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ミラピュア~転生令嬢の破滅回避への物語  作者: たかくん
初等部5年生編
354/355

350.決死のホラーハウス脱出劇の顛末...

間違えて修正前のやつを投稿してしまったので再投稿です!


第350話



一方でその頃、ホラーハウスとは別のとある場所では...



「はぁ...私にどうしても見てほしいものですって...本当にそのようなものがあるというのですか?」



「おう!普段から俺を見下しているであろう、お前には特に見せてやらないとなぁ!最高の血祭りのショーというものを!酒でも飲みながら眺めれる事をありがたく思えや!」



「あのですね?生憎ですが、私も暇ではないんですけどねぇ...」



「固い事を言うんじゃねぇよ。ほらっ!無理矢理にでも引っ張って連れていくからよ!」



態牙は楽仁に自分と一緒にとある物を観るように迫っていた。ちなみにとある物とは言うまでもなく、ホラーハウスにいる玲奈達が爆破によって無惨に死んでいく様の事である。



「...まぁ、良いでしょう。あなたがそこまで興奮してしまうくらいの最高の血祭りのショー...私も多少の興味があるのは否定できませんからね。」



ちなみに楽仁の方も持ち前の頭脳と洞察力で最高の血祭りのショーの意味を当然のように理解していた。



「ふん、最初からそう言いやがれ!時間を無駄にしやがって!」



「やれやれ...」



何とか楽仁を説得?する事に成功した態牙は彼と共に玲奈との会話に使ったモニターがある部屋へと向かう事にした。



「...一応、聞いておきますがあなたは以前にボスから最後通牒を突きつけられたのをお忘れですか?」



「うっ...うるせぇ!今までは駒共が役に立たなかったのがいけねぇんだ!だが、今回は俺が自ら考案した計画だ。絶対に成功するに決まってるんだろうが!」



「そうですか。だったら、安心ですね。付き合いの長い態牙さんが消えてしまうのは私としても悲しいですから...」



「ふん、どの口が言いやがる!お前の本心なんて端からお見通しなんだよ!」



相変わらず、心にも思ってもない妄言を吐く輩だと態牙は吐き捨てた。口調こそ柔らかいが楽仁が自分の事を見下しているのは明白だったからだ。



「...それにしても、虎視眈々と策謀を巡らせた割に最終的にはこういう手段...まさに【虎穴に入らずんば虎子を得ず】というお言葉がお似合いですね。わざわざご自身の手で危険を冒さなければ大きな成果を出せないのですから...」



「うるせぇ!言っておくが俺はボスの...」



「何度も言っていますが...それはボスが偉大なのであって、あなた自身が偉いわけではありませんよ。」



「クソが...」



痛いところを突かれた上に苦し紛れの言葉すらも一蹴されてしまった事に態牙は少しずつイライラを募らせていた。



そんな状況でも二人は歩き続けてようやくモニターの前に到着した。



「ほらよ!これだ!あの小娘達の恐怖におののく姿を見やがれ!」



「どれどれ...」



態牙は勝ち誇った眼差しで楽仁に得意気に言い放った...のだが、



「ほほっ!居もしない小娘達の恐怖におののく姿をねぇ?態牙さんは中々に面白いギャグセンスをお持ちのようですね。」



「はぁ!?俺をバカにしてるのか!?」



「私を責める前にご自身でモニターの画面に目をお通しになってはいかがです?」



「何を言って.........!嘘だろ...」



楽仁の言葉に応じる形でモニターの画面を観た態牙は絶句する事になった...



「あいつら、どうやって...」



そう...画面の中に映る部屋は人の姿などなく、代わりに映っていたと開け放たれていたドアだけだった。



これが意味する事はただ一つ。玲奈と美織が何かしらの方法で脱出したという事だ。



「ご愁傷様ですね...態牙さん?」



「あの小娘共がぁぁぁ!!!」



部屋の中に全てを理解させられた態牙の怒鳴り声が虚しく響き渡ったのだった...













・・・・・


「よし!何とかホラーハウスからの脱出に成功です!」



「本当に良かった...一時はどうなる事かと...」



あの後、私達は無事にホラーハウスから脱出する事に成功していた。



「お嬢様方、安心するのは早計です。一先ずは爆発に巻き込まれない距離まで避難しましょう。」



「分かりました...」



脱出自体には成功したが爆弾を止める事は叶わなかった。そのため、私達は爆発の被害が及ばない場所に避難しなければならない。



(うん、全てが片付いたら改めて美織ちゃんと話をしないといけないよね...)



そして、私達がホラーハウスを離れてから数分後...大きな爆音が響くと同時にホラーハウスに火の手が上がっているのを私達は車内にて目にするのだった...




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