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サヨナラ・・・じゃないよ  作者: 美羽ーMIHANE-
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3/7

病院

ふと目が覚めると、病室にいた。

なんでこんなところにいるの?


「先輩、目が覚めたんですね・・・」


という声がしたので、声がした方を向くと、1年生3人組がいた。

3人は無事みたいね・・・


「目が覚めたみたいね」


という声がしたので声がした方をみると、白衣を着た綺麗な女の人がいた。

ここの医者なんだと思う。


「あ、ごめんね、自己紹介しなくちゃね、

あたしの名前は葉隠(はがくれ)紅(こう)、ここの院長をしているわ

千影ちゃん、あなた、ずっと『宗馬』って繰り返してたわよ」


と言われた。

そんなこと言ってたんだあたし・・・

そういえば宗馬は!?

宗馬は何処に行ったの!?

あたしは大倉君に宗馬がどこにいるのか聞いた。

大倉君は何も言わず、悲しそうな表情で首を横に振った。

すると木村君がかすかに口を開き、とんでもないことを言った。


「宗馬先輩は・・顔に白い布をかぶり、安らかに眠っています」


その言葉を聞いて、あたしは確信した。

宗馬は死んだ、あたしのせいで。

 あたしは葉隠さんに宗馬がどこにいるのか聞いた。

最初は「安静にしなさい」と止められたけど、あたしは「会わせてほしい」と言い続けた。

とうとう諦めたのか、葉隠さんは宗馬がどこにいるのか教え、そこに案内してくれた。

 数分後、宗馬が眠っている部屋に着いた。

やはり木村君が言った通りだった。

宗馬は白い布を顔に被った状態でそこにいた。

布を取ると、すごく穏やかな表情で眠っていた。

その眠っている姿は、ゾッとするほどとても綺麗だった。


「宗馬・・・ねぇ、返事してよ・・・」


そう呼びかけてみたけど、返事がない。

死んでるから返事がないのは当たり前なんだけど、この時はあの笑顔で返事が返ってくると信じた。

あたしのせいで・・・あたしのせいで宗馬は死んだんだ・・・

そういう気持ちになり、あたしは叫んだ。

叫んでいる時にまた、意識が遠のいた。



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