Side エル
いちおう
冒険者ランク、危険度ランクの分け方としては
F.E.D.C.B.A.AA.AAA.S.SS.SSSといった感じです
魔王達はこの枠には収まっておらずまだ上の危険度で語られていますがまぁそれはまた今度出てくる時にでも...
「やめましょう!!アレス」
「そうだよあの森は危険だ向こうが手を出してこない以上こっちからも手を出さない限りは大丈夫なはずだ」
「うるせぇ!!あんな魔物を従えてるような奴生かしちゃおけねぇ!!しかもあいつ魔王になってやってもいいとか言っていやがった!」
「それは私たちが敵対するなら魔王になってでも迎え撃つって意味よ!」
「どんな意味であろうと魔王になる前に潰しておく必要がある」
クロたちの元を訪れた冒険者達...
アレス、エル、ルナ、ルシアス達は言い争っている
アレスがクロを許さないと言ってギルドに報告しようとしているのを3人が止めている
アレス以外の3人は彼ら...クロが手を出してはいけない相手だと確信している
ただでさえ一体一体の危険度がCランク指定されているビーレギオン
しかもあの大きさとなると巣の規模や個体数は相当な数になるし危険度も増し一体一体の危険度はBランククラスになるだろう
そしてその中でも5匹のビーレギオンは異常な大きさをしていた
その内の1匹...瑠璃姫に関しては半人半虫のような見た目をしていた
あの4匹に関してはAランク...瑠璃姫に関してはAランク上位の力があると見ているましてやそれが本来のビーレギオンのように単体行動しているのではなく軍隊のように行動しているのだ
今いるアルト皇国の王国騎士団でも一人一人の強さはAランク程度...数は500程度
もちろん軍隊を動かせばいいかもしれないが軍隊では平均的な強さはだいたいCランク相当数こそ1万といるもののとてもじゃないが魔物の強いヤマタの森の中を進むことは出来ない
この世界は量より質なのだ
Cランクの者がBランクの者に100人で襲いかかっても勝てないとされるくらいそれぞれのランクには差がある
ビーレギオンが強さの割にランクが低いのは有名な話でその理由もビーレギオンは単独行動しかしないからだ
それぞれがそれぞれの餌を求めてさまよい巣に持ち帰る2匹以上に出くわしても連携などしてこずこの力で圧倒しようとしてくる
故にパーティーが連携をしっかりとって戦うことが出来れば比較的簡単に倒すことができるため危険度がCランクに指定されているのだ
そんなビーレギオン達が軍隊のように連携しているのだその数もパッと見ただけでも100匹はいた
おそらく個体の大きさから考えても最低でも200はいるはずだそれにそのビーレギオン達を従えるクロという少年
ビーレギオン達を鍛えてあげたと言っていたくらいだし私たちが一瞬で無力化されたあのビーレギオン達を相手に1人で相手できるような化け物などいるのならその力はもはや勇者だ
ランクで言うならSランクは最低でもあるだろう
ただでさえ数も多くて強いビーレギオン達が軍隊のように連携していてその内の5匹はAランク以上の実力はあるであろう個体
更にそれを束ねるクロという少年
あれに喧嘩を売っても王国騎士とアルト皇国軍を総動員しても返り討ちに合うだろう
そしてその事をギルドに伝えてしまえばより多くの犠牲者が出ることになるそれくらい少なくとも3人には彼らの存在は脅威に見えた
それにクロは何もしてこなければ何もしないと言っていた
だからこれ以上の犠牲者を出さない為にも今回のことは黙っていた方がいいのだ
だからアレスがギルドに報告しようとしているのを全力で止めているという訳だ
もう!!アレスって前からちょっとバカだとは思ってたけどここまでだとは思わなかったわ!!
そんなことして彼らの元に冒険者や王国騎士が派遣されようものなら私たちが情報を拡散して討伐させようとしているとおもわれちゃうじゃない!
エルはそんなことを思いながらも他の2人とアレスを止めようとするのだが努力報われず騒ぎになってしまったせいで何事かと人が集まってきてアレスが全て話してしまったのだ
あぁもうダメだわ派遣される者達は全て返り討ちに合ってしまうのだろう...
王国騎士が派遣されるとなるとおそらく出発まで2週間はかかる...きっとその頃にはビーレギオン達はもっと増えていて更に勝機はなくなってしまう
この街には残念ながら有力な冒険者はおらずヤマタの森に入るような冒険者もアレス達しかいなかったくらいだ
私たちがあんなあっけなく無力化されたくらいだし誰が向かっても無駄なのだろう
しかしそうなってしまったものは仕方ない
エルはアレス以外の2人と話し合いあることを決断するのだった




