表情が軽い。
負け筋を一つ潰せたからかもしれない。
俺が魔法を使わずに済んだからかもしれない。
あるいは、単にガレス・モルンが作った昼の焼き芋がうまかったからかもしれない。
可能性としては最後もかなり高い。
部室の隅では、ガレスが黙って追加の芋を布に包んでいる。昼食を食べ損ねた部員用らしい。壊す魔法しか使えない修理好きの先輩は、なぜか食べ物を配る手つきも手慣れている。
「警告音なら」
アルフ・メイナードが作戦盤の前で言った。
「ロイ本人の発動音ではなく、ロイが発動させる対象物の音を使うべきだ」
「対象物?」
「魔法を直接撃つのではなく、音が鳴る札を起動する。危険時だけ、札が割れるようにする」
クララ・ヴェルムが眼鏡を押し上げた。
「古代式の簡易鳴子に近いものなら作れます。ただし現代式の安全基準には合いません」
「また危険な言い方をする」
「安全基準に合わないだけで、危険とは限りません」
「その言い換えで安心するやつはいない」
リリィ・クロフトが椅子の上で足を組み替え、にこりと笑った。
「第七部の備品に安全基準を求める方が無粋では?」
「無粋でいいから安全にしろ」
「仮入部なのに要求が多いですね」
「命と記憶に関わるからな」
言ってから、部室の空気が少しだけ変わった。
命。
記憶。
冗談のようで、冗談ではない。
この部では、魔法の失敗は笑い話になる。
ロイの音。
ネルの一瞬。
レイナの一度目の失敗。
リリィのランダム召喚。
だが、そのどれもが、使い方を間違えれば怪我につながる。
俺の場合は、記憶だ。
昨日は使わずに済んだ。
でも、それは一度逃げ切っただけだ。
「ルカ君」
コレットが小さく呼んだ。
「何だ」
「今日の練習は、あなたの魔法は使わない前提で」
「毎回念を押すな」
「毎回押すわ」
「信用がない」
「信用はある。でも、魔法を使うあなた自身を止めるには、信用だけでは足りないと思う」
それは正しい。
正しすぎて、返しに困る。
ネルが机に肘をつきながら言った。
「あんた、昨日も使いかけたもんね」
「見てたのか」
「見てた」
「暇だな」
「試合中に味方を見るのは暇じゃないでしょ」
ネルの声は、いつものように尖っていた。
けれど、その奥に少しだけ違うものがあった。
心配。
たぶん。
いや、違うかもしれない。
俺の都合のいい解釈かもしれない。
「大丈夫だ」
俺は言った。
「今日は使わない」
「言質取りました」
リリィが即座に言う。
「書きましょうか、クララ先輩」
「記録するならノル先輩の領分です」
クララが真面目に答える。
ノル・フェインは机に突っ伏したまま、手だけを上げた。
「記録……した……」
「いつの間に」
見ると、部誌の余白に眠そうな字で書かれていた。
ルカ・ヴァレン、本日は魔法を使わないと発言。
備考、本人は信用できない顔をしていた。
「備考がおかしい」
「記録係の主観……」
「主観を入れるな」
「完全な客観は……眠い……」
「眠気を哲学にするな」
部室に笑いが起きた。
俺は部誌を閉じた。
閉じた後で、少しだけ指が止まる。
本日は魔法を使わない。
書かれた。
なら、少なくとも今日は守らなければならない。
文字にされると、逃げ道が減る。
部誌というのは、思ったより厄介だ。
*
今日の練習は、昨日より小さな形式になった。
五対五ではなく、三人組の連携練習。
ロイ、ネル、俺。
相手役はミラ、リリィ、レイナ。
コレットは横で敗北幻視の有無を確認し、アルフは守備配置の記録、クララは旗と召喚体の反応を観察、ノルは寝ながら記録、ガレスは備品修理、ジャックはなぜか審判役。
「なんで俺が審判なんだよ」
ジャックが不満げに言った。
「今日は撃つなと言われたから」
アルフが答える。
「撃てねえなら暇だろ、って?」
「そうだ」
「正直すぎるだろ」
「嘘をついても君の攻撃は安全にならない」
「むかつく」
「努力する」
「何をだよ」
ジャックは文句を言いながらも、ちゃんと審判用の旗を持っている。
意外と真面目なのかもしれない。
本人に言うと怒りそうなので言わない。
練習場の中央には青い練習旗。
今日もこちらを見ている。
布の端が、少しだけ揺れる。
昨日より逃げる気は薄い。
いや、逃げる気はある。
ただ、俺たちを試す気もある。
そう見える。
「目的は?」
ネルが聞く。
「ロイの音三種の聞き分け。お前の一瞬魔法と物理行動の接続。俺は旗の逃走路を読むだけ」
「読むだけ」
「読むだけ」
「絶対?」
「絶対」
ロイが真剣な顔で頷く。
「僕も見てます。ルカさんが魔法を使いそうになったら、止めます」
「お前の声で止めたら、別の事故が起きる」
「小声で止めます」
「緊急時にできるか?」
「……練習します」
「今から?」
「今から」
ロイは深呼吸した。
緊急時に小声で止める練習。
字面だけ見ると意味不明だが、この部では意味がある。
悲しいことに。
「開始」
ジャックが審判旗を振った。
ミラが動く。
今日は魔法なし。
それでも速い。
身体強化を使えばもっと速いのだろうが、使った後に全身が動かなくなるという代償がある。だから練習では、使うタイミングを慎重に選ぶらしい。
レイナは右側から優雅に回り込む。
リリィは足元に小さな召喚陣を浮かべている。
「召喚します。役に立つかは保証しません」
「保証しろ」
「できるなら欠陥魔法とは呼ばれていません」
召喚陣が光る。
出てきたのは、小さな白い鳥だった。
毛玉よりは使えそうだ。
そう思った次の瞬間、白い鳥はリリィの頭に止まった。
「……役に立て」
リリィが低く言う。
鳥は首をかしげた。
青旗が、その鳥に反応する。
布の端が立つ。
俺は青旗の布端を見た。
「鳥を見てる」
俺は言った。
「ネル、旗の左前に布。ロイ、風弾の音だけ」
「はい」
ネルが魔力を灯す。
一瞬。
布が跳ねる。
青旗の左前。
ロイが風弾を発動する。
ぱん。
高い音。
旗が鳥から視線を外し、右へ逃げる。
そこへミラが入る。
「来る」
ネルが言った。
ミラの手が旗へ伸びる。
「ロイ、低音」
どん。
光弾の発動音。
ミラが一瞬だけ反応する。
山育ちの彼女は音に強いわけではない。むしろ、山で反響する音に敏感なのかもしれない。
旗がミラの手をすり抜ける。
レイナが笑った。
「では、こちらですわ」
魔法が灯る。
一度目は失敗。
光が散る。
旗が驚いて、また方向を変える。
それは分かっていた。
二度目が来る。
成功する魔法。
「ネル、影」
「魔力もう切れた」
「足」
「分かってる!」
ネルが走り、地面に落ちていた棒を蹴った。
棒が転がり、レイナの光の影を揺らす。
旗が、その影に反応して止まる。
いい。
魔力が切れた後も動けている。
「ロイ、警告」
「まだ決まってません!」
「なら声」
言ってから、しまったと思った。
ロイが息を吸う。
大きい声が来る。
ロイが俺を止めるために叫んだ。
「ルカさん、右!」
声は小さかった。
だが、はっきり聞こえた。
右。
見る。
白い鳥が、いつの間にか俺の右側を低く飛んでいた。
その後ろにリリィ。
リリィは召喚体を囮にして、自分で旗へ近づいていた。
毒舌なだけではない。
計算もする。
「やるな」
俺は呟いた。
リリィの手が青旗へ伸びる。
俺は一歩踏み出した。
旗の逃走路を作る。
正面を塞ぐのではなく、斜め後ろを開ける。
青旗がその空間を見つけ、跳ねる。
リリィの手は空を切った。
リリィは空を切った手を引き、笑った。
「厄介ですね、元名門さん」
「仮入部だ」
「なお厄介です」
リリィは笑っていた。
その笑みは楽しそうだった。
練習は続く。
ロイの音。
ネルの一瞬。
俺の読み。
少しずつ噛み合っていく。
変な感覚だった。
チーム。
そう呼ぶにはまだ早い。
でも、三人の間に小さな線が生まれている。
ロイが音を出す。
ネルが環境を動かす。
俺が旗の逃走路を読む。
どれも単体では弱い。
だが、つながると旗が動く。
相手がずれる。
負け筋が変わる。
「いい感じじゃない」
コレットが横で言った。
その声が少し明るい。
俺は油断した。
本当に、ほんの少し。
その瞬間だった。
リリィの白い鳥が、突然鳴いた。
高い声。
青旗がびくりと跳ねる。
旗の逃走方向が変わった。
ネルの方へ。
ネルは魔力を使い切っている。
足で動こうとしたが、地面の棒を蹴った後で体勢が崩れていた。
ミラがその隙を逃さない。
手を伸ばす。
旗へ。
いや、ネルへ。
ぶつかる。
ミラは止まろうとした。
だが、山育ちの踏み込みは強い。
止まるには遅い。
ネルが倒れる。
俺の体が動いた。
魔力が指先に集まる。
小さな風。
ネルの体勢を戻すだけ。
ほんの少し。
軽い魔法。
大丈夫だ。
軽い記憶で済む。
そう思った。
ロイの声。
「ルカさん!」
小さくはなかった。
でも、大きすぎもしなかった。
止める声。
俺は魔法を止めようとした。
だが、遅かった。
指先から、風が出た。
ほんの少し。
ネルの肩を押し、倒れる角度を変える。
ミラの手が空を切る。
ネルは地面に膝をついたが、転倒はしなかった。
青旗はその横を跳ね、コレットの足元へ逃げる。
練習場が静かになった。
俺の右手から、魔力の余韻が消える。
使った。
小さな風魔法。
たったそれだけ。
でも、使った。
「ルカ」
ネルが顔を上げる。
ネルが顔を上げる。
「今」
「分かってる」
俺は言った。
声が少し掠れた。
頭の奥で、薄い布が揺れる。
何かが剥がれる感覚。
大きくはない。
でも、確かに。
小さな何かが、指の間から落ちていく。
アルフが近づいてきた。
「何を忘れた?」
冷静な声。
ありがたい。
慌てられるよりはずっといい。
「確認する」
俺は目を閉じた。
名前。
コレット。
ネル。
ロイ。
ガレス。
レイナ。
ノル。
ミラ。
リリィ。
クララ。
アルフ。
ジャック。
覚えている。
エレナ。
覚えている。
胸の奥が少し痛む。
覚えている。
昨日の練習。
覚えている。
今日の昼。
部室。
焼き芋。
ガレスが包んでいた。
ロイが足を机にぶつけた。
ネルが笑った。
コレットが警告音の話をした。
覚えている。
では、何を。
何が抜けた。
焦るな。
焦ると穴が広がる。
過去に何度もそうだった。
たぶん。
俺は目を開けた。
「大きいものじゃない」
コレットが青ざめている。
「本当に?」
「たぶん」
「たぶんは駄目」
彼女の声が震えた。
俺は返せなかった。
ネルが立ち上がる。
ネルが立ち上がる。
「ごめん。私が」
「違う」
「でも」
「違う」
少し強く言った。
ネルが口を閉じる。
「俺が使った。お前のせいじゃない」
「でも、私が倒れそうになったから」
「競技では誰かが倒れそうになることくらいある」
「今は競技じゃない」
「練習でも同じだ」
ネルの顔が歪む。
怒っているのか、悔しいのか、別の何かなのか分からない。
ロイが小さく言った。
「僕、止めました。でも、間に合いませんでした」
「声は聞こえた」
「でも」
「聞こえた。それで少しは止まった。だから風は小さく済んだ」
ロイは唇を噛んだ。
大きい声を出す後輩が、今は声を出せずにいる。
それが妙に痛かった。
コレットが部誌を抱えて走ってきた。
「確認しましょう。今日のこと、部誌に書いてある。忘れたものが分かるかもしれない」
部誌。
記録。
俺は頷いた。
練習は中断された。
全員で部室へ戻る。
青い旗は、いつもより静かにコレットの腕の中にいた。
*
部室で、ノルの記録と俺の記憶を照合した。
まるで取り調べだった。
いや、実際にはもっと穏やかだった。
コレットは必死で落ち着こうとしていたし、アルフは確認項目を淡々と並べ、クララは「記憶欠損の範囲を推定します」と言い、リリィは毒舌を控えめにし、ジャックでさえ黙っていた。
ロイとネルは、少し離れて座っている。
二人とも、自分のせいだと思っている顔だった。
だから違うと言ったのに。
人は、そう簡単に自責を手放せない。
俺も知っている。
「朝の授業は?」
アルフが聞く。
「覚えている」
「昼の部室」
「ロイが足をぶつけた」
「分類は?」
「魔法じゃない」
ロイが少しだけ笑いそうになって、すぐにやめた。
「練習開始」
「ジャックが審判。ミラ、リリィ、レイナが相手。白い鳥が出た」
リリィが頷く。
「では、練習前に部長が言った言葉は?」
アルフが聞いた。
俺は答えようとした。
答えられなかった。
練習前。
コレットが言ったこと。
何かあった。
重要ではない。
たぶん、些細なこと。
でも、そこだけ霞んでいる。
「……何か、言ったか?」
コレットの顔が固まった。
ノルが部誌をめくる。
「書いてある……」
彼女は眠そうな声で読んだ。
「コレット部長、今日の練習前に『ルカ君、無理はしないで。あなたが忘れるものは、あなたにしか分からないから』と発言」
静かになった。
俺はその言葉を聞いても、思い出せなかった。
内容は分かる。
今、聞いたから。
でも、コレットがそれを言った場面がない。
声の温度も、表情も、空気も、抜けている。
短い会話。
たぶん軽い記憶。
そう分類されるもの。
だが、本人の目の前で忘れたと分かると、軽くはなかった。
「それか」
俺は言った。
思ったより、声が平坦だった。
「たぶん」
コレットは部誌を握りしめた。
「ごめんなさい」
「謝るな」
「でも、私があの時、もっと強く止めていれば」
「止めた。ロイも止めた。俺が使った」
「でも」
「部長」
俺は彼女の言葉を遮った。
コレットがこちらを見る。
「忘れたのは、俺だ」
「……うん」
「でも、記録は残ってる」
俺はノルの部誌を見た。
そこに書かれた、コレットの言葉。
俺は覚えていない。
でも、なかったことにはなっていない。
「だから、次はもう少し早く止める」
ロイが顔を上げた。
「はい」
「ネルは、自分が倒れそうな時に俺を見るな。俺はたぶん使う」
ネルが唇を噛む。
「じゃあ、どうすればいいのよ」
「自分で受け身を取れ」
「言い方」
「それと、俺に助けさせるなら、魔法なしで助けられる位置に倒れろ」
ネルは目を丸くした。
それから、怒ったような、泣きそうなような顔で笑った。
「何それ」
「注文」
「無茶」
「第七部ではよくあるんだろ」
ネルは一瞬黙り、そして小さく言った。
「むかつく」
「褒めてる?」
「半分」
ロイが今度こそ少し笑った。
コレットも、まだ青ざめたままだったが、息を吐いた。
クララが記録紙に何かを書き込む。
「小規模魔法使用による欠損例。一会話単位。感情温度を伴う記憶の欠落。記録による外部補完は可能。ただし本人の体験としては復元不可」
「重くまとめるな」
「重い事実です」
「そうだな」
否定できなかった。
重い。
小さな風魔法一つで、昼休みの短い会話が消えた。
これが、俺の魔法だ。
勝つために使えば、もっと消える。
誰かを守るために使えば、その誰かのことを失うかもしれない。
だから競技は嫌いだ。
魔法も嫌いだ。
それなのに、今日俺は使った。
ネルを倒れさせないために。
「ルカ君」
コレットが言った。
「無理はしないで」
同じ言葉。
たぶん、さっき失くした言葉。
今度は、覚えていようと思った。
俺は頷く。
「次は、忘れないようにする」
「違うわ」
コレットは首を横に振った。
「忘れないように、じゃなくて。忘れなくていいように、みんなで止める」
その言葉は、さっきより強かった。
俺は返事に迷った。
部室の青い旗が、机の上で小さく揺れた。
まるで、今の言葉を記録するように。
ノルが部誌に書く。
忘れなくていいように、みんなで止める。
発言者、コレット・セイン。
備考、今度は覚えていてほしい。
俺はその文字を見た。
胸の奥が少し痛んだ。
忘れた昼休みは戻らない。
でも、今の言葉は残った。
俺の中に。
部誌の上に。
そしてたぶん、この部室の空気の中に。
それが慰めになるのかは分からない。
ただ、次の練習メニューを考える理由にはなった。




