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結局、地元の学校には転校せずに復学したが、条件はきちんとつけた。
親の職権濫用した子供にはしつけをきちんとして欲しいとお願いしただけなんだが、親の力を自分の力と間違って認識させておくのは本人のためではないのでは?と思ったからだ
それに跡取りよりは家的に重要度が低いだろうが、それでも自分の子供なのだからきちんと子供にそれを示さないと面倒な事になるんでは?とも呟いてみた
問題を起こすのは見てほしいからと言う子供じみた行為かも知れないが、それでも立派なSOSではないかとも
庶民で自分の子供と同じ年頃の人にそういわれてなんとも言えない顔をしていたが、時間をつくって話し合う場をもうけると約束してくれた。今後どうなるかはわからないが。ちなみにこれは条件ではない
条件は、補習だ。自主停学していた期間一応は勉強していたが、授業には出てないので勉強についていけないかも知れないと言う不安があったからだ。復学して授業を受けたが案の定わからないところも有ったので、判断は間違っていなかったと補習を受けて感じている
ちなみに何故か他の生徒も補習を受けている。復学の条件として授業を受けてわからなかったことや遅れていたいたところを空き教室で受けていたのだが、気がついた時には同じように補習を受けていつ生徒が数人いた
別に私は困らないが指導してくれている先生が困るのではないかと考えたが、先生も別に気にしている訳ではないみたいなので放置している
同じように補習を受けているのが同級生のなかでも学力上位者が多いのと専科の生徒や学力下位の生徒も参加してわからないところを積極的に質問しているので先生冥利に尽きると行った感じなのだろう
補習が終われば今日の授業の復習もして教室を出る頃には部活動が終わる時間帯である。
部活帰りの生徒に混じって寮に戻りご飯をべたり掃除・洗濯などをすませて就寝時間まで魔石の精製をする。と言うルーチンワークをしている。
前と違うのは、魔石を精製するのがひとつでは無く複数同時で行えることだ。実家に戻って問題原因である太極魔石を地鎮の神社に奉納したらこの方法を教えてくれたので、それから同時進行をしている。
日々生成している魔石を読書等をしながら精製できるのは大変便利だし。精製中に漏れ出る魔力を再度取り込めるように意識して行えば無駄な魔力の消費を押さえられる。
魔力の消費を最小限にできれば精製に注ぎ込める魔力が増えて純度が高い魔石を精製することができると言う好循環である
それにと下草刈りをしているときに魔石を生成して精製していたら何故か薬との中和力が高い魔石もできてしまった。本来はできた魔石を一度砕いて薬につけて取り込ませて再度生成・精製するのだ。それ以外の方法はないとされていたのに新しい生成・精製方法を確立してしまったのではないのか?と担当の先生に驚かれてしまった
現在、専門機関が本当にできるか立証しているらしい。簡単に?できるのであれば病気で困っている人の助けになると言うので是非頑張ってほしい。なぜなら薬との中和力が高い魔石は生成にお金がかかるので物凄く高いお値段がするのと一部の人間しか精製できないのでなかな手に入らない品物となっているからである。
変わったことと言えばそれだけで、生活関しては特に変わっていない
寮母さんとの面談もスクールカウンセラーとの面談もされている。
スクールカウンセラーが人寄せパンダでは無くなったことは変わったと言えるだろうが。
そんな感じで煩わしいことも無く過ごせていたのだが、とある日の放課後に担任に呼び出された
問題を起こしてはいないし授業も補習もサボっていないのになんだろう?と思いつつ指定された談話室にいくと見知らぬ男性が座っていた
なんのようだろう?と思いつつ座るように指示されたので椅子に座る。それを確認してから説明を受けた
目の前に座っているのは専門機関で薬との中和力が高い魔石について専攻している人で今回の件の実証責任者だと言う。報告された通りにやったが結果が思わしくないので実際に行っているところを見てみたいと言われたのだが今すぐと言うわけにはいかない
「えっと。こちらでは未だ薬草摘みができるから問題ないですが、学生の身分なので今からと言うのは無理です。今週末に薬草の在庫を補填する為に行くのでそれでもいいでしょうか?」と訪ねるとそれならばと了承してくれた。
鼻息荒く今すぐとか言われたらどうしようかと思ったのだが、週末にとの言葉に納得してくれてよかったと思う。研究に集中しすぎてと言うタイプではないのか、それとも私がうんと言わないと現状を打破できないから渋々か。後者だと思うが
と言うことで週末の朝一にダンジョン近くの町で待ち合わせする。今日は同じクラスの子と薬師クラスの子と数人で薬草採取することになっていると言うこともすでに了承を双方から貰っている
復学してから何故か声を掛けて仲間にいれてくれる人が増えた。自主停学していた時になにか考えることがあったみたいだ。
全員が揃えば目的地の薬草が多いところに移動する。個々の目的とする薬草は違うのでその場で一時解散し2時間後に再度集合すると言う事で薬草取りが始まった
私は風邪の引き始めに使う薬草と手荒れ・肌荒れに効果がある薬草を採取するのと冬に高く売れる薬草を採取する。
魔石を生成・生成するために自分の周り数センチに結界を張りポケットに魔石を生成陣と精製するための魔石を忍ばせて準備は完了。
採取するときに出る薬草自体の魔力を生成陣で凝り固めてもらいつつ同時進行で精製する。精製する際に出た魔力を再度取り込みながら精製する事で純度が高い魔石を作ることができるのはすでに周知の事実であるが、できた人は少ないらしい。
慣れたら簡単であるが、コツを掴むのが大変である。薬草を採取するのに集中しながら無意識下での魔石を生成するための魔力の操作と精製作業それを出来るまでは大変であったが、出来てしまえば大変楽ではある
後ろの方では、あり得ないとかなんと呟いてる声が聞こえてくるが、理論的には検証されている技術だからあり得ないといこうとはないはずだ。
といっても理論が確立されているのは同時進行の技術であるが、それの応用と言うようなのが薬草と中和力が高い魔石なのだが。
同時進行の魔石生成・精製をなにかをしながらすると言う発想ががなかっただけなのかもしれないと考えながらも冬ごもり用の薬草を採取していく
ダンジョンで同じような事をすると攻撃性に富んだ魔石ができるのだが危険なのですぐに知り合い処分してもらうよう渡したのはいい思い出だ。
その魔石を核として武器を作ったとかなんとかいっていたが何も苦情がないので扱えているのだろう。扱いきれないような人に渡したわけでは無いので大丈夫だろう
ふと休憩中に思い出しながら水分と塩分を補うために用意したお茶を飲んでいる。少し離れた場所では採取時にちょいちょい説明しながら魔石生成・精製の方法を教えたのを実践してみようと四苦八苦している研究員が数人いる。
実は懸賞に着いてきたのは代表だけではなくその部下たちも着いてきた
採取の邪魔をしなければそれでいいといいってくれた懐が深い友人たちには感謝しなければならないと思いつつそろそろそろそろ時間であると考えて移動を開始する。片道1時間の道のりを来た道と違うルートで移動しながら友人たちにプレゼントする薬草や果物を採取しつつ集合場所へ
同じように考えていたのかついた時にはすでに戻ってきていた人もいた。と言うか、はじめての場所だからと余り移動しなかった人がいたらしい
穴場なので集合場所付近をうろうろするだけでも結構いい薬草を採取できるので問題なかったようで喜んでくれている
「良い場所だけど一人ではちょっと」
「初めてならもうちょっと楽な場所に行くかな一人なら」同意はする。今回は団体だったので他人に迷惑がかからない場所と言う事でここにしたのだ。各自目的の薬草を得れたようで今日はこれにて解散となり寮に帰る
薬草手入れなどは学校の設備でできる。それに外泊届けが受理されなかったと言う理由もあったりする
「では」と研究員とは駅で別れて半日で寮に戻る




